14年前の事故で光を失い名も捨てた脚本家。因縁ある実業家の死と彼の息子との再会をきっかけに彼は14年前の愛憎を振り返る。
アルモドバル作品にしてはストーリーにひねりがない。今回はじんわりと来る感じ。音楽や映像の美しさは相変わらず。劇中劇に加え今回は読唇術によるアフレコが面白い。
アルモドバルは嫉妬などの恋愛の醜い部分を描くのが本当にうまいと思う。エルネストの狂気に目がいきがちだが、ジュディットが嫉妬により自分達の作品を壊してしまう姿が悲しい。彼女の表情がとてもいい味を出している。ペネロペ演じるレナがヒロインに見えて、実は彼女がこの物語の真のヒロインであると思う。
アルモドバル節が冴える美しい悲劇と再生の物語。
劇中劇のワンシーンをもう一度流すラストとその後のマテオの「(映画は)完成させることに意義がある」というセリフが好き。
抱擁のかけら [DVD]
¥2,980 ¥2,980 税込
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フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ルイス・オマール, タマル・ンボバス, ペネロペ・クルス, ルベーン・オチャンディアーノ, ブランカ・ポルティージョ, ペドロ・アルモドバル, ホセ・ルイス・ゴメス |
言語 | スペイン語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 8 分 |
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商品の説明
女は、すべて手に入れたかった。男は、彼女だけがほしかった―
「死ぬ瞬間も抱き合っていたい」と願う男女の、<究極の愛>の物語。
■女性讃歌3部作で世界中の女性から圧倒的支持を受けた巨匠アルモドバルが描く、新しい愛の讃歌。
■ペネロペ・クルスがファム・ファタール<運命の女>を官能的に熱演。
■女優、映画監督、女優のパトロンの実業家―欲望と愛が入り乱れる危険な三角関係。
<ストーリー>
欲望と裏切りが引き起こした事件により、生涯をかけた愛、視力、そして人生までも失ったハリー・ケイン(ルイス・オマール)は、過去を封印し、名前を変えて違う人生を生きてきた。ある日、事件の謎を握る男との再会をきっかけに、ハリーは再び愛と向き合う。
14年前、ハリーはマテオ・ブランコの名前で映画監督として活躍、女優を夢見る女性レナ(ペネロペ・クルス)と出逢う。二人はひと目で恋に落ちるが、レナには富と権力で彼女を支配するパトロンのエルネスト(ホセ・ルイス・ゴメス)がいた。マテオとの出逢いで、愛に目覚め、女優として生きる喜びを知ったレナ。しかし行き過ぎた愛が、二人を引き裂く事件を引き起こす。
ハリーは愛を辿り、愛のかけらをつなぎあわせることで、事件の裏に隠された真実を知る。魂揺さぶる、その真実とは-。
<特典映像>
●未公開シーン
●スピンオフショートムービー
●オリジナル予告編
●メイキング(アルモドバル監督演出シーン)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : スペイン語, 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.6 cm; 97 g
- EAN : 4988105061491
- 監督 : ペドロ・アルモドバル
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 8 分
- 発売日 : 2010/7/7
- 出演 : ペネロペ・クルス, ルイス・オマール, ブランカ・ポルティージョ, ホセ・ルイス・ゴメス, ルベーン・オチャンディアーノ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : スペイン語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
- ASIN : B003JEYDUM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 32,444位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,918位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年4月29日に日本でレビュー済み
アルモドバルが今回放った作品のテーマは愛だ。
狂おしいまでの愛、そしてその先にある嫉妬心という厄介なもの。
その深さに観ていてグイグイ引きこまれた。
シーンの1つ1つが美しい。特にラブシーン。
これほどいやらしさがなく、美しいラブシーンは久しぶりに観た。
映画の舞台裏を描いたという点でも
「あぁ、映画ってこうして出来るのだな」と興味深かった。
また忘れてならないのが色彩感。
相変わらずアルモドバル作品は、とくに赤が美しい。
それが出てきた瞬間これから何か始まるのではと思わせるほどだった。
そして最後。
ペネロペ・クルスを一番美しく撮れるのは
やはりアルモドバルであるなと実感した作品でもあった。
狂おしいまでの愛、そしてその先にある嫉妬心という厄介なもの。
その深さに観ていてグイグイ引きこまれた。
シーンの1つ1つが美しい。特にラブシーン。
これほどいやらしさがなく、美しいラブシーンは久しぶりに観た。
映画の舞台裏を描いたという点でも
「あぁ、映画ってこうして出来るのだな」と興味深かった。
また忘れてならないのが色彩感。
相変わらずアルモドバル作品は、とくに赤が美しい。
それが出てきた瞬間これから何か始まるのではと思わせるほどだった。
そして最後。
ペネロペ・クルスを一番美しく撮れるのは
やはりアルモドバルであるなと実感した作品でもあった。
2017年8月10日に日本でレビュー済み
2010年。 監督・脚本はペドロ・アルモドバル。
盲目の元映画監督が、過去を回想する物語。
女性のエロさへのこだわりと、カラフルな色使いがペドロ・アルモドバル監督らしい。
あんなにカラフルな部屋で暮らしたか、目がチカチカして不眠症になると思う。
ペネロペ・クルスがオードリー・ヘップバーンそっくりのメイクしてるな~と思ったら、劇中でも触れられてました。 そっくりです。 あんまり必要なさそうなシーンで脱いじゃう女優魂がすごい。 しかしなんてエロくて美しい体をしてるんだ! あんまりこうゆうのを見慣れすぎると、実生活でEDになりやすいらしい。 太陽は罪な奴ですね。
ペネロペのファッションも素敵で、それを観てるだけでも結構楽しめます。
監督作にしてはストレートな脚本ですが、映画への熱い想いも感じられて面白かったです。
盲目の元映画監督が、過去を回想する物語。
女性のエロさへのこだわりと、カラフルな色使いがペドロ・アルモドバル監督らしい。
あんなにカラフルな部屋で暮らしたか、目がチカチカして不眠症になると思う。
ペネロペ・クルスがオードリー・ヘップバーンそっくりのメイクしてるな~と思ったら、劇中でも触れられてました。 そっくりです。 あんまり必要なさそうなシーンで脱いじゃう女優魂がすごい。 しかしなんてエロくて美しい体をしてるんだ! あんまりこうゆうのを見慣れすぎると、実生活でEDになりやすいらしい。 太陽は罪な奴ですね。
ペネロペのファッションも素敵で、それを観てるだけでも結構楽しめます。
監督作にしてはストレートな脚本ですが、映画への熱い想いも感じられて面白かったです。
2015年3月13日に日本でレビュー済み
数え切れぬ抱擁とキスを繰り返し、愛の言葉を捧げた。でもそんなことより愛する人を一人で逝かせてしまったのか?それが全て。百万の愛の営みも、その行為の前には何も意味を為さない。だって永遠を誓ったのだから。だって愛の営みは初めて出会った人とだってできるのだから。
いろいろな愛の形が描かれている。狂おしく求めあう形。黙って側に寄り添っている愛の形。支配しようとする愛の形。
映像は相変わらず美しい。冒頭の映像、海辺の場面。部屋のインテリア。
だのに何故かのれない。ストリーテ―リングが引き込まれない。ペネロぺさんは美しいけど、なんでわざわざオードリーさんの真似をしなければならないの?”妖精”と言うには皺や頬のだぶつきが気になる。でもペネロぺさんには加齢によって磨かれた美しさがあるのに。
監督の自己満足はわかるんだけどついていけないかな?
いろいろな愛の形が描かれている。狂おしく求めあう形。黙って側に寄り添っている愛の形。支配しようとする愛の形。
映像は相変わらず美しい。冒頭の映像、海辺の場面。部屋のインテリア。
だのに何故かのれない。ストリーテ―リングが引き込まれない。ペネロぺさんは美しいけど、なんでわざわざオードリーさんの真似をしなければならないの?”妖精”と言うには皺や頬のだぶつきが気になる。でもペネロぺさんには加齢によって磨かれた美しさがあるのに。
監督の自己満足はわかるんだけどついていけないかな?
2010年12月12日に日本でレビュー済み
『抱擁のかけら』は、2010年2月にロードショウで観ました。
アルモドバル流の愛に感動しました。
愛は、理性を失わせる。
しかし、それが人を愛するという事ではないのかと自分なりに解釈しました。
レナは、悲劇的な結末を迎えたのですが、
ハリーの記憶の中では美しいままで生き続けている。
破り捨てられていた写真が、更に二人の愛の美しさを強調している。
また、ジュジィットが目の見えなくなったマテオの腕を引きながら、
子供のディエゴと一緒に石段を降りるシーンに、
ジュジィットのひたむきな愛の美しさを感じました。
アルモドバル監督に作品に登場する人すべては、
苦悩と孤独を抱えており、そして本能的な愛情を求めている。
アルモドバル映画は、理性的な考えでは近づくことができない。
今、最も尊敬する映画監督です。
アルモドバル流の愛に感動しました。
愛は、理性を失わせる。
しかし、それが人を愛するという事ではないのかと自分なりに解釈しました。
レナは、悲劇的な結末を迎えたのですが、
ハリーの記憶の中では美しいままで生き続けている。
破り捨てられていた写真が、更に二人の愛の美しさを強調している。
また、ジュジィットが目の見えなくなったマテオの腕を引きながら、
子供のディエゴと一緒に石段を降りるシーンに、
ジュジィットのひたむきな愛の美しさを感じました。
アルモドバル監督に作品に登場する人すべては、
苦悩と孤独を抱えており、そして本能的な愛情を求めている。
アルモドバル映画は、理性的な考えでは近づくことができない。
今、最も尊敬する映画監督です。
2010年7月31日に日本でレビュー済み
そして世界映画界の宝。
アルモドヴァル。
安心して見られます。
いつも通り質が非常に高い。
ペネロペも30中盤になり
ますます魅力的に。
監督も今年で61なのか〜。
意外と年だなぁ〜。
さらなる制作のピークを期待します。
★5
アルモドヴァル。
安心して見られます。
いつも通り質が非常に高い。
ペネロペも30中盤になり
ますます魅力的に。
監督も今年で61なのか〜。
意外と年だなぁ〜。
さらなる制作のピークを期待します。
★5
2010年10月24日に日本でレビュー済み
ストーリーの途中からこの映画が始まっているような感じがして、見はじめは脈絡がよくつかめなくてもどかしい思いがします。
ところが、だんだんとこの映画の全貌が明らかになってきて、いつの間にか夢中で見入ってしまいます。
アメリカ映画では見られない展開の仕方なのかもしれません。
また、シャキシャキ感がなく、ドロドロとした粘り気のある仕上がりと、その仕上がりに覆いかぶさるように、キャンバスに何度も色を重ね、塗りたくっていくところもしかり。
その中では、アツくて深い情愛が彩り美しく描かれているのです。
ドロドロとしたところにそれが見事に映えています。
ペネロペ・クルスは、この映画の中で、まるでオードリー・ヘップバーンではないかと驚嘆し見間違えるほど、風貌がよく似ています。
彼女の出演作品は、いずれもまずは彼女のその完成された美貌と艶めかしい美しさに魅了されることと思いますが、それを充分に満たす演技が少ないように思います。
どちらかといえば、秘めた暗い感じのものが多く、それは、スペイン出身ということで、メジャーへのチャンスが少ないのかもしれませんが、もっと軽快なテンポでラブロマンスに羽ばたいている映画にも出演してほしいですね。
ところが、だんだんとこの映画の全貌が明らかになってきて、いつの間にか夢中で見入ってしまいます。
アメリカ映画では見られない展開の仕方なのかもしれません。
また、シャキシャキ感がなく、ドロドロとした粘り気のある仕上がりと、その仕上がりに覆いかぶさるように、キャンバスに何度も色を重ね、塗りたくっていくところもしかり。
その中では、アツくて深い情愛が彩り美しく描かれているのです。
ドロドロとしたところにそれが見事に映えています。
ペネロペ・クルスは、この映画の中で、まるでオードリー・ヘップバーンではないかと驚嘆し見間違えるほど、風貌がよく似ています。
彼女の出演作品は、いずれもまずは彼女のその完成された美貌と艶めかしい美しさに魅了されることと思いますが、それを充分に満たす演技が少ないように思います。
どちらかといえば、秘めた暗い感じのものが多く、それは、スペイン出身ということで、メジャーへのチャンスが少ないのかもしれませんが、もっと軽快なテンポでラブロマンスに羽ばたいている映画にも出演してほしいですね。
2010年8月13日に日本でレビュー済み
原題を直訳すると「こわれた抱擁」で、外国版のポスターも、
ウォーホール・チックな、サスペンス色の強いデザインです。
なのに、何なのだ、この日本版のジャケ・・・。
ファンシーな、ペネロペちゃん満喫ムービー??
確かに、コケティッシュなペネロペちゃんの魅力満載ですが、
それはあくまで、この映画の要素の一部であって、全部ではありません。
そこの部分だけを前面に押し出したような売り方は如何なものでしょう??
そういうペネロペちゃん映画を期待して見た人は、食い足りないと思うし、
本来こういう映画を好みそうな層を、逆に取りこぼしてしまっている気もします。
劇場でも、もっとヒットして良かったと思うのに、残念です。
肝心の映画の内容は、
色々な要素がてんこ盛りで、ちょっと詰め込み過ぎの印象は拭えません…。
が、映画全体のセンスの良さが、それら小さな欠点を凌駕してしまっています(笑)。
劇中に流れるロッセリーニの「イタリア旅行」も効果的!
ウォーホール・チックな、サスペンス色の強いデザインです。
なのに、何なのだ、この日本版のジャケ・・・。
ファンシーな、ペネロペちゃん満喫ムービー??
確かに、コケティッシュなペネロペちゃんの魅力満載ですが、
それはあくまで、この映画の要素の一部であって、全部ではありません。
そこの部分だけを前面に押し出したような売り方は如何なものでしょう??
そういうペネロペちゃん映画を期待して見た人は、食い足りないと思うし、
本来こういう映画を好みそうな層を、逆に取りこぼしてしまっている気もします。
劇場でも、もっとヒットして良かったと思うのに、残念です。
肝心の映画の内容は、
色々な要素がてんこ盛りで、ちょっと詰め込み過ぎの印象は拭えません…。
が、映画全体のセンスの良さが、それら小さな欠点を凌駕してしまっています(笑)。
劇中に流れるロッセリーニの「イタリア旅行」も効果的!
他の国からのトップレビュー
XTinaS
5つ星のうち5.0
Just Such An Amazing Film
2023年4月3日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I saw this movie around the time it was first released and thought it was just brilliant back then. Seeing it again all these years later, and I still absolutely LOVE this wonderful film. A powerful love story, but with twists and turns. A moving story with real people and love at first sight.
Grundler Fred
5つ星のうち4.0
1 bon almodovar
2016年6月22日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Destins croisés...multiples bonds dans le temps où l'on se perd un peu mais l'intrigue tient bien la route et c'est le principal !
D-bee
5つ星のうち5.0
Extraordinarily good!
2012年5月29日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I bought a copy of this DVD as, having watched it as one of my Lovefilm titles, knew I would want to enjoy it more than once and be able to share it with others. Superbly directed and a marvellous performance from Penelope Cruz as always! Fabulous location too - an unexpected bonus to revisit a great island................we absolutely loved this movie!
Amazon Customer
5つ星のうち5.0
Almodovar is almost a guarantee it's going to be entertaining.
2021年10月29日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I've been stocking up on great films lately and saving them for long winter days and I know I'm going to be entertained. Working with his muse Penelope Cruz........I know it's going to be good. Writing and directing his work, there aren't all that many these days who can do that and do it as well. I'm really looking forward to watching it. His work is unlike anyone else's. Total original.
schumann_bg
5つ星のうち4.0
beautifully acted
2015年12月15日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Broken Embraces should perhaps be one of Almodovar's best films, given his rapport with Penelope Cruz and the fact that it is so much about filmmaking itself. It also stars two outstanding actors in their biggest roles for him: Blanca Portillo and Lluis Homar. Both give enormous pleasure, and seem to give so much of themselves to the parts. Always one to think of his actors, Almodovar seems to give them dimensions that remained untapped in other films, so that Portillo, who was childless and unpartnered in Volver, here is primarily defined as a mother, perhaps. She is absolutely wonderful, and towards the end becomes the emotional centre of the film. Homar, likewise, was very good as the paedophile ex-priest in Bad Education, but here gets the plum romantic role, cavorting with Penelope in wigs of every shade (Penelope, that is). As usual, the film has a complicated plot, essentially going between two time bands, 1994 and 2008. It tells of the rise of Lena (Cruz) as an actress, her involvement with a rich industrialist film producer, her affair with a film director (Homar) and unhappy consequences of the love triangle. Portillo plays his assistant, and has a son called Diego who does a lot of listening in the film, convincingly because he is a sensitive lad. The problem is that the initial relationship is never convincing from Lena's point of view, and everything that follows feels a bit too much like something worked out on paper. Perhaps it is too late by the time the real love story kicks in, but it fails to deliver the emotional charge it might. This leaves the filmmaking strand to carry the emotional weight towards the end of the film, but it is too late to save Almodovar's film, really - it feels like film fragments without a proper centre. At the end we see part of the film that had been shot years before, and it is an amusing reworking of Women On The Verge Of A Nervous Breakdown, with the wonderful Carmen Machi taking the role of the fragile friend involved with the terrorist, but giving it a different style altogether. This was hilarious. Visually the film is as arresting as ever, one section being shot on Lanzarote, mirroring the darkness of what happens, and there is one particularly memorable image pulling away to reveal lots of torn up pieces of photographs. This could be a metaphor for the film itself, but Almodovar hasn't quite been able to cover over the joins.