タニオ・コバ製使い捨てプラカートを使用できるようにしたマルシン・ガバメントですが、元々マルシンのガバメント自体が改良点が多くユーザー側でかなりの調整が必要な上、価格が安くとも不発・ジャムの応酬ではタニオコバ製のガバメントを買ったほうが遥か手間が省けてに良いです。
わざわざこの値段で買う必要もありません。それ以上に調整の手間が大変です。
マルシンも以前から指摘されている欠点を改良しようとしないまま、「タニコバプラカートが使えます!」と言って売り出しても購入したユーザーは裏切られた思いにしかありません。
せっかく、技術を提供してくれたタニオコバ社にも失礼です。
発火式のモーゼルやM9シリーズにもマルシン特有の「持病」があります。マルシンはこれらを十分に対策せぬまま、未だに販売しております。せっかくの購入しやすい価格設定、魅力的な機種があってもモデルガン初心者の方が初めて購入しても間違いなく組立てor発火の過程で挫折してしまい、マルシン製品のリピーターとなることは難しいでしょう。
私はマルシンの製品が大好きです。M9のモデルガンも3丁、ガバメントも2丁持っていて、25年前の中学生時代から、「モデルガン=マルシン」で育ちました。だからこそ最近のマルシンの製品に対するスタンスが残念でなりません。