内容紹介
アンビエントよりも幽玄で、ポストロックよりもエモーショナルな孤高のアート・ユニット! Brian Eno「Music for Airports 」、Ash Ra Tempel 「New Age Of Earth 」 Global Communication「76:14」、Tortoise「TNT」をも凌駕する、待望の4thアルバム! キャリア最高傑作にして、歴史的名盤として語り継がれるであろう、作品が国内流通開始!
アーティストについて
2004年、音楽の都テネシー州ナッシュヴィルにて、マーク・バードとアンドリュー・トンプソンにより結成されたHammock。Robert Smith (The Cure)やJohnny Marr(the Smiths)、そしてPeter Koppes(The Church)や、Robin Guthrie(Cocteau Twins)、David Gilmour (Pink Floyd)といった、インディーロック/オルタナティブ/プログレ界の鬼才たちをフェイヴァリットに挙げ、同時に、 “車輪の下”で知られるドイツ文学の代表的作家へルマン・ヘッセを敬愛し、20世紀を代表する詩人のひとりと言われるパウル・ツェラン、 そしてドイツ語詩人のライナー・マリア・リルケに多大な影響を受けたという彼らが、自分たちのサウンドを「ポストロックと アンビエントを足して2で割ったサウンド」と説明するのは、ジャンル分けを好む自堕落な音楽ジャーナリストへのアンチテーゼだろう。 そんなHammockの輝かしいキャリアは、2005年、自ら設立したHammock Musicよりリリースされたデビュー・アルバム「Kenotic」で 幕を開けた。Tortoiseのブレイクにより、シカゴ音響派なるふざけたネーミングのポストロック・ブームが吹き荒れる中、 Brian Enoの提示したアンビエント理論とも、Global Communicationが歴史的名盤「76:14」で鳴らしたアンビエント・サウンドとも違う、 独特の音響空間を持ったサウンドは、瞬く間に全世界のイントゥルメンタルミュージック・ファンを魅了。同年にリリースされた 「Stranded Under Endless Sky EP」で更なる知名度し、カリフォルニアの名門レーベルDarla Recordsと契約を果たした彼らは、 2006年、現在のポストロック/アンビエント・シーンの概念を覆した名盤「Raising Your Voice…Trying to Stop an Echo」で大ブレイク。 ベルギーのStars of the LidやTaylor Deupree等とのツアー、ニューヨークで開催された新世代のミュージシャン/アーティスト達が 集まるWordless Music Seriesや、フィラデルフィアで2000年から開催されているアートと音楽のイベント“The Gatherings”への ヘッドライナーでの出演、Sigur RosのJonsi BirgissonとParachutesのAlex Somersが結成したRiceboy Sleepsというアートグループが、 2007年夏にアーカンザスにて開催したアートイベントショーへのゲスト出演など、世界各地でHammock中毒者を増殖させ、2008年、 Jonsi BirgissonとAlex Somersの2人がアート・ワークも手がけたことでも話題となった3rdアルバム 「Maybe They Will Sing for Us Tomorrow