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二枚組でこのお値段。
快楽系が嫌いでなければ損はないと思います。値段分の聴きごたえは十分あるでしょう。おススメです。
まあ、シリーズずっと聴いてると、またか……ってうんざり気味にならないでもありませんが、結局好きで聴いてるんでこのうんざりも快楽？？というか……（苦笑）
どこまでも深沢を好きだという和貴の気持ちがひしひしと伝わってきて、ちょっと切なくなってしまいました。
和貴ってちょっとおかしい清澗寺一家の中でも、結構真面目でまともな人物。
真面目だけれど、実は自卑気味で、自分は深沢にいつか捨てられるとビクビクしている。
でも表面の態度は深沢を突き放してみたり。
そのギャップが単純に可愛く思えてくる。
野島さんの切なげな独白が雰囲気を盛り上げてくれるんですね。
そして、深沢ＣＶの小西さんはいかにも深沢！ 陰ながら当主を支える声タイプにぴったり。
深沢も和貴と同じように、和貴のことを狂いそうに想っている。
その独白をする小西さんの声が、もうちょっと時代がかっていて、真摯で、ああ男の告白！
ちなみに、ＣＤのジャケットのブックレットはいたって普通です。
ショートショートがついているぐらい。
特典的なものはないけれど、二枚とも内容が濃厚なので満足できると思います。
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