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ラ・ジュテ -HDニューマスター版- [DVD]

4.3 5つ星のうち4.3 89個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥2,233
DVD 通常版
¥2,799
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フォーマット ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト
コントリビュータ ダフォ・アニシ, ジャック・ルドー, クリス・マルケル, エレーヌ・シャトラン
稼働時間 29 分

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商品の説明

第3次世界大戦後の廃墟のパリ――。
放射能に汚染されたパリの地下で、戦争を生きのびた勝者側の科学者たちは、“過去”と“未来”に人類の救済を求めるために、捕虜を使って時間旅行を試みる。
彼らはそこで、ある記憶に取りつかれた男を選び出す。彼は少年時代、オルリー空港の送迎台で見た断片的なイメージ――凍った太陽と叫ぶ女――が心に焼き付いている。
実験台での注射により過去に送り込まれた男は、送迎台で見た女と再会し夢見心地の時間を過ごす。続いて、未来へと送り込まれた男は、世界を救うためのエネルギーを持ち帰る。
そして、彼は自分の記憶の驚くべき真実を知ることになる・・・。

大胆極まりない設定を鮮烈なイメージに溢れるモノクロ映像に翻案・凝縮編集した、映像美の結晶とも言うべき傑作短編映画『ラ・ジュテ』。
多くの映画人を虜にし、なかでも、テリー・ギリアム監督がこの『ラ・ジュテ』を原案に『12モンキーズ』を作り上げたのはよく知られている。

1963年ジャン・ヴィゴ賞・受賞/1963年トリエステSF映画祭・金賞受賞
監督・脚本:クリス・マルケル/編集:ジャン・ラヴェル/朗読:ジャン・ネグロニ/音楽:トレヴァー・ダンカン/美術:ジャン=ピエール・シュドル/製作:アナトール・ドーマン/出演:エレーヌ・シャトラン、ダヴォス・ハニッヒ(1962年フランス作品)

(C) 1962 ARGOS FILMS

*封入特典:フォト・ブックレット(8ページ)


28分収録/片面1層/モノクロ/16:9/モノラル/リニアPCM/日本語字幕

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988001259107
  • 監督 ‏ : ‎ クリス・マルケル
  • メディア形式 ‏ : ‎ ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 29 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/1/27
  • 出演 ‏ : ‎ エレーヌ・シャトラン, ジャック・ルドー, ダフォ・アニシ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ コロムビアミュージックエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B002XP5E9C
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 89個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
89グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月16日に日本でレビュー済み
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色んな作品に影響を与えた、というのが分かります。
何回も見たくなりました
2024年3月9日に日本でレビュー済み
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静止だけでも、ナレーターがうまくやれば、伝わるよね?
動画なんてうざったいだけだよね?
という製作意図は十分に伝わりました。
この路線で2作目を観たいかと言われれば、きついですけど。
2024年2月29日に日本でレビュー済み
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脚本を書く前のプロットを映画にしたような作品です
1962年という、昔の映画なので82年のブレードランナーのようなSFXのような技術も使っていないし、地味な絵をSFではないという人は見ない方が良いかもしれません。
だが、過去や未来へタイムリープするという概念をこんな前に映像化していたのは、私としては驚きを禁じ得ませんでした。
もし、未来の夢を見て本当にそうなる人生を経験したら他人にそれを打ち明けるのだろうか?と私も考えながら見ました。
2023年12月16日に日本でレビュー済み
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12モンキーズはリメイクでないらしいので、人は時にこのような時空世界を想像する本能があるのでしょう。
主人公は人が知覚するあらゆるものを強制的に短時間の区切りで繰り返し体験する。
人の認知、意識、記憶、のありさまが露骨にボコッと活写されているようで怖い。ヒリヒリし過ぎて途中休憩しました、まばたきと呼吸を忘れる超濃縮時間。
2024年1月19日に日本でレビュー済み
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モノクロの静止画の連続とナレーションで構成された映画。手法としては面白く、アーティスティックではあります。
しかしSFには合わないかなあ。いや手法の問題よりも、小道具のあまりのしょぼさがいけないのかな。両方かな。
また、何やら小さなささやき声みたいのが時々入るのですが、言葉なのかな? 言葉だとすると、それには字幕がつかないので何を言ってるかわからず、この映画をきちんと理解することなど不可能です。
とにかくちょっとガッカリでした。これなら小説のほうがいい。
おまけして星3個。
2023年10月30日に日本でレビュー済み
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うまく言えない感覚の、深い感動を得ました。無駄のない短編に研ぎ澄まされた知性と感性が濃縮されているのに、そしてストーリーラインは極めて険しいのに、暑苦しくも息苦しくもないし、アートしまくりたおしているのに気負いを感じない。 
主観ですが、参考になれば幸いです。久々の名作にぶちあたった、そんな気分です。
2024年2月16日に日本でレビュー済み
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普通にいい作品だと思います。SF的な派手な見せ場がないのが物足りない点ですが・・・ 白黒写真だけの構成でこれだけロマンチックなSFに仕上げるところがイイ感じですね。 誌的で文学的な表現がお好きな方にはお薦めの一作です。
2023年7月9日に日本でレビュー済み
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勿論、背景としてナチス占領下のパリのレジスタンス活動があり、本作のイメージはパリ都市部のレジスタンスに近いが、この監督は農村部の武装レジスタンスに参加していたらしい。
戦後、ドキュメンタリー映画界隈に参加し、左岸派ヌーベルバーグの一員として、本作で世界的にも知られる様になっていく。

本作は、独特のフォトモンタージュの多用と音楽に、セリフは主人公の独白だけと云う異色な作りであるが、それが効果的にメタファーも印象付ける事で、見た人の記憶に強烈な印象を植え付けるのに成功している。
そして、きれいな円環構造を形成する事で、全てが曖昧な様でもあり、メタファーを考えるとそうでもなかったり、一考、矛盾している様な気もしたり、再度見るとまた違った思考に陥ったり、本当に濃密な30分弱を過ごせる映画となっている。

SFとしても、PKディックなんかの時間転移のアイデアの作品がまとまっていくのはもう少し後で、核戦争後の世界を描いた小説は映画「博士の異常な愛情」の原作であるレッドアラートなど、50年代後半から増えていってはいた事を考えても、本作はかなり早かった作品と言えるだろう。
本作に入れ込まれたアイデアの数々は、後の多数の作品に影響を与えた事も説明不要だろう。

また本作はギリアムの12モンキーズで、そのインスパイア元として明記されて再び注目を集めた。
しかし、日本ではDVD普及前に発売された為、一般には長らくレアなソフトとして日本語で見るのが難しかった作品でもある。(再販されるまでクライテリオン版が輸入ショップで人気があったくらい)
マルケル監督自身は日本とも繋がりが深いが、本作の様な独特の手法や哲学的なオマージュを含んだ短編が多く、イマイチ、知名度があるとは言い難かった。
それがデジタルリマスターされ、配信でも見られるとは何と良い時代になったのだろう。

本作を難解そうに見せただけの雰囲気映画だの貶める人は前からいるが、この作品に関してはそんな人らは無視して心から推したい。
人間は他人を完全に理解出来ないと考えているが、だからこそ多数が個々の解釈をし、それを議論する事が有意義な訳で、そこで色々な思考を知る事で不完全ながら理解の折り合いを付ける事が対話である。
先ずは監督との対話として本作を見て色々考えていこう。
タイパだ何だ言われている時代だが、しょーもないなろうアニメ1話分と大して変わらん長さなんだから…
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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