フィぎゅっと!の4体目となる、戦場ヶ原ひたぎについてです。
「とにかくキャラの人気があるうちに早く出すことが大事」という
やっつけ作業的な感じがしました。
・顔の表情が全部似たり寄ったり
もともと表情の変化に乏しいキャラなのですが、その中でもたとえば、
阿良々木をにらみつける表情など印象的なものをつけて欲しかったです。
・重シ蟹の必要性
体中に「蟹」の印刷がキレイに施されておりクォリティは高いです。
ですが、サイズは中途半端でひたぎに絡められないし、
価格上昇の一因であったのであれば、不要であったと思います。
・フィぎゅっと!単品としての感想
関節はこれまでのフィぎゅっと!と比べると抜けにくくなっていると
感じました。下着の柄の再現も良くできています。
ただ、腰と足の関節については接合部が丸見えで見栄えが悪いです。
スカートは未接着で外せるので、内部的な見栄えにもこだわって
欲しかったです。
腰のボールジョイントは「逆T字型」になっており、
環のような「逆Y字型」の製品だと足の切れ込み具合が異なるため
うまく組み換えができません。
つまり、「劇中シーンの再現」「メリハリのある印象的な表情」ができず、
プレイバリューが低い、その一方で価格だけは他フィぎゅっと!より
かなり高い、というような状況になってしまったのかと思います。
このサイズでのひたぎがどうしても欲しいということでもない限りは、
今であれば、阿良々木と絡められるfigma版の発売を待つ方が良いのかも
しれません。