内容紹介
日本最大音圧を誇るアングラ劇的集団"渋さ知らズオーケストラ"と日本で最も音の小さなロックバンド"栗コーダーカルテット"奇跡の共演シリーズ完結編。『生渋栗』『割れ渋栗』2作同時リリース
同じ楽曲を演奏する2バンドそれぞれをあえて並べて収録~極端(!?)な両バージョンを聞き比べられる、へ~なるほど企画『生渋栗』。"ピタゴラスイッチ"極早バージョンなど、シリーズからちょっとはみでたテイクを集めた『割れ渋栗』~こっちのほーがすげーとの意見も多数の隠れ極上盤。もちろん、両タイトル共に"ピタゴラスイッチ"を収録。
アーティストについて
●渋さ知らズオーケストラ
1989年「発見の会」演劇公演の劇伴をきっかけにして不破大輔を中心に結成。長年にわたって多種多様な演奏家、表現者が大量に出入りする。その音楽性は幅広く、ジャズやロック、ラテン、ポップス、フォーク、演歌などさまざまなルーツが混在している。それに加え、DANCE、BUTOH や美術、映像、照明、音響など表現手段が渾然一体となったそのステージが好評を博す。痛快な娯楽にして前衛。体験型エンタテインメントであり同時に偉大なアンダーグラウンドのサブカル集団。30~40人、時に100人ほどにも膨れ上がるオーケストラ編成だけでなく、中編成や小編成でも並行して活動。
'98以来、ほぼ2年に一度のペースで長期ヨーロッパツアーを行い、フジロック(日)、ライジングサン(日)、グラストンベリー(英)、メールス(独)、ロッチェーラ(伊)、 ナント(仏)、ケベック(加)をはじめとする、国内外の大型フェスティバルで高い評価を受ける。また、「テント渋さ」と呼び、自らテントを建てて公演を行うことも。
ファンファーレ・チォカリーア、シンク・オブ・ワン、FES、マーシャル・アレン(サンラアーケストラ)、ジェイムズ・チャンス、デヴィッド・マレイなど海外ミュージシャンとの共演も多い。
日本が世界に誇るカテゴリー不可な音楽集団。トータルアングラ舞台パフォーマンス、渋さ知らズ。
●栗コーダーカルテット
それぞれに作編曲家そして演奏家の顔を持つ四人が何故かリコーダーを携えてお気楽に活動を始めて早15年。1997年に1stアルバム「蛙のガリアルド」を発表。以後6枚のオリジナルアルバム、複数枚のベスト盤、ライブ盤、DVD、楽譜集、サウンドトラック、オムニバス参加など関連作品は数えきれず。(NHK教育TV「ピタゴラスイッチ」、映画「クイール」、映画「≒草間彌生~わたし大好き~」、NHKアニメ「アリソンとリリア」テーマ曲、NHKみんなのうた「PoPo Loouise」、映画「山形スクリーム」など)。2005年にカバーしたスター・ウォーズ「帝国のマーチ」のヒット以降、ウクレレや身近な楽器を使った脱力系バンドという側面がクローズアップされ、テレビ、ラジオで取り上げられることもしばしば。過去の共演アーティストは、春風亭昇太、あがた森魚、吉沢実、THE SUZUKI(鈴木慶一+鈴木博文)、劇団ダンダンブエノ、竹中直人、原マスミ、UA、湯川潮音、GOING UNDER GROUND、渋さ知らズオーケストラなど幅広い分野に渡る。