摩天楼オペラの世界観を余すことなくリアルに表現した1stアルバム『ANOMIE』から約6ヶ月、彼らの最新シングル『Murder Scope』はハードなヘヴイ・チューンに仕上がりました!
ドラマティックな怒涛の展開に加えてメンバーの高い演奏技術が曲のクオリティを増しています。スラッシュメタル寄りなサウンドにも関わらず、相変わらずメロディが綺麗なのはキーボードがいい味を出しているのと、ヴォーカルの表現力の多様さによるものかと思います。
雑誌で語られていましたが、この曲の歌詞の主人公は俗にいう「ヤンデレ少女」をテーマにしています。好きな人に対する純粋な恋心、嫉妬、失望などさまざまな感情に苦しむ女性が書かれています。苑(Vo.)いわく、「ある鬱アニメの女の子をイメージした」と話していたのも興味深かったです。
c/wの「COCOON」は初めて悠(Dr.)が骨組みの原曲をもってきたミディアムロックナンバー、マニアックな曲調とディープな雰囲気がカッコイイです。
DVD付きには本作のPVとライブDVD未収録の「ローンデイジー」、そしてマルチアングル仕様の「悲哀とメランコリー」が収録されています。
通常盤にはなんとライブDVDからのライブ音源が4曲も収録されています。
思わず初めて両パターン購入してしまいました・・・内容は大満足です。
ジャケットも幻想的で素敵ですので是非手に入れてみてください。