ビートルズに「動き」がある度に特集が組まれるレコードコレクターズ。
今回は09年09月09日に発売となったリマスター盤、その背景、さらにデジタルリマスタリングの歩みなどが書かれている。
どの執筆者による記事も非常に読みごたえがあり、新しい知識を授けてくれる。
とりわけ毎度楽しみにしている森山氏による曲解説だが、限られた時間内での試聴、原稿の締切など数多くの制約があったため「触り」程度で終わっているのが残念。
次号で詳しい解説が予定されているらしい。
また来月号も買わなくては・・・
というところで、本当は★4.5といったところか。
近い将来、同社から発売されている「ザ・ビートルズ・コンプリート・ワークス」も改訂または新装版が発売されることを願いたい。
解散から39年経った今も色褪せずファンをワクワクさせるビートルズ。
時代はレコードからCDへと変わり、音響技術もはるかに進歩を遂げている。
先日発売されたCDが「世界基準」の音となったが、あくまでも現時点での彼らの回答であり、最終回答ではないだろう。
本書のどこかに書かれていたが、ビートルズとリアルタイムで仕事をした人間がひとり減りふたり減り・・・と、今後は後追いのエンジニア達によってビートルズの作品が手直しされていくに違いない。
今号を読んでアナログにしかない良さ、裏を返せばCDには再現できない限界もあることを知った。
最新のテクノロジーによって生み出されたものが最良なのか?という疑問ももった。
今、無性にレコードでビートルズを聴きたい気分になっている。
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レコード・コレクターズ 2009年 10月号 [雑誌] 雑誌 – 2009/9/15
【特集】 リマスターで聞くビートルズ
1987年にまとめてCD化されて以来、音質向上が長く望まれてきたビートルズのオリジナル・アルバムが、ついに24ビットでデジタル・リマスタリングされました。しかも、今回は全作ステレオで、限定ボックス仕様とはいえモノラル・ミックスも全部揃う形でのリリース。ステレオとモノラルが“混在”していた1960年代の“音”をしっかりと追体験できることになったのです。今月号では、限定的ながらもリミックスからマッシュ・アップまで数々の試みがなされてきたビートルズCDの1987年以来の“歩み”を振り返りながら、その最新リマスターCDの音質、“改訂”箇所、限定紙ジャケなど、気になるポイントを徹底的にチェックします。
■ 音質、パッケージともに魅力的な白黒二つのリマスター・ボックス(和久井光司)
■ 90年代以降のプロジェクトの経験が生かされた待ちに待ったリマスター盤(大鷹俊一)
■ リマスター・プロジェクトに関わった二人に聞く(宮永正隆)
■ 最新版CD試聴報告~見えてきた09年リマスターの方向性(森山直明)
■ ビートルズが活躍した60年代に共存したモノラルとステレオの二つの完成品(犬伏功)
■ デジタル・リマスタリングの進歩と共に歩んできたビートルズ関連の復刻(武田昭彦)
■ ビートルズの“原点”でもある音源がデラックス・エディションで登場(三宅はるお)
■ 本誌増刊『ザ・ビートルズ・CDガイド』(浅野純)
【特集】 シカゴ
■ 触って楽しみたい! デビュー40周年記念SHM-CD紙ジャケ・コレクション(寺田正典)
■ ホーンズ重視の重厚なサウンドで時代をリードした全盛期の10年間(五十嵐正)
■ ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム 1969-1977(後藤幸浩)
■ デビュー以前のレパートリーから見えてくるシカゴの真実(伊藤秀世)
【特集】 ドニー・フリッツ
■ 来日公演を果たす、米スワンプ・ミュージックの名シンガー・ソングライター(小尾隆)
■ ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(遠藤哲夫)
■ 他アーティストへの提供曲18選(中村彰秀)
1987年にまとめてCD化されて以来、音質向上が長く望まれてきたビートルズのオリジナル・アルバムが、ついに24ビットでデジタル・リマスタリングされました。しかも、今回は全作ステレオで、限定ボックス仕様とはいえモノラル・ミックスも全部揃う形でのリリース。ステレオとモノラルが“混在”していた1960年代の“音”をしっかりと追体験できることになったのです。今月号では、限定的ながらもリミックスからマッシュ・アップまで数々の試みがなされてきたビートルズCDの1987年以来の“歩み”を振り返りながら、その最新リマスターCDの音質、“改訂”箇所、限定紙ジャケなど、気になるポイントを徹底的にチェックします。
■ 音質、パッケージともに魅力的な白黒二つのリマスター・ボックス(和久井光司)
■ 90年代以降のプロジェクトの経験が生かされた待ちに待ったリマスター盤(大鷹俊一)
■ リマスター・プロジェクトに関わった二人に聞く(宮永正隆)
■ 最新版CD試聴報告~見えてきた09年リマスターの方向性(森山直明)
■ ビートルズが活躍した60年代に共存したモノラルとステレオの二つの完成品(犬伏功)
■ デジタル・リマスタリングの進歩と共に歩んできたビートルズ関連の復刻(武田昭彦)
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■ 本誌増刊『ザ・ビートルズ・CDガイド』(浅野純)
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■ ホーンズ重視の重厚なサウンドで時代をリードした全盛期の10年間(五十嵐正)
■ ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム 1969-1977(後藤幸浩)
■ デビュー以前のレパートリーから見えてくるシカゴの真実(伊藤秀世)
【特集】 ドニー・フリッツ
■ 来日公演を果たす、米スワンプ・ミュージックの名シンガー・ソングライター(小尾隆)
■ ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(遠藤哲夫)
■ 他アーティストへの提供曲18選(中村彰秀)
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登録情報
- ASIN : B002N7FIYQ
- 出版社 : ミュージックマガジン; 月刊版 (2009/9/15)
- 発売日 : 2009/9/15
- Amazon 売れ筋ランキング: - 233,679位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年10月18日に日本でレビュー済み
THE BEATLESは、いまもバリバリ活動している・・・そんな錯覚をしてしまいますね!!この雑誌において、ビートルズと大滝詠一は別格だと本当感じます・・・その方面のファンが多いんだろうなあ!!ビートルズについての(BOX SET)内容は、おそらくファンの方であれば読み応え十分の内容・・・よくわからない私でも、本当凄いなあと感じてしまいます。白と黒のBOX SETはかなり売れ行き好調のようなので(あの値段なのに!)、そのファン層の深さ&広さを痛感させられますね・・・CDが売れない時代と言われるけど、良いものは売れるわけですね。他私的に大好きなデフレパードなんぞが、とりあげられています・・・こういうスタンスが、この雑誌の魅力なんだよなあ!!リイシューガイドのYESとSURVIVORは、見て読んで楽しかったですね。ビートルズファンの方であれば、間違いなく保存版の号です。