美形女性ボーカル、エミリー率いるハードロック・バンド、ヴァレンタインのデビュー・アルバム。スピード感溢れるテクニカルなギターリフがイントロから炸裂、キャッチーで聴きやすいメロディとボーカルがカッコイイ。日本盤のみ、ボーナス・トラック「トゥー・ファー・ゴーン」「ノー・ウェイ・アウト」収録。解説は川合純行氏。
「スピーカー中に気合の入ったリミッターの効いたサウンドが弾ける、ラスヴェガス出身のヴァレンタインは、紅一点のどんだけ美人なんだと思わずにいられないヴォーカルのエミリーを中心とした4人組の純度100%のメタルバンド。激しく歪んだギターのテクニカルなリフと上腕筋3倍増しでのドラムのフィルが息つく暇もなく炸裂するサウンドは圧巻、ベースはひたすら地を這う大蛇だ。そんな猛者を従えて歌うエミリーの意外に古典的でロマンチックなメロディーが孤高の佇まいで魅せる。ノンストップでイケイケな気分になれること間違いなしだが、電車の中で聞く時は音漏れだけでなく自分の声漏れにも要注意。」(高橋一路氏) --PLAYER (2010年3月号)和蘭のナルシスト貴公子じゃなければN.Y.のジャーニー・リスペクターでもない、’05年にラスベガスで結成され現在はL.A.を拠点とする4人組のデビュー作。一番のセールス・ポイントはやはりキュートな魅力を振り撒く紅一点シンガー:エミリー・エリス嬢の存在だろう。バンドを創設した中心人物である彼女の力強くも可憐な歌唱が溌剌と舞うモダンなハード・ロックはキャッチーかつパワフルなもので、NWOAHM にも通じるラウド/ヘヴィな質感とガールズ・ロック風味のポップな華やかさを両方持ち合わせているのが興味深い。細部にこだわった緻密なアレンジの中に高技巧なパッセージを忍ばせるバック陣の質も高い。(羽田幸一氏) --YOUNG GUITAR 2010年2月号VALENTINEの音楽を聴いたとき、まず思い浮かんだのはデビュー当時のIN THIS MOMENTだった。アップテンポでノリが良く、モダンでキャッチーなメタル。IN THIS MOMENTが2作目でいきなり方向転換してしまったのは残念だったが、その穴を埋めるかのごとくこのVALENTINEは登場した。むしろ大衆的なポップ・フィーリングや叙情的なギター・メロディという部分では、このVALENTINEの方が上かもしれない。(記事抜粋) --BURRN! 2010年2月号
2005年に女性ボーカリスト、エミリー・エリスを中心にラスベガスで結成されたロック・バンド。2008年にエミリーがL.A.に活動拠点を移動、クレイトン・ライアン(G/Ds)と出会い、メンバーを一新させて曲作りを始める。その後、ワープド・ツアーやテイスト・オブ・カオス・ツアーなどに出演、精力的にライヴを積み重ね、人気が急上昇。日本では2010年1月に、本国アメリカでは2月にアルバム『トゥデイ・イット・ビギンズ』でデビュー。
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