ニューアルバムリリースのニュースを聞いて以来、期待半分心配半分で待っていましたが、聞いた後では、”1stから長かったけど、待ってて本当にヨカッター!”でした。この作品でもう一度改めてMIKAのファンになったような気分です。 1stよりどうとか、つい思いがちですが、越えている部分はあると思います。印象的だったのは、曲にバラエティさがあることでしょうか。私的には、色々な映画的なシーンを見ているような面白さを時々感じました。青春映画だったり、ミュージカル映画或はファンタジー映画だったりとか・・・。そして、聞けば聞くほど味が出てくるように思います。 MIKA本人も、広い音域がいっそう魅力を増していて、これまでよりは、強いエモーションが感じられますね。メランコリックさが印象的。"I see you"なんてグッと胸にきます。また、彼ならではの”毒”もやはりありますね。まさに本人の言うところの、幸せと悲しさという相反するものがあるからなのでしょう。
”We Are Golden”って凄くインパクト大で、中毒性があって何度も聞きたくなります。”We are not what you think we are・・・”の部分は、聞いた後も暫く頭の中でリピート再生している感じ。ちょっぴり切なくなりながらも十代の頃の思いにウワーッと共感できて、そして何だかパワーを貰えたって気がしてくる不思議な歌。もしライブだったら絶対一緒に歌いたくなるだろうな。もうしっかりアンセムですね! ちなみに、これのPVには最初はちょっと驚くけれど、過剰なまでにカラフルな表現、というか、笑っちゃう位ぶっとんでいるのがナンだかいいな(笑)。モヤモヤが一気に吹き飛ぶみたい。