ホルテンさんのはじめての冒険 [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | ギタ・ナービュ, ベント・ハーメル, ボード・オーヴェ, ビョルン・フローバルグ |
稼働時間 | 1 時間 30 分 |
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商品の説明
生真面目なホルテンさんが、定年退職のその朝に大遅刻!
果たしてホルテンさんを待ち受ける運命は?―ちょっと可笑しくて心温まる物語―
『キッチン・ストーリー』のベント・ハーメル監督が贈る心温まる人間讃歌。
”第2の主役”ノルウェー鉄道「ベルゲン急行」
首都オスロと世界遺産の港町ベルゲンを結ぶ全長489kmの鉄道。
ホルテンさんが握るマスコン(アクセル)の列車は、ベルゲン急行の最新鋭車両
”シグナチュール”。この区間は世界最古の旅行会社トーマスクック社(英国)の
国際時刻表編集部が推薦する「ヨーロッパ鉄道景勝ルート」に毎年選ばれている。
2008年度アカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表作品
2008年カンヌ映画祭ある視点部門出品 パルム・ドッグ賞特別賞受賞<犬のモリー>
【映像特典】
○ホルテンさんが運転するベルゲン急行をフォトジャーナリスト櫻井寛氏が徹底解説する「ベルゲン急行の魅力」を収録
○日本版劇場予告
○日本版TVスポット
○オリジナル劇場予告
○ベント・ハーメル監督によるプロダクション・ノート(静止画)
【アウターケース仕様】
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.4 x 13.6 x 1.8 cm; 181.44 g
- EAN : 4988104050892
- 監督 : ベント・ハーメル
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 30 分
- 発売日 : 2009/7/24
- 出演 : ボード・オーヴェ, ギタ・ナービュ, ビョルン・フローバルグ
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B0029S98RC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 159,530位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
4 星
心温まる映画
ノルウェーの映画は珍しい。また、鉄道員が主役となればなおさらだ。ノルウェーは10年ほど前に訪れたがホルテンさんの住んでいたベルゲンは雨の多い所であった。見覚えのある風景が懐かしかった。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ノルウェーの映画は珍しい。また、鉄道員が主役となればなおさらだ。ノルウェーは10年ほど前に訪れたがホルテンさんの住んでいたベルゲンは雨の多い所であった。見覚えのある風景が懐かしかった。
ノルウェーの映画は珍しい。また、鉄道員が主役となればなおさらだ。ノルウェーは10年ほど前に訪れたがホルテンさんの住んでいたベルゲンは雨の多い所であった。見覚えのある風景が懐かしかった。
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2020年1月20日に日本でレビュー済み
毎日早起きする熟練した機関車運転士オッド・ホルテン。
勤続40年で定年の67歳になり今週末の土曜日を最後に引退します。
その前夜シルバー機関車賞をもらい仲間がお祝いしてくれます。
翌朝ホルテンは寝過ごしてしまい最後の乗務に遅刻します…
ホルテンさんは独身?子供もいない?部屋にいるのは鳥が一羽でした。
父親は幼い頃に消えてしまい老いた母親は施設にいます。
ホルテンはヨットを手放します。
新しいパイプも買います。そのたばこ屋の主人トゥーゲルセンが他界したことを奥さんから知らされます。「死も人生の一部」
路上で寝ていた元外交官シッセネールと知り合います。
「人生は手遅ればかり」「その通り」「しかし逆に考えれば何だって間に合う」「人生は短い」
そのシッセネールも亡くなってしまいます。
シッセネールは人生を偽っていました。
ホルテンの母親ヴェラはジャンプ選手でした。ホルテンはジャンプをする勇気がなく母親を失望させ後悔しています。
映画の最後に「亡き母とすべての女性スキージャンパーに捧ぐ」と出ます。
ホルテンの母親は国際大会に出場したかったのですが女子は許されませんでした。
「嘆かわしい一体どんな社会だ」とシッセネールは言います。
監督が脚本も製作も手掛けています。監督の実体験なのでしょうか?
ホルテンは退職後も制服制帽のままでした。
出会う人たちにより今までのそしてこれからの人生を考えます。
地球誕生前の隕石。まだ旅は終わっていません。
ホルテンは47億年前の隕石をポケットにジャンプ台に立ちます。
自身の後悔とシッセネールの夢も犬のモリーと叶えてあげます。
ラストはホルテンさんにも幸せが訪れたようで安心しました。
悪人も犯罪も出てきません。
ほのぼのして「くすっ」と笑える場面も多いです。
勤続40年で定年の67歳になり今週末の土曜日を最後に引退します。
その前夜シルバー機関車賞をもらい仲間がお祝いしてくれます。
翌朝ホルテンは寝過ごしてしまい最後の乗務に遅刻します…
ホルテンさんは独身?子供もいない?部屋にいるのは鳥が一羽でした。
父親は幼い頃に消えてしまい老いた母親は施設にいます。
ホルテンはヨットを手放します。
新しいパイプも買います。そのたばこ屋の主人トゥーゲルセンが他界したことを奥さんから知らされます。「死も人生の一部」
路上で寝ていた元外交官シッセネールと知り合います。
「人生は手遅ればかり」「その通り」「しかし逆に考えれば何だって間に合う」「人生は短い」
そのシッセネールも亡くなってしまいます。
シッセネールは人生を偽っていました。
ホルテンの母親ヴェラはジャンプ選手でした。ホルテンはジャンプをする勇気がなく母親を失望させ後悔しています。
映画の最後に「亡き母とすべての女性スキージャンパーに捧ぐ」と出ます。
ホルテンの母親は国際大会に出場したかったのですが女子は許されませんでした。
「嘆かわしい一体どんな社会だ」とシッセネールは言います。
監督が脚本も製作も手掛けています。監督の実体験なのでしょうか?
ホルテンは退職後も制服制帽のままでした。
出会う人たちにより今までのそしてこれからの人生を考えます。
地球誕生前の隕石。まだ旅は終わっていません。
ホルテンは47億年前の隕石をポケットにジャンプ台に立ちます。
自身の後悔とシッセネールの夢も犬のモリーと叶えてあげます。
ラストはホルテンさんにも幸せが訪れたようで安心しました。
悪人も犯罪も出てきません。
ほのぼのして「くすっ」と笑える場面も多いです。
2017年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今年 今まで見た中で一番良かったです。
写真のシーン有ったかな?
写真の犬の表情を見るといい顔してる。。、この犬ががキーワードになる?
と、思いそうですが、そんな事は有りません
主人公の男性の話です
写真のシーン有ったかな?
写真の犬の表情を見るといい顔してる。。、この犬ががキーワードになる?
と、思いそうですが、そんな事は有りません
主人公の男性の話です
2016年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何回観てもしみじみいいなと思う。細部に新しい発見があります。
2011年2月13日に日本でレビュー済み
こりゃまた変な映画だ。
変なのだが、妙な味があって、けっこうはまる。
見終わってみればけっこう満足、という不思議な映画。
ホルテンさんはノルウェーの首都オスロと第2の都市ベルゲンを結ぶベルゲン鉄道の運転士。
ベルゲン鉄道は一部フィヨルド観光のルートになっていて有名である。
67歳でもうすぐ定年のホルテンさん、ひたすら真面目に仕事一筋でやってきた地味で内気な人物。
ずっと独身で、幼くして去った父親は記憶になく、今は認知症で施設にいる母と二人だけの孤独な人生である。
テーマは一言でいえば「老い」か。
だからトーンはもの哀しい。
が、定年直前に、ちょっとしたことから歯車が狂いだし、
何かにつけおかしな展開になっていって、そこに笑いが入り込む。
脈絡なしに、むしろもの悲しい背景に入り込むとぼけたユーモア。
脈絡なし、というのはそもそも笑いの条件の一つかもしれないにしても、
いささか虚を突かれてシュールである。
そういえばこのとぼけた、ずれた感じは、前に見たノルウェーの短編映画にもあった。
ノルウェー的、あるいは北欧的なものだろうか。
で、そうこうして奇妙なハプニングが次々起こる中で、
ホルテンさんは今までの人生を見直さずにはいられなくなる。
冒険を恐れて地味で無難な道を選んできたこと、
そのために愛する母親を失望させたこと。
そして、新しい人生と向き合おうとする。
と、パターンとして書いてしまうと、ありがちに聞こえてしまうが
(パトリス・ルコントの『列車に乗った男』などもちょっと似ているかもしれない)、
見ている分には、たとえばハリウッドの映画とはだいぶ雰囲気が違って、
そのユニークさを楽しめると思う。
ペーソス漂う中にほのかな笑いを忍び込ませた、静かな、味わいのある映画である。
変なのだが、妙な味があって、けっこうはまる。
見終わってみればけっこう満足、という不思議な映画。
ホルテンさんはノルウェーの首都オスロと第2の都市ベルゲンを結ぶベルゲン鉄道の運転士。
ベルゲン鉄道は一部フィヨルド観光のルートになっていて有名である。
67歳でもうすぐ定年のホルテンさん、ひたすら真面目に仕事一筋でやってきた地味で内気な人物。
ずっと独身で、幼くして去った父親は記憶になく、今は認知症で施設にいる母と二人だけの孤独な人生である。
テーマは一言でいえば「老い」か。
だからトーンはもの哀しい。
が、定年直前に、ちょっとしたことから歯車が狂いだし、
何かにつけおかしな展開になっていって、そこに笑いが入り込む。
脈絡なしに、むしろもの悲しい背景に入り込むとぼけたユーモア。
脈絡なし、というのはそもそも笑いの条件の一つかもしれないにしても、
いささか虚を突かれてシュールである。
そういえばこのとぼけた、ずれた感じは、前に見たノルウェーの短編映画にもあった。
ノルウェー的、あるいは北欧的なものだろうか。
で、そうこうして奇妙なハプニングが次々起こる中で、
ホルテンさんは今までの人生を見直さずにはいられなくなる。
冒険を恐れて地味で無難な道を選んできたこと、
そのために愛する母親を失望させたこと。
そして、新しい人生と向き合おうとする。
と、パターンとして書いてしまうと、ありがちに聞こえてしまうが
(パトリス・ルコントの『列車に乗った男』などもちょっと似ているかもしれない)、
見ている分には、たとえばハリウッドの映画とはだいぶ雰囲気が違って、
そのユニークさを楽しめると思う。
ペーソス漂う中にほのかな笑いを忍び込ませた、静かな、味わいのある映画である。
2009年8月20日に日本でレビュー済み
線路脇のアパートに小鳥と住み、長年変わることなく日々を過ごしてきた67歳の生真面目な男の話である。傍から見たら退屈な人生かもしれない。が、彼には勤続40年の仕事が人生そのものであり、全てであったはず。ところが、大事な定年退職の日に大遅刻したあげく、混乱して職場から逃げ出してしまうのである。
若い人には、無理にお勧めできない。映画から何かを得たいと期待が大きい方にも向かないかもしれない。これは、人生半ばを過ぎてこそ実感できる大人の作品だからである。
予測不可能な数々の出来事に遭遇した時のホルテンさんの穏やかな困り顔がいい。特に可笑しかったのは、空港での事件! 台詞やアクションではなくシチュエーションで多くを語る作品なので、散りばめられたユーモアなど見逃さないように観たい。思わぬメイド・イン・ジャパンも発見できる。
最後に出会った不思議な老人は、47億年も宇宙を旅して来てまだ旅の途中だという隕石を見せて、「何事にも遅すぎることは決してない」と告げる。最初は、運転士の制服を着て出かけたホルテンさん。今まで身に着けてきたものを少しずつ脱ぎ捨てていくように、冒険の途中で、愛用のパイプを失くし、帽子を置き忘れ、肩の階級章を自ら外して、プールで泳いだ後には、何故かハイヒール?
そして、ジャンプ!
67歳の男の物語である。老いや死の気配も漂わせつつ、勇気を出して新しい一歩を踏み出した歩みが力強い。
若い人には、無理にお勧めできない。映画から何かを得たいと期待が大きい方にも向かないかもしれない。これは、人生半ばを過ぎてこそ実感できる大人の作品だからである。
予測不可能な数々の出来事に遭遇した時のホルテンさんの穏やかな困り顔がいい。特に可笑しかったのは、空港での事件! 台詞やアクションではなくシチュエーションで多くを語る作品なので、散りばめられたユーモアなど見逃さないように観たい。思わぬメイド・イン・ジャパンも発見できる。
最後に出会った不思議な老人は、47億年も宇宙を旅して来てまだ旅の途中だという隕石を見せて、「何事にも遅すぎることは決してない」と告げる。最初は、運転士の制服を着て出かけたホルテンさん。今まで身に着けてきたものを少しずつ脱ぎ捨てていくように、冒険の途中で、愛用のパイプを失くし、帽子を置き忘れ、肩の階級章を自ら外して、プールで泳いだ後には、何故かハイヒール?
そして、ジャンプ!
67歳の男の物語である。老いや死の気配も漂わせつつ、勇気を出して新しい一歩を踏み出した歩みが力強い。
2013年7月6日に日本でレビュー済み
定年を間近に控えたノルウェーの鉄道運転士ホルテンさんは定年退職のその日に人生初めての遅刻をしてしまう。。。
冒険というほどのことはないのだが、あちこち行くホルテンさん。そこで会話を交わす人々は皆ホルテンさんと同じ高齢者。最後まで見ていくとホルテンさんの冒険とは死へ向かう老後の人生のことなのだと感じた。のんびりほんわかしているが、この映画は死生学を考える映画なのだと思う。
冒険というほどのことはないのだが、あちこち行くホルテンさん。そこで会話を交わす人々は皆ホルテンさんと同じ高齢者。最後まで見ていくとホルテンさんの冒険とは死へ向かう老後の人生のことなのだと感じた。のんびりほんわかしているが、この映画は死生学を考える映画なのだと思う。
2015年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
邦題から想像するような、おっちょこちょいが主人公のベタなドタバタ喜劇とはちがいます。
暗く寒々しい冬、夜のシーンが圧倒的に多く、いたって常識的な主人公が連続して巻き込まれるエピソードは、どれも微妙にシュールです。
ただ、可愛らしい笑いの中にも「老い」「死」「孤独」と正面から向き合いながら新しい人生に踏み出していく、
というポジティブなテーマが、ストーリーの中心にしっかりと貫かれています。
また、登場人物が普通にいい人ばかりなので、見終わった後はなんとなく暖かい気持ちになります。
邦題は、「ホルテンさんの定年」「ホルテンさんの遅刻」
の方がまだ内容に合ってる気がするのですが、どうでしょう?
暗く寒々しい冬、夜のシーンが圧倒的に多く、いたって常識的な主人公が連続して巻き込まれるエピソードは、どれも微妙にシュールです。
ただ、可愛らしい笑いの中にも「老い」「死」「孤独」と正面から向き合いながら新しい人生に踏み出していく、
というポジティブなテーマが、ストーリーの中心にしっかりと貫かれています。
また、登場人物が普通にいい人ばかりなので、見終わった後はなんとなく暖かい気持ちになります。
邦題は、「ホルテンさんの定年」「ホルテンさんの遅刻」
の方がまだ内容に合ってる気がするのですが、どうでしょう?