劇場を逃してしまったのでDVDで鑑賞。
個人的には同時公開の『失われた肌』のほうがイチオシです。
ガエル初監督作品なので甘めに見て★4つですが
映画のあらすじで謳われているように
「メキシコの格差社会に対する眼差し」とまで言ってしまう
とちょっと言いすぎなような。メキシコを知らない人には
そこまで深読みできないんじゃ・・・?
1時間半もあるんだからもうちょっと掘り下げてほしかった
なーというのが正直なところかな?
でも演技以外の、彼のアタマの中が見えたようで嬉しかったです。
どっちかというとお金の心配をせずにのうのうと生きてきた
高慢で幼い一人の男の挫折というか内面を描く作品かも。
浮気者のラテン男の行く末は、鑑賞後
女としては水戸黄門的スッキリ感!こういうことって若いうちに
気付いた方が良いですね。。
でもガエル本人のキャラクターとは対照的なので
彼の演技力はやはりさすがとも言えます。
貧富の差の激しい国の上流階級の若者が集まってバカ騒ぎ。
あーーーこういうパーティーあるあるー!って感じです。
ああいう場所でservantを見下した振る舞いの友達には
個人的に引きますね。
ドロレス役の女優さん、すごい光ってます。
ガエルの妹役は日本人が演じるなら沢尻エリカちゃんとかが
やると良いかなーなんて思いました。