ジャケットからして、スゴく駄目ンズな中年黒人である。
恐らく自撮り棒使って撮影したものでしょうか?つーか、近いな!夜はサングラスを外しましょう!不審者と思われます!笑
音の感じはG_FUNKってゆうの、こうゆーの?一人でファンカデリックやってる感じですかねぇ〜
70年代後期ぐらいから、スライストーン、ティミートーマスなどのリズムボックスによる打ち込みで密室ファンクの潮流が生まれるんだけど、それを集めたコンピ【Parsonal space】にも陰鬱な日常や黒人とゆーアイデンティ、繰り返される人権運動の虚しさや、イガミ合うコミューンから解放される唯一の場所=ベットルームでの自慰行為とゆーか?脱力したファンタジーにシフトしたがってる黒人音楽の萌芽を垣間見ることが出来る。
その後、続いてくブラックミュージックの系譜でプリンスも完全にそれに該当するし、セオパリッシュ、ムーディーマンといったハウス系アーティストや一部のヒップホップにも同じ立ち位置を感じる。(ギッングスタラップとかぢゃないヤツね。)
そうやってコミューンの力を借りずとも音楽を作れるのは、テクノロジーの発達によるところだし、当然、アメリカ自身が歴史的過ちを認めざる負えず、彼等を一般市民として認め、解放しつつあるからだろう。
ま、差別の根強さは相変わらずで、つい最近までBLM運動が国内でもよく報道されてた。
結局、どぉ抗ってもアンチは次のアンチを生み出すわけで、真の平和を得たければ、対比すること自体から遠ざかるしかないわけで?
こうした密室で音楽を作り続けるアーティストが増えるのは極めて現代的だし、
白にも黒にも、その色別そのものに意味あんのかい?ってとこまで俯瞰してる人達の【無抵抗の抵抗】だし、引き籠る自由を主張、ちゃんと自慰してるって意味で、これはアンビエントミュージックなんだよな〜
この作品はいい意味でツクリが雑で隙間が多く、愛嬌があるのがいいところ!
創るのは一人だけど、パーティミュージックにもなってる。
即興的サイケデリックで、一般的にはNGで歪な快楽性もヨシとする。だってパーソナルな表現だし、公共に向けたものではないわけで、その面倒さから解放される為に 引き籠りながらも、たまーに彼女や友達呼んでピザ食ってダベるぐらいのアーティテュードが今時なのかも。(世の中がそんだけ酷いって裏返しなんだけど!)
ま、それ自体に悲観的要素は一切ないとゆーか、寧ろ熱狂的な何かと関わるより健康的だ。
身体にも気を使ってさ〜
オンラインヨガした後とかに聴くのがお薦め!