放映中の「SD三国伝 Brave Battle Warriors」から真 董卓(トウタク)ザクの登場。演者は旧ザク。
時折目にするレビューで、滅殺爆煉弾のピンク色したエフェクトパーツが卑猥だ、なんてありますが、確かに客観的にみるとそうでもないんですが、パッとみた印象が卑猥な……と。本体のカラーリングがシックなので余計に目立つのかもしれません。エフェクトパーツは外しているほうが大悪漢らしい重厚さを出せると思います。
自分で塗装する部分は殆ど無く、ブラック、ゴールド、ダークレッドの三色で綺麗にまとまっています。塗るなら若干足りないゴールドを足すぐらいでしょうか。
膝、肘、足首、肩と多重関節構造なので色んなポーズが可能。
バリエーションキットととしての変形や合体などを行うようなギミックはありませんが、平手に乗せることが出来る玉璽が付いてきます。成形色が黒なので、ゴールドで塗るとより映えます。
足部の甲冑デザインは、ザクタンクを想起するキャタピラタイプ。
甲冑やヒゲなどを全て外すとSDキット化されていない(ほぼ)旧ザクが出来上がります。この状態もいい。
あまり言及されていませんが、後頭部が映画「エイリアン4」に登場するエイリアンクイーンみたいに扇状に広がっている姿は圧巻の一言に尽きます。もしくはアイザックと言ったほうが分かりやすいでしょうか。
さしずめ、呂布を部下に従えた異形のもの。
ガンダム顔ではない三国伝での悪役は貴重なので、これからも増やしていって欲しいところです。