ワシリー カンディンスキー ロシア 【1866-1944】 積み上げられた藁を描いたモネの作品に衝撃を受け、30歳から本格的に美術を学び、抽象絵画の基礎を造り上げたカンディンスキー。作家としての自らのみならず、教育者・指導者としても美術界に尽力し、数多くの優れた論文や著作を残しています。音楽のアプローチ法を絵画に持ち込むなど、ロシア革命、ナチスの弾圧、第2次大戦等時代の激流に巻き込まれながらも常に芸術への情熱を失わず、生涯を懸けて積み上げた美術界への功績は、今なお人々に衝撃を持って語り継がれています。