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少年少女
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曲目リスト
1 | 家出少女 |
2 | ここは、風の街 |
3 | 独白 |
4 | 初恋 |
5 | 秘密 |
6 | 人間失格 |
7 | 旅人だもの |
8 | 戦争を知らない僕らの戦争 |
9 | 青春でした。 |
10 | ともだちになりたい |
11 | 不良少年 |
商品の説明
このアルバムは「家出少女」と「不良少年」の2 人を主人公に、悪辣な大人たちや、自堕落な女、彷徨う魂を抱えた少年など、
数多くの人物が登場する「青春」をテーマにした群像劇である。
1 曲目から聴けば「家出少女」の物語として、また、最終曲から聴くことで「不良少年」の物語とも読むことができる。
ハッピーな曲は1 つも収録されていないにも関わらず、聴き終えた後にリスナーは、それぞれの「光」を見出すことになる。
それは、中村 中が常々言っている、「光を感じるには、闇が必要」ということなのだろう。
昨今、ややダークで骨太な文芸作品や映画が、高く評価されることが増えている。
閉塞感と無気力に支配されつつある今の時代に、「それでもなお生きている」という気持ちを確かめたい人々が増えているのかもしれない。
100年に一度の大不況といわれ、毎年自殺者が3 万人を越える今の日本で安直な励ましソングや癒しミュージックが空疎に響く中、
“物語”であるこんなアルバムこそが、実は、生活者にとってリアルなのではないだろうか。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.4 x 12.6 x 1.4 cm; 140.61 g
- メーカー : ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- EAN : 4542519005610
- 時間 : 56 分
- レーベル : ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- ASIN : B003UOAII2
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,385位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 68,249位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
まったく色の違うアルバム。
此処までふり幅が広い
シンガーソングライターは
居ないんじゃないか?
全11曲。
一曲目の「家出少女」から
ラストの「不良少年」まで
痺れるくらい
毒を含んだ歌詞と
生きる強さ/弱さが
テンポよく
伝わってくる。
間違いなく
これは最高傑作だ!!
もっと、沢山の人が
このアルバム、このアーティストの存在を
知ってくれれば
良いのに…
この人よりも
実力がないのに
売れてる
アーティストが
沢山居るのが、
悔しいところだ…。
そして早速聴きました。
内容は非常に完成度が高いと感じます。完成度というか、「中村中」の精度が高いと言えばいいのかな。
じゃなぜ★5ではないかと言いますと。
まさにその「精度の高さ」に一抹の危惧を感じてしまったのです。
「家出少女」から「不良少年」までの、まっすぐすぎるほど突き通る「ブレ」のなさ。
「それでも生きている」
「生きなくちゃいけないんだ」
「青春」
というフレーズが繰り返し繰り返し叫ばれる。
メッセージが直球過ぎる気がする。
私は結構以前からのファンですが、それでも何かこう、息苦しさを感じます。
コンセプト・アルバムというのはまさにそのアーティストの核、純粋な結晶体である傾向が強いため、
コアなファンの食いつきは強い一方、新規のファンは敬遠しがちなのではないでしょうか。
私もほんとに、もっといろいろな人に中村中の魅力を知ってほしいのです。
そういう意味では、少し心の中に引っかかってしまったため、
今回は、私にとっての会心の作とは言えませんでした。
ある日の深夜、PC疲れで事務所のソファにダウン。かすかに下のコンビニからどこかで聴いた事のある曲が。何だっけ?性同一なんとかかんとかトモダチの・・遠のく意識、まま泥睡。そこからは早かった!?手当たり次第CD、写真集、買っていました。今では「中村中×牡丹燈籠」(映像は記録程度と思えば腹立ちません。で、お話を聴きましょう。十分楽しめます。ケースの彼女、ギャァ!アラーキーかぁ?とドキっとしました。コレだけでも買う価値アリです。おもわず2枚買ってしまった。フリスビーにしようと思って=ウソウソ)を寝物語にノートで再生しながら眠りにつく日々・・・途中でうなされるけど。
かつて村上龍の「コインロッカーベイビーズ」にはまって痛い目みた人、特に注意してください。彼女は第一級の危険人物です。マブしすぎるッッッ!あっという間に重度の中毒になりますよ。
CD「少年少女」の曲から
「家出少女」 何時に帰るかなんてわからないなんて、くおらぁ〜親は本当に心配するんだからな。夫婦で寝れなくてじっと我慢する日々が続きました。今では孫もできて孫にデレデレですけどね。はぁ〜
「ここは、風の街」 痛いッ!まじドキッ。昔こんなヤツにはまって死にかけたです。
「独白」 ひとりごとで毒吐くッ!・・・なさってますです。
「戦争を知らない僕らの戦争」 おかまいなしの春ですは、オカマ居無しの春です か?
学び舎の門を、過去内から、今外から見つめてらっしゃいますか?ソシュールと万華鏡をまわす様なパラダイムシフト。
このCDはアラフォー、アラフィフ世代にオススメです。詩は大変胸に応えますし、曲のアレンジは、80年代ポップスのなつかしい残り香がそこはかとなくただよっていましてハマリマスよ。
ライブにいくと年齢層の広さにビックリします。アコースティックツアーはまた曲のアレンジが変わっていてとても楽しめます。彼女の歌唱力、表現力のアップには参った。CDよりいいね。演劇は無駄にはなってないと感じました。お近くで機会が有ればライブも是非オススメです。
アルバムが出たら買う・・・という程度のファンですが、
この中村中の4枚目のオリジナルアルバムには、1曲目から驚きながら聴きました。
他の方もレビューされているように、明らかに前作までと雰囲気が違いますね。
最も中村中の本質に踏み込んだ1枚だと感じるのは、自分だけだろうか?
今までのファンの中には拒絶反応を起こす方もいるかも?
このアルバムは、わざと「聴きやすさ」を削いで、
耳に歌の言葉が引っかかるように仕上げているかのような印象を受けました。
その言葉に、とぎどき息苦しくなってしまう程。
その息苦しさから開放される終曲には、特に心を打たれました。
「少年」「少女」2人が主人公のコンセプトアルバムのようですが、
私には、誰の中にもある少年と少女=「1人の人間」が主人公のアルバムに聴こえました。
11曲収録されていますが、それぞれの曲が共鳴しあって、どの曲も外せない、
曲順も変えられない、アルバム全体56分35秒で1曲のように感じました。
このアルバムは中村中の現時点での最高傑作だと思いますが、
これは集大成ではなく、始まりなのだと思います。
5枚目のアルバムがどんな展開になるのか予想がつきませんが、今後が楽しみです。
聞き流す音楽が好きな方にはオススメできませんが、
ジックリ・・・という方はぜひ!
今のオリコンチャートとやらを眺めると甘すぎる砂糖菓子でも食べているような気分になります(もちろん実力と比例した人はいますが)
中村中の作品は砂糖菓子からは程遠いでしょう
辛くもすっぱくも、そして自分の血を舐めるような感覚も覚えます
でも、生きてると思える感覚でもある。
血と汗と涙、と書きましたが、これって誰にでもあるものですよね
血は人間に必要
汗は働いた証拠
涙は人間の証
青臭い、でもピュア
血を握ることが増えた中、かろうじて残ったピュア
ぜひ、聴いて欲しいです
どこか懐かしくもあり、新しくもある。
青春期特有の孤独があり感傷があり、そうかと思えば毒や狂気や冷徹さもある。
彼女(?)の表現力もシンガーという領域を飛びぬけている。
女優・・・というか歌の中で登場人物がそのまま息づいているようである。
このアルバムの中で「不良少女」と「非行少年」が出会った瞬間に鳥肌が立った。