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ブラッド・フロム・スターズ

3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

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新品 中古品
CD, 2009/8/26 1枚組
¥2,500 ¥750

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商品の説明

稀代のSSW/グラミー賞プロデューサーが挑むブルース・アルバム

アーティストとして20年以上のキャリアを誇り、プロデューサー/ソングライターとしても、エルヴィス・コステロ、エイミー・マン、マドンナらのプロデュースを手がける才能あふれるミュージシャン、ジョー・ヘンリー。中でも2002年のソロモン・バーク『ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー』では見事グラミー賞を獲得している。ロック、カントリー、フォーク、果てはトリップ・ホップ、ジャズ、ソウルまで、幅広いスタイルを自在に操るジョー・ヘンリーだが、最近2作のプロデュース・ワークであるアラン・トゥーサン、ランブリン・ジャック・エリオットに影響され、11枚目でなんと新機軸のブルースに挑戦!”都会的””洗練”といった彼のトレードマークを捨て、本人も「もっと感情がストレートに伝わる、荒削りで、未完成な良さがある作品」と称する作品が完成した。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.2 x 12.2 x 1.1 cm; 140.61 g
  • メーカー ‏ : ‎ SMJ
  • EAN ‏ : ‎ 4547366049350
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 1 分
  • レーベル ‏ : ‎ SMJ
  • ASIN ‏ : ‎ B002EBDMNA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「Scar」から始まった傑作アルバム連発は、玄人と評論家筋を巻き込んで「Civlians」までほとんどが年間ベストにあげられている。事実、傑作揃い。音楽評論家の渡辺亨さんがInvitationで「Tiny Voices」を取り上げていて、そこからは僕はどっぷりハマって行った。それでも「Civlians」には、すこし?マークが個人的についたのも事実。ダビーなエフェクトの効いた音世界を期待していたのに対して、「Civlians」は、まっとうなシンガーソングライター然としたアルバムだったからだ。それでも出すアルバム出すアルバムが毎回評価が高いと、新譜については大抵懐疑的な気持ちで購入するのが常となる。音楽好きなら尚更だ。そんなアーティストの一人、ジョー・ヘンリーは果たして、今回はどう打って出るのか?

この「Blood From Stars」は、前作の歌モノ世界に「Scar」のジャズ風味を足して、また新しい音世界を築き上げた傑作だ。マーク・リーボウがフリーキーなギターを弾けば、息子であるリヴォンのサックスは縦横無尽に駆け巡る。歌詞はブルースのようにリバースが多いが、その歌詞の深淵さは最近の音楽では類を見ない、巧みな歌詞だ。

前作を製作する前にプロデュースしたアルバムがラウドン・ウェインライトにメアリー・ゴーシェイ。つまりはソングライターたちの作品だ。このアルバムの前にプロデュースしたアルバムがランブリン・ジャック・エリオット。つまり、今回のアルバムのテーマはブルース。その時々のプロデュースアルバムが自身のアルバムのモチーフになる。そう考えれば前作のアルバムのテーマもよく分かる。今回は、ジョー・ヘンリー流のブルース・アルバム、と言っていいのではないだろうか?

また、ジョー・ヘンリーは、マルケスなどを読む読書家であり、端正な文章を書く。英語に疎いならば国内盤を購入して、ライナーを読んでみる事をお勧めする。前作「Civlians」は、ソングライティングに重きを置いた作品であり、その歌詞が特に重要で、中でも「Our Songs」は、アフター9・11のアメリカを描いた感動的な歌、であり、おそらくそれが評論家の人々の間でも高評価を得た、ひとつの要因だと思う。

今年のベストアルバム候補に挙げられるのは間違いない傑作。誰もが手放しで褒めるでしょう。音楽が好きならば、まずは必聴。このアルバムから前のアルバムに遡るのもいいかもしれない。聴いてみて下さい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月4日に日本でレビュー済み
アメリカ音楽のいいところを音響効果を使わずにぜんぶ集めたかのような、渋い作品。近年の彼の名盤 Fuse [ENHANCED CD ] Scarタイニー・ヴォイシズCivilians のなかでも、最も飾り気がなく、SSW、ブルース・マンとしてアメリカのルーツ・ミュージックへの原点回帰を遂げています。
ランディ・ニューマン、トム・ウェイツの強い影響下にあることは否定できないでしょう。前回が完全にトム・ウェイツなら、今回はランディー・ニューマンのほうに若干シフト。でも、彼独自の鷹揚なやり方、でも周到に計算されたアレンジで、最近のプロデュース
I Believe to My SoulThe Bright Mississippi から得た成果としてニューオリンズ・サウンドをも取り入れながら、30〜50年代のアメリカ・ルーツ・ミュージック ア・ストレンジャー・ヒア をメロウでソウルフルに昇華しています。

今回の歌詞も、哲学的で文学的な歌詞です。

近年の彼自身の作品、プロデュース作品に心酔してきた人間をさらに心酔させる、現代ポピュラー音楽の良心が結晶した大名盤。

ジャケットの写真は今回もセンスがいいですね。

輸入盤にも歌詞はついていますが、でも、日本盤はボーナストラックとしてデモが一曲ついています。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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