このゲームはジャンル分けするとギャルゲーになってしまうのだろうけど、
私がプレイして感じたこのゲームの主題は恋愛ではなく圧倒的に友情だった。
CLANNADをプレイした後、こんな泣けるゲームに巡り合うことは
もうあまりないだろうと思っていたけれど、
違うテーマで大いに泣いた、笑った、心が震えた、感動した。
最近人間関係の問題が多いけれど、人付き合いのあり方、
仲間がいることのありがたさ、ときには厳しさ、哀しさを
教えてくれるとてもいい作品だと思う。
反面、純粋に男女の恋愛観を楽しみたい方には少し物足りなく感じるかもしれない。
この作品においての恋愛は、
たくさんある人付き合いのあり方の一つでしかないように感じた。
また、同時にこの作品は主人公の成長物語でもある。
たくましく生きるために必要な本当の強さとは何なのか、
それを私に教えてくれた。
そして、学生生活から遠ざかってしまった方の
青春をまた思い出させてくれると思う。
リトルバスターズは不滅だ!