内容紹介
「(聴いていると)様々な周波数でマッサージしてくれるようなアルバムだ」
by リカルド・ヴィラロボス
モーリッツ・フォン・ オズワルド(ベーシック・チャンネル, リズム&サウンド)、マックス・ローダーバウアー(サン・エレクトリック, NSI)、ヴラディスラフ・ディレイ(LUOMO, Uusitalo)という、ベルリン・アンダーグラウンド三巨頭が一堂に会した奇跡のスーパーグループによるデビュー・アルバムが遂に完成!
全てのエレクトロニック・ミュージック・ファン必聴の傑作!!
●昨年7月の来日公演(代官山UNIT4周年記念イヴェント)も大きな話題になったMvOTだが、その頃から制作中と噂されていた作品。
十八番のミニマル・ダブありタンジェリン・ドリームばりのアンビエントなシンセありメタル・パーカッションあり、とバーント・ブリードマン&ヤキ・リーベツァイト「Secret Rhythms」シリーズにもどこか通じるような深遠なアプローチ。
昨年リリースされた、80年代のベルリンフィルによるラヴェルとムソルグスキーのマルチトラック録音を解体再構築した、モーリッツとカール・クレイグによる驚愕のアルバムは異例のロングセラーとなり、2008年の年間ベストアルバムにも多数選出されている。
アーティストについて
<モーリッツ・フォン・ オズワルド・トリオとは?>
モーリッツ・フォン・ オズワルド:
1993年、マーク・エルネストゥスと共に独ミニマル・テクノ不滅の金字塔となったプロジェクト、ベーシック・チャンネルを立ち上げ、ダブ/レゲエにより深く傾斜したユニットであるリズム&サウンドと共に、後続に計り知れない影響を与える。
昨年、世界随一のクラシック・レーベルである独グラモフォンからリリースされたカール・クレイグとのコラボレーションも絶賛を浴びた。
ヴラディスラフ・ディレイ:
1990年代末にベーシック・チャンネル直系のチェイン・リアクションからのリリースで一躍注目を集め、その後も独自のミニマル・ダブを追求し続けるフィンランド出身のアーティスト。
ヴォーカルを取り入れ、よりダンサブルなハウス志向を見せるLUOMO名義の作品でも人気を博している。
マックス・ローダーバウアー:
1990年代を通じ、ベルリンのユニット、サン・エレクトリックのメンバーとして、R&S/Apolloからアンビエント・テクノの傑作を数多く発表。
現在は、トビアス・フロイントと新たなユニットNSI(Non Standard Institute)を結成し、ルチアーノ主宰のCadenzaやフィンランドのSahkoなどからエクスペリメンタルなミニマル作品をリリースしている。