花のあと [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 飯田健三郎, 市川亀治郎(二代目), 北川景子, 長谷川康夫, 甲本雅裕, 藤沢周平, 宮尾俊太郎, 相築あきこ, 佐藤めぐみ, 中西健二 |
稼働時間 | 1 時間 47 分 |
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商品の説明
『山桜』に続く「海坂藩大全」からの映画化第二弾!!
藤沢周平の珠玉の名作「花のあと」完全映画化!
最後の恋 最初の愛
藩の要職を務める寺井家の一人娘として生まれ、幼い頃から父に剣の手ほどきを受けてきた以登(いと)。
下級武士の三男だが、藩内随一の剣士と噂される江口孫四郎(まごしろう)。
初めて出逢った満開の桜の下で、二人は試合を約束する。
数日後、竹刀を合わせた瞬間、以登の胸は熱く震えた。女の剣と侮ることも、その家柄に阿ることもなく、まっすぐに自分の剣と向き合ってくれた孫四郎。それは以登にとって生涯ただ一度の、しかし決して叶うことのない恋だった。
以登にはすでに決められた相手があり、孫四郎もまた、上士の家の婿となる日が迫っていた。
自らの運命を静かに受け入れ、想いを断ち切る以登。
やがて遠く江戸から届いた、孫四郎自害の報……。
激しい動揺を抑え、以登は婚約者・片桐才助(さいすけ)の力を借りて、その真相を探る。
孫四郎の死の陰に、藩の重鎮・藤井勘解由(かげゆ)の陰謀が潜んでいることを突き止める二人。
そして、以登はあの日以来遠ざけていた剣を手に、静かに立ち上がる――。
毎回映像特典 予告編、TVスポット
<スタッフ>原作:藤沢周平「花のあと」「海坂藩大全」(文藝春秋刊)/脚本:長谷川康夫、飯田健三郎/音楽:武部聡志/主題歌:『花のあと』 一青 窈(FLME)/監督:中西健二/製作:バンダイビジュアル、ポニーキャニオン、テレビ朝日、山形テレビ、日楽堂、アサツー ディ・ケイ、朝日新聞社、デスティニー/制作プロダクション:デスティニー/配給:東映/特別協力:遠藤展子、遠藤崇寿/企画協力:文藝春秋/助成:文化芸術振興費補助金
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 99.79 g
- EAN : 4934569636058
- 監督 : 中西健二
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 47 分
- 発売日 : 2010/9/24
- 出演 : 北川景子, 甲本雅裕, 宮尾俊太郎, 相築あきこ, 佐藤めぐみ
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B003QPG244
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,813位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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甲本さんの優しい笑顔も最高です.
特典映像は本編が立体的に見えてきておもしろかったです.
あと若かりし北川さんがギャルっぽい見た目で新鮮でした.
藤沢周平らしさ十分あり満足!
北川景子が凛として女性ながら闘い
美しく見えた。甲本もイイ味だしてた。
中西監督も本格的な時代劇に付いた経験はないから、本人も「所作」より「美しさ」を取ったのかもしれない。
庄内の桜で始まり、桜で終わる作風も、松竹の市井映画を彷彿とさせた。
ゆえに、作り方は非常に「上品」である。
北川景子はこのところ主演作が続くが、時代物は初めてだ。もともとモデル出身だから着物の着こなしも
決まっている。しかし、これもニューウェーブ的な美しさを表現しており、藤沢作品にありがちな
「下流武士の生活感」は見られない。でも、それはそれで「あり」だと思う。
殺陣に関しては、藤沢作品では一番「ドラマ的」だったのではないか。
あの真田広之や永瀬正敏でさえ、へっぴり腰の芝居だったからね。その点、本作の北川はカッコ良かった。
今回、引き腰の芝居を受けたのは甲本雅裕だったが、物語のポイントを握るだけの安定感があった。
それにしても、市川亀治郎の憎々しい芝居がなければ、本作は現代劇のように仕上がっていたのでは・・・
と思うくらいに、映画全体を締めていた。伊藤歩との不倫の書き方が浅かったり(伊藤歩の演技は良かった)、脚本が
弱いなかで、自分の私利私欲に憑かれた男の「いやらしさ」を完璧に表現して魅せた。
年齢がいけば、本当に吉良役を演じて欲しいくらいだ。
特典ディスクには、メイキングと舞台挨拶集、それと地元TVの取材映像が収録されている。
中でも桜の開花ありきで撮影が行われた、というエピソードは面白かった。
女性が観ても違和感のない時代劇であり、いわゆる「水戸黄門」ファンの方には向かない作品だと思う。
でも、そういうスタイルを貫いた中西組の取り組みは評価したい。星は3つです。
ところで特典ディスクだが少し内容が物足りない。メイキング以外は舞台挨拶やTVスポットなどでお茶を濁して、洋画の充実した特典「出演者の談話、ミュージックビデオ、物語の背景」などを見慣れた目には「え、これだけ?」といささか拍子抜けする。
作品としては大好きだし、「山桜」よりも完成度が高くおすすめしたい映画。