美しく 美しく ただただ 美しい
色々な音が青みを帯びて、水面を漂う
波紋がゆっくりと広がる宇宙
そんなアルバムだ。
ILLの最高傑作!などど謳うと、ナカコーに気味悪がられるだろうな。
なんせ、これでまだまだ「完成形」ではないと本人が言っているようだし。
とにかく、ナカコーの音楽に対する真摯な姿勢は、全音楽ファンに必ず受け入れられるはず。
サイケやバラードやロックやエレクトロニカやらダンスやらなんやらがILLサウンドで再構築されている。
まさに21世紀型ミュージック「らしい」音楽。
隙がまったくない。
計算とアイディアとが見事に融合されている。
基本スタイルが確立した今
「次は強引にいこう」と本人が言っているようです。
これでもILLの快進撃はまだ始まったばかりなようです。
いやぁ、すごいです。
すでに次回作に期待!