ジャケットやタイトル等からして、ハラハラドキドキを期待して観る人は
そう居ないでしょうが、自主制作感漂うユルーイZ級映画です。
ジャケットの怪獣をかなりデフォルメした感じの、着ぐるみ感丸出しの
巨大な(と言っても人間サイズ)ナマズ(なぜか緑色)が次々と人間を殺していきます。
手(ヒレ)で人間の腹をサラリと撫でるだけで肉を引き裂き、腸が飛び出て、絶命。
個人的に作品中で一番かわいいかなと思った女の子が真っ先に殺されてしまうのがちょっと残念でした。
所々に悪徳刑事の哀愁漂う語りみたいなのが挿入されますが、
最後はナマズが大量の麻薬を食べて、何故か爆発してしまいます。
とりあえず、ダメダメぶりを笑うという意味で楽しむことはできたと思います。