GAのアニメと言うことですが、原作の雰囲気を良く表現されていると思います。コミックスと内容的にはほぼ同じですが、アニメとしてカットインされている話はGAの良いとこ取りと言った感じですかね。
GA自体は「芸術家クラス(美術系)」高校に通うヒロイン達のちょっとした日常を描いたものですが、美術ネタを専門的な内容に偏らず、全く知識の無い人にもわかりやすい台詞等を使って作られているので、見ていて関心する部分もあり、作者の感性の良さからか、ほんわかする内容の話もあったりで安心して観られるアニメです。
爆笑する様な話では無いですが、青春臭さをスッキリと表現されていたりと、良い物語だと思います。
今回のお話は「文房具屋さんでの買い物」と「闇鍋(カオス鍋)」で、どちらも落ちが綺麗にまとまっています。たぶん、原作を読まれている方が殆どで内容は既知だと思われますが、ほんと、原作のイメージを崩さないと言うか、アニメにするならこれしかないと言った感じで私は好きでした。
ただ、アニメだからこそ、原作とは違った一面が見たいと言う方には物足りないのかも……まあ、そこは好みが分かれると思いますが、概ね、原作ファンの方ならお勧めしたいアニメです。