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考える人 2010年 08月号 [雑誌] 雑誌 – 2010/7/3

4.9 5つ星のうち4.9 28個の評価

特集 村上春樹ロングインタビュー 日常から離れた新緑の山にこもって、たっぷりとお話をうかがった3日間。 【1日目】 一人称から三人称へ 『ノルウェイの森』のこと 僕と鼠の物語の終わり 歴史少年だったころ 物語の間口と奥行き プリンストンへ 「第三の新人」講義 『アンダーグラウンド』と『サハリン島』 『アフターダーク』と『1Q84』 『1Q84』はいかに生まれたか クローズド・サーキット 手を握りあう 物語を掘りだす 文体が支える BOOK3 女性たちとセックス  「1Q84」という世界 パラフレーズすること 【2日目】 プリミティブな愛の力 『静かなドン』から始まった 話し言葉と語りの力 メタファーの活用と描写 BOOK4の可能性 近過去の物語 十歳という年齢と偶然を待つこと 父的なものとの闘い 漱石のおもしろさ 芦屋から東京へ 心理描写なしの小説 自由であること、個であること 時間が検証する 十歳で読書少年に 芦屋のころ 一九世紀的な小説像 自我をすっぽかす小説 長距離ランナー  【3日目】 リスペクトの感情 古典の訳し直し サリンジャー、カポーティをめぐって カーヴァーの新しい境地 二〇世紀の小説家の落とし穴 アメリカの出版界 オーサー・ツアー 全米ベストセラーリスト エルサレム賞のこと 短篇小説と雑誌の関係 今後のこと [対談]養老孟司×藤井直敬 蛮勇の世界へようこそ [対談]内田樹×福岡伸一 グルグル回ること[後篇] [新連載]花森安治伝 津野海太郎/デンマーク便り 加藤典洋

商品の説明

この雑誌について

シンプルな暮らし、自分の頭で考える力

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B003T0LLEW
  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 季刊版 (2010/7/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/3
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 28個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
28グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3日間にかけて行われた村上春樹のロングインタビューが素晴らしい内容。
彼がここまで語ることはもうなかなか無いのではないか。
河合隼雄氏との対談では胸の内をあけていた村上春樹だが、このインタビューでは
昔の日本人作家に対する彼の評価や、海外の作家に対する彼の立ち位置、
仕事の変遷とスタイルという事について割と緻密に語っている。

総合小説を書く、ということに着々と進もうとしている彼が
なぜ1Q84に向かったかということをここまで明らかにした対談は無いだろう。

貴重な歴史的資料だと思う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予定日よりも早く到着しました。本の状態も良く、対応も早かったので大変助かりました。
2010年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
村上春樹は、なぜ、ここまで語ったんだろう? 真っ先にそう思った。
インタビュアー(今号を最後に退社する本誌編集長)への餞なのか?
それとも、”もう語っても良い頃だろう”
という小説家としてある領域に達したという自負心からか?

おそらく、その両方だ。

とにかく、これは単なるインタビュー記事じゃない。
好きな音楽、料理、服、などなど、多くの読者の興味を引くであろうことを、
正直に聞かれるままに、そして、どことなく恥ずかしげに、
なぜ、読者はそんなこと知りたがるんだろう? と苦笑しながら答えている感じも良い。
けど、そんなものは、ほんの読者サービスに過ぎない。
(そんな内容は、欄外コラムのようになっているところに、編集者のセンスを感じる)

「ああ、そうだったのか!」

独特の文体のルーツ。
会話と地の文のリズムへのこだわり。
そして、”人を惹きつける物語”とは何か?
を考え続けてきた30年間の軌跡。

ここに、村上春樹の小説世界の裏側が、おそらく全て明らかになっている。
そして、何故、多くの人が村上春樹の小説に魅かれるのか?の答えも垣間見える。
高校時代からずっと読み続けてきた一読者として、ようやく腑に落ちた。

僕は、これほど優れた小説論を知らない。
ただ、村上春樹の小説が好きな人も、これから創作者を目指す人も、
どちらが読んでも得るものは多大だと思う。

この企画が実現したのは、おそらく昔から村上春樹氏の担当編集者だった
インタビュアーの情熱、そして氏との信頼関係があってこそだったのだと思う。

本当に、掛け値なしに素晴らしい特集だった。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遅滞無く丁寧な御対応です。商品も説明通り良好でした。また利用したいと思います
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本書には村上春樹の2泊3日にわたるロングインタビューが掲載されています。
 私は巷に出ている「1Q84本」のような、細かい部分の謎解き等には興味ありません。
 ただ、BOOK2で完結しているように思えた本書がなぜ継続して書かれたか、筆者が何を考えているのか知りたかったのです。物語としてはつながっていますが、明らかに、BOOK1,2とBOOK3は違う本です。目次をみただけでも、牛河の章が付け加わわり、内容も文体も違います。
 
 読んでみました。

 筆者のインタビューは「1と2が出版されてしばらくしてから3を書きたくなったんだけれど(P40)」と語り、後は作成方法の話に移っています。わからずじまいでした。(ま、作家が本を書く動機なんか考えても詮無いことのような気がしてきた)

 けれど、その他の点では興味深いインタビューでした。
 筆者がドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」「悪霊」のような19世紀大河小説を最終ターゲットにしていること。
 アメリカの出版事情と筆者がいかに進出していったか。
 「リトル・ピープル」や幾つかの謎は何か、筆者もよくわかっていないこと等等

 面白かったです。

 ちなみに、他の記事も面白そうです。こんな雑誌があったのか。知らなかった。でも編集長が変わるそうですから、雑誌のカラーも変わるんでしょうね、きっと。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
考える人は、一番好きな雑誌です。
とにかく執筆陣が素晴らしい。内田樹、養老孟司、橋本治、生前の河合隼雄、梨木香歩などが連載。
考える人を読むだけで至福の一日が過ごせます。

その中でもこの号は、2006年「戦後日本の考える人100人100冊」
2008年「さようなら、こんにちは河合隼雄さん」についで、永久保存版決定です。

村上春樹全作品をほぼ読んでしまった今となっては、「村上春樹」の新刊を常に待っている状態。
そんな中で、本当に、びっくりするくらいの量、そして、内容の濃さ。

早く読んでしまいたいような、読んでしまうのがもったいないような・・・・!

本当に、この企画を実現された「考える人」に感謝です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
村上春樹ファンにとってはたまらない、ロングインタビューが載っています。

彼の難解な作品を理解する上での、有用な補助線を与えてくれる記事です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧な取材と記事に頭が下がりました。
中身の濃い1冊です。必要以上にアピールしていない静謐な感じも好感が持てました。