何といっても「スタイリッシュ」で、絵も綺麗で、プレイしてみて良かったなと、大変満足です。
「スタイリッシュ」「6種の医科」「4:3⇒16:9」「感度良好」「親切」と進化が大きく分かります。
Wiiのコントローラもフルに活用されており、隠れた名作のような凄いゲームでした。
6人の主人公がいて、6通りの医療とドラマを主観的に体感できます。
刃を使う専門医、管を使う専門医、槌など色々と面白いコントローラー操作とドラマがありました。
中でも診断を専門とする咥え煙草のチャラい先生が良かったです。
診断早々椅子に座った女子中学生が可愛くもあざとい展開でした。聴診器を医者としてあてました。
相棒の喋るシステムと漫才のように病気の根幹に迫っていくのが学びにもなりとても面白かったです。
しかしながら、管(内視鏡)を使った医療が素晴らしく秀逸な出来だったなと思います。
リアルさを抑えられた、外傷や内臓などは見た目が柔らかくデフォルメされた医療手術。
しかし、医療ということもあり、気分が悪くなったりするかもしれません。私はなりました。
特に人命がすぐそこにかかった外科医の手術は、よりハイプレッシャーを感じてしまいました。
Wiiリモコンを意のままに操作できるようになると、どんどんハマっていきました。
基本は静止画で動く漫画本のような作りなので、D端子接続でとても綺麗でした。
ゼルダのスカイウォードソードやWiiSportsResortなどに必要な「Wiiモーションプラス」は不要です。
ヌンチャクは必須で、ヌンチャクのねじり動作まで使いました。
作中に「空気詠み人しらず」とさらっと出てきて軽く言語常識が揺らぎました。
が、これはペルソナ3のジュンペーが使っていた言葉だったのを思い出しました。
「カドゥケウスZ 2つの超執刀」の2年後、本作に繋がっています。
2年前、もう一人の主人公であったミラ・キミシマが本作では超カリスマで恰好良かったです。