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プローディギウム
曲目リスト
1 | Desecrate |
2 | Nowhere |
3 | Divinity |
4 | Reality |
5 | Wailing Way |
6 | Cloudy Face |
7 | Sixoneeight |
8 | Remade |
商品の説明
Female fronted Heavy Rock/Heavy Metal band from Japan. More music can be heard at their MySpace site and their videos can be watched on their YouTube channel. HEAD PHONE PRESIDENT (HPP) is a Japanese Heavy Rock/Metal band that distinctively stands out among many others in the genre, and has been spreading their name throughout the music scene in and out of Japan. The front-woman, Anza, delivers beautiful yet painfully intense emotions, and with the raging heaviness and groove their stage performance is really overwhelming. The presence and dynamism of their music, combining tribal rhythm, beautiful melodies and raw emotions should surely blow listeners mind. HPP was born in 1999 centered around Anza and brothers Hiro and Mar (both on guitar). The first maxi-single 'escapism' released in December 2000 marked the number 1 position in the single chart of Tower Records Shibuya within 3 days of it went on sale. Moreover, they drew more than 300 people to the in-store live appearance on the date of release, something extraordinary for a debut of an independent band. Having released 3 maxi-singles, 2 EPs, 2 full-length albums and 2 DVDs to date, HPP has toured throughout Japan and played various festivals including 'LOUD PARK 08', 'ROCKSTAR TASTE OF CHAOS', 'INDEPENDENCE-D 07' and headlining appearance at 'ADDICT XX', sharing the stage with the likes of STORY OF THE YEAR, IN THIS MOMENT, SLIPKNOT and MUCC. Due to popular demands from fans, they have also toured the US, Sweden, Australia and Asian countries. Their long-waited new album 'Prodigium' is mastered at West West Side Music by Alan Douches (THE AGONIST, MASTODON etc).
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.4 x 12.8 x 1.2 cm; 95.25 g
- メーカー : Spiritual Beast
- EAN : 4571139011497
- オリジナル盤発売日 : 2009
- 時間 : 34 分
- レーベル : Spiritual Beast
- ASIN : B002LHGI5G
- 原産国 : 英国
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 507,782位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 12,160位ヘヴィーメタル
- - 127,834位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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女性ヴォーカルを擁する日本産ヘヴィロック・バンド、2009年発売ミニ・アルバム。といっても8曲入りで30分少々と、ボリュームは結構ある。
まず耳を引くのは、メタル分が大幅に増強されていることだろう。これまでなかったタイプの、いかにもなスラッシュ・リフや疾走パートなど、新境地を開拓した感がある。
Anza嬢の、儚げな歌唱から狂気じみた絶叫まで表現力豊かなヴォーカル。また楽曲自体も静寂パートと轟音パートの対比がより明確になっており、空間と緩急を自在に操っている。
束縛・怒り・慟哭・絶望・怨念・そして祈り。洗練された楽曲群でありながら、そうした生々しい感情が渦巻く、激しくも美しい作品。
ますます、ライヴを体験したくなったし、ANZAのパフォーマンスを生で観たい。そう思わせるバンドは、最近なかなかお目にかかれないかな。
日本のロックバンドとして、貴重な存在だと思う。
音質に関しても個人的には特に聴き苦しい点などは無く、非常に生々しい音で臨場感もあり、聴いていて気持ちいい。
ANZAのヴォーカルは時に激しく、時に妖しい呪文のようである。
へヴィでブルータルでありながらもその中に独特な美しさがある。
音はもちろんだが、世界観や雰囲気もへヴィで、ANZAのヴォーカルにも癖があるので好みは分かれるだろうが、中毒性が高く一度はまってしまうと病みつきになってしまうだろう。
DIR EN GREYやKORN(初期)が好きな人は聴いてみてはいかがだろうか。
個人的には「Divinity」から「Reality」の流れに鳥肌が立った。
ラテン語で「奇妙な出来事」を意味する。
HPPはバンドの転換点に立つたびにEPをリリースしてきた。
このときの「転換」を一言で表すなら「メタル化」である。
それが「奇妙な出来事」と思えたらしい。
LOUD PARK08の出演がきっかけで誤解されている方も多いようだが、
HPPのやっている音楽はメタルではなくヘヴィ・ロックだ。
規格化されたフォーミュラに縛られず感情表現に徹することができる反面、
いわゆる「キャッチーな」曲とは違うので(フックに欠けているのではない)
「なんだこんなもんか」と誤解したまま去ってしまうメタル耳の方も少なくない。
HPP史上もっとも「メタル」な本作でもそれは同様かもしれないが、
その世界観に浸るように、じっくりと聴いてみてほしい。
怒りと哀しみと絶望に囚われた、繊細で獰猛で美しいヘヴィ・ロックが聴ける。
01.Desecrate …異様にアグレッシヴでブルータルな曲。ライヴはこの比ではない。
02.Nowhere …PVにもなった。キャッチーかつコンパクトで劇的な代表曲。
03.Divinity …次曲のイントロだが、Anzaのスキャットが美しい。
04.Reality …最もメタル。激烈なリフ、のびやかな声、ツインギターが鳥肌もの。
05.Wailing Way …HPPらしいひねくれた展開の曲。徐々に激情に呑みこまれていく。
06.Cloudy Face …これもメタル寄り。わけのわからないドラムがおもしろい。
07.Sixoneight …自殺した友人に捧げられた、痛みと優しさと狂気に満ちた異常な曲。
08.Remade …地霊を鎮めるかのような「祈り」にも似た、呪術的で不思議な曲。
HPPがその本領を発揮するのは、他の素晴らしいバンド同様にライヴの場だ。
できるだけ足を運んでもらいたいが、まずは本作から聴くことをお薦めする。
スクリームを織りまぜたAnza嬢の強烈なヴォーカルで聴かせるヘヴィロックサウンドはそのままに
ヘヴィなところはより激しくなり、静寂パートやブレイクとの対比がいっそう極端に際立った。
やはり内的な痛みを感じさせるこの歌声は、聴いていて胸に突き刺さるようだ。