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動画サイトでこのアルバム収録の「水の星へ愛をこめて」を使用した動画を見て、こういうのもあるのかと興味を持ちましたが、評価が微妙だったので購入するか迷いましたが購入。
しかし、聴いてみると全体的に自分には合わない感じで、即投げだしていたのですが、購入から1年半くらい経って、あらためて聴いてみることにしました。
購入時と違って、こういうものだと分かって聴いてみるとまた少し評価は変わりました。
しかしながら気に入るかというと、やはり自分には合わないという感じです。
全体的に基本は原曲のアレンジなのですが、方向性が良くない。もっといえば歌詞と合っていない。
歌詞の内容なんて関係ないかの如く、1曲目のポップな「翔べ!ガンダム」からズッコケ、「哀戦士」などはゲームミュージックの如くピロロピロ。
「めぐりあい」は重々しく良い感じに始まったかと思えば、歌い手さんのクセが強すぎて段々と聴くに堪えない状態に・・・。
他の方のレビューにあった音程の狂ったカラオケってコレのことかなぁと（笑）
よくワザとメロディーから歌詞を外しながら歌うあの感じをさらに顕著にした感じです。
この曲は原曲自体もメロディラインが演奏されないのでアレンジされた伴奏だけだと正直何の曲なのか分からない。
歌い手さんにも原曲そのままのメロディラインで唄ってとまでは言いませんが、さすがにちょっと・・・という感じでした。
あと聴いていて思ったのは、歌のひどさ（失礼）に対して全体的に曲のアレンジそのものは悪くないなと感じたことです。
そもそも昔のベッタベタの歌詞の付いたアニソンをお洒落な感じにアレンジしてやろうというのが間違いなのです。
最初に方向性が良くないと書きましたが、アレンジの方向性よりも、原曲の歌詞、合っていないアレンジとメロディラインに乗らない外した歌い方、それぞれが別方向を向いた感じなんですね。
歌を表に出さず、アレンジ曲らしい演奏のみのアルバムなら悪くなかったと思います。
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