読み切り小説はあまり好みのモノがなかったが、沢木耕太郎の『白い鳩』といういじめを描いた短編は、少年時代の古傷を思い出させた。同じような経験をしている人も多いだろう。
特集は二つ。「夏休みには、読書を!」とか「鉄道にノルノル、鉄道をヨムヨム」。
読書の方は、宮部みゆきの読書遍歴が面白かった。同世代(といっても彼女よりも10年ぐらい若いけど)のようで、似たような本を読んでる。
鉄道の方は、平松洋子の「都電日和」。学生時代、何回か乗った都電。面影橋って駅はまだあるのかしら。
そのほかでは、西川美和の「蔵書の掟」は、本好きの共通の悩みかな。
伊藤まさこの食いしん坊のためのおいしい本たちというのもいい。
ただ、最も読ませたのは川本三郎の妻を偲ぶエッセイ。二人の愛情の深さが伝わる。
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yom yom (ヨムヨム) 2009年 07月号 [雑誌] 雑誌 – 2009/6/27
今号の読み切り小説
初登場
道尾秀介「夕霞」
夕暮の空に響く子供たちの歌声、ケースに飾られたふたつの頭蓋骨――なぜ私はこんなところにいるのだろう?
堀江敏幸「波打つ格子」
不思議な建物の写真のポストカード。その裏面に記された謎めいた詩。数十年の時をこえた探索が始まる。
特集1 夏休みには、読書を!
夏恒例の「新潮文庫の100冊」フェアもスタートしました。
暑い夏こそ、熱い読書を。
宮部みゆき 「小遣いをやりくりして買うなら、本を」
ブックガイド こんな日には、こんな時には、こんな本がお薦めです。
特集2 鉄道にノルノル、鉄道をヨムヨム
阿川弘之 鉄道閑話――話は満鉄から始まる
酒井順子 鉄と油の二泊三日
初登場
道尾秀介「夕霞」
夕暮の空に響く子供たちの歌声、ケースに飾られたふたつの頭蓋骨――なぜ私はこんなところにいるのだろう?
堀江敏幸「波打つ格子」
不思議な建物の写真のポストカード。その裏面に記された謎めいた詩。数十年の時をこえた探索が始まる。
特集1 夏休みには、読書を!
夏恒例の「新潮文庫の100冊」フェアもスタートしました。
暑い夏こそ、熱い読書を。
宮部みゆき 「小遣いをやりくりして買うなら、本を」
ブックガイド こんな日には、こんな時には、こんな本がお薦めです。
特集2 鉄道にノルノル、鉄道をヨムヨム
阿川弘之 鉄道閑話――話は満鉄から始まる
酒井順子 鉄と油の二泊三日
商品の説明
この雑誌について
新潮文庫からヨムヨム雑誌
登録情報
- ASIN : B002DGGFTE
- 出版社 : 新潮社; 季刊版 (2009/6/27)
- 発売日 : 2009/6/27
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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