高木正勝さんの 2003年頃の作品や
Akira Kosemura の「Grassland」で歌っている当真さんのソロアルバム。
ガチのアンビエントです。
聴いててかなりの高確率で眠っちゃいます。
音は基本「ピアノ+ささやくような歌声」のみ。
ここまでシンプルなのにアルバム通して
気持ちが途切れたり飽きてくることはないです。
これは当真さんの技量のなせる技なのでしょう。
文句なしで全曲素晴らしいです。
以下、各曲の感想です。
1曲目「sound of dream」、英語の弾き語り(以下、9曲目を除いては英語の弾き語りか明確な言葉になっていない歌です)。前半は途切れそうなほど細く繊細な歌声、後半に入ってからは比較的声を大きめにして、最後は最初と同じウィスパーボイスに戻ります。この曲でガッツリ当真さんの世界に引き込まれます。
2曲目「helpless」、母親が子どもに歌う子守唄のような優しい歌声は大人も眠りにいざないます。
3曲目「wind grow」、晴れた休日の午後、部屋の窓を開けて
外の音や空気を感じながら部屋でまったりしているときの気持ちになれる曲
4曲目「dancer」、キリスト教のミサで聴くような幻想的な女性のコーラス(二人)とピアノが合わさった曲。(大抵この曲で意識がなくなりますw)
5曲目「word」、やくしまるえつこばりの可愛らしいウィスパーボイスでの弾き語り。
6曲目「as velvet」、溜息とも歌声ともつかない声がすばらしいです。
7曲目「upstanding」、ピアノの音が少し大きくなります。このアルバムでは元気めの曲に入るのでしょうが、がっつりアンビエントな曲ではあります。
8曲目「timeless sleep」、声を恐ろしく小さくしたウィスパー弾き語り。眠りに付く前もしくは眠ってる状態でも心地良く聞けます。
9曲目「joy」、ウィスパー弾き語りですが、今度は日本語の歌。
10曲目「hide it」、洞窟で録ったかのような音が反響しまくりの弾き語り。ボーカルも二人だったりしてかなり幻想的な雰囲気です。