クアラルンプール在住のEuseng Setoによるソロプロジェクト、flicaの3rdアルバムが遂にリリース! 今回はセルフリリースです。本作はアンビエントやポスト・クラシカルを取り入れた、前作や前々作に比べると少しディープな内容になっていて、flicaのダークサイドを集約したというアルバムです。ストリングスのサウンドを大々的に取り入れた、ゆったりとした曲調のアンビエントが中心ですが、とはいえ、非常に美しいピアノのメロディーラインやストリングスのアレンジメント、さらに生ドラムを取り入れたエレクトロニカ〜ポストロックサウンドまでと、新たなflicaの魅力をこのアルバムで発見することが出来ます。様々な感情をぎゅっと濃縮したような、エモーショナルで壮大な音の流れに身を委ねてみましょう。