内容紹介
初期サン・ラー・アーケストラのトランペット奏者フィル・コーラン、その8人の息子たちによって結成されたシカゴの超弩級ブラスバンド!
モス・デフやエリカ・バドゥとの共演、マッドネスのサポート等でも俄然注目を集め、ジャイルス・ピーターソンも絶賛するヒプノティック・ブラス・アンサンブルによる初のオフィシャル・リリースとなるフル・アルバムが、いま最も面白いロンドンのレーベル Honest Jon's から登場!
ジャミロクワイのパーカッショニストとして知られるソラ・アキンボラとUKのジャズ・ファンク・バンド、ヘリオセントリックスを率いるマルコム・カット、という2人の凄腕ドラマーを迎えて録音された、破天荒なエネルギーと洗練が同居する凄まじい快作!
★ゲスト参加:フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、トニー・アレン、デーモン・アルバーン(ブラー)
●彼らの父親フィル・コーランは60年代シカゴ前衛ジャズの拠点だったAACMの設立メンバーの一人としても有名、という血筋のせいもあってか、ニューオリンズのブラスバンドとは一味違った多角的なアプローチによる自在なアンサンブルが素晴らしい。
●2005年にロンドンのタルボット・ロードの街角で彼らが演奏していたのを偶々聞きつけたHonest Jon'sのオーナーとの出会いによって、ちょうどレーベルが準備していたトニー・アレンのリミックス・アルバム『Lagos Shake』への参加が決まり、アレンのドラムラインに合わせてHBEが作った「Sankofa」が収録された。本作の録音は、2008年10月、メンバーがナイジェリアのラゴスへの旅からシカゴに帰る途中に立ち寄ったロンドンのスタジオで3日間にわたって行われた。
レッチリのフリーが、スタジオに置いてあったクラッシュのポール・シムノンのベースで1曲(M4「Ballicki Bone」)弾いてしまったというウソのようで本当のエピソードもある!
アーティストについて
Hypnotic Brass Ensemble:
Gabriel Hubert (Hudah) - trumpet
Saiph Graves (Cid) - trombone
Tycho Cohran (LT) - sousaphone
Amal Hubert (Baji) - trumpet
Jafar Graves (Yosh) - trumpet
Seba Graves (Clef) - trombone
Tarik Graves (Smoov) - trumpet
Uttama Hubert (Rocco) - euphonium