メッチャ不思議な映画だ。映画として、ストーリーがどうとか演出がどうとかというよりも、リタ・ヘイワースが時を超えて、屹立している。確かに、南米の正体不明の閉じた世界が実にうまく作られており、サスペンスを盛り上げ、主人公二人と謎のオーナーの三人のねじれた関係が、渦巻のように展開するのだが、リタ・ヘイワースの引力というか磁場というか、もう、ある種、化け物じみて、堂々と男二人と観客を魅了する。演じているのか、素なのか、いやもう、髪をかき挙げ、たばこを吸い、ダンスをし、歌うリタ・ヘイワースが、映画とか当時の時代とか関係なく、なんか、大自然のナイアガラ瀑布というか天然物として、人知と時空を超えた、演技とかなんとか関係ない、圧倒的な女神として、迫ってくるのだ。嗚呼、こういうのありか。何度でも彼女のいる世界にひたりたくなる。
追記:この映画を実にemotionalなものにしているのは、主人公ら三人の三角関係というか嫉妬の構造というか。フォードとオーナーのホモ的な関係、それに嫉妬するヘイワース、わざと奔放な振る舞いをフォードに見せつける。フォードはヘイワースに惹かれながらも、オーナーへの忠義だてを名目にそれを隠す、で、ヘイワースの振舞を、オーナーへの裏切りだという道義的な怒りに変える。素直にヘイワースを愛するが上の怒りだと認めない。ヘイワースはそれが許せず、さらにエスカレートさせる。なんか、実に激しくも屈折し、互いに偽りのそぶりをし、しかし、怒りこそが愛情、執着の証拠であるという。。この屈折が最後まで映画を引っ張る。なんか、終盤はやりすぎや、素直になれよと言いたくなるが、ま、そういう流れでこその、ヘイワースのクライマックスの、歴史に残る、ストリップまがいの歌のシーンなのだな。いやもう、熱いな。
ギルダ [DVD]
フォーマット | ドルビー, 字幕付き, 吹き替え, モノ |
コントリビュータ | ジョージ・マクレディ, グレン・フォード, リタ・ヘイワース, ジョセフ・カレイア, チャールズ・ヴィダー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 50 分 |
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 58.97 g
- EAN : 4547462072153
- 監督 : チャールズ・ヴィダー
- メディア形式 : ドルビー, 字幕付き, 吹き替え, モノ
- 時間 : 1 時間 50 分
- 発売日 : 2010/9/22
- 出演 : リタ・ヘイワース, グレン・フォード, ジョージ・マクレディ, ジョセフ・カレイア
- 販売元 : ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ASIN : B003XKRTTO
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,583位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,686位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Great
2021年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Michael Jacksonが好きなので This is itの映画内に出て来たシーンが気になって購入しました。なかなか1940年代の映画を見る機会などはないのですが世界観が面白かったです。Michael Jacksonが選ぶ理由がわかった気がします。
2012年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第2次大戦中、アメリカ人青年ジョニー・ファレール(グレン・フォード)は、アルゼンチンに流れ着き、ギャンブルで日銭を稼いで生活していた。ある日、イカサマがばれ、金を巻き上げられそうになったファレールは、マンソン(ジョージ・マクレディ)という謎の男に助けられ、それが縁で、マンソンのカジノで働くことになる。そんなある日、ファレールは、マンソンから結婚の報告を受け、彼の妻ギルダ(リタ・ヘイワース)を紹介される…。
すでに、『 コンドル 』、『 紐育(ニューヨーク)の天使 』、『 晴れて今宵は 』など、コロンビア映画の専属スターとして人気を博していたヘイワースが、全身から溢れ出す淫美な魅力で、「愛の女神」"Love Goddes"としてのイメージを決定的にした作品だ。「ギルダ」という名前は、原爆実験の際、爆弾にも付けられたほどで、ヘイワースは、そういった名前の使われ方に対して激しい怒りを持っていたと伝えられている。
ジャンル分けというものほど安易で危なっかしいものはないし、それが、フィルム・ノワールのような定義の難しいジャンル(と便宜上呼ぶ)であればなおさらのこと。本作は、フィルム・ノワール作品を語る際、必ず出てくる作品であり、実際、運命の糸に絡め取られる主人公たち、虚無的な人物造形、ファレールのボイス・オーヴァー(一人称ナレーション)、陰を巧みに使った撮影(名手ルドルフ・マテ!)、ファム・ファタール(運命の女)…というお膳立ては、確かにフィルム・ノワールそのもの。しかし、本作の救いのある(安易で感傷的なハッピー・エンドでもあるが)幕切れからすると、フィルム・ノワール的意匠に彩られた、憎しみと嫉妬に取りつかれた人間たちの陰鬱なメロドラマと言ったほうが正確だろう。
「憎しみという感情は人間を興奮させる」とマンソンやギルダが言うように、本作の登場人物たちの「憎しみ」(もちろん、それは激しい愛情の裏返しでもある)が、本作の原動力となって話を動かし、緊張感を高めている。ヴィダー監督の演出は、ヘイワース、フォード、マクレディ演じる人物たちの複雑な力関係における憎しみのぶつかり合いを粘着的に描き、実にスリリングだ。そして、まるで登場人物の心の襞まで切り取るようなルドルフ・マテの絶妙で力強いキャメラ・ワーク(流麗な動きと繊細な照明による盤石な構図)の素晴らしさ。とりわけ、ヘイワースが、実に妖しく蠢惑的に撮られており、印象深いショットが満載だ。あまりに有名な黒い長手袋を脱ぐシーンは言うまでもないが、初登場シーンでの、髪を跳ね上げ、ファレールを正視するショット、マンソンにファレールとの関係を問われるシーンでの、ベッドで寝転びながらアンニュイな表情で答えるショット…など、まさに夢の女のイメージそのもの。大げさに言えば、それらの忘れ難いショットをフィルムに定着させたということだけでも、本作は価値がある。
本DVDは、UCLA Film & Television Archive、ソニー、米国議会図書館、英The National Film & Television Archiveが共同で修復した35mm素材を使って起したマスター・ポジからHDテレシネされたマスターを使用したもの。 2000年というDVD黎明期ということもあり、現在の目からすると、デジタル・レストアの余地も感じさせるが(パラ=細かいキズ消しなど)、全体的に諧調もディテール表現もいい画質。音声も明瞭。おまけに、新録の日本語吹替えまで収録されている。
特典には、ミニ・ドキュメンタリー「リタ・ヘイワース:愛の女神」(約8分)、ヴィンテージ・アド、タレント・ファイル(テキスト)、『ギルダ』と『 わが命つきるとも 』の予告編が収録。
すでに、『 コンドル 』、『 紐育(ニューヨーク)の天使 』、『 晴れて今宵は 』など、コロンビア映画の専属スターとして人気を博していたヘイワースが、全身から溢れ出す淫美な魅力で、「愛の女神」"Love Goddes"としてのイメージを決定的にした作品だ。「ギルダ」という名前は、原爆実験の際、爆弾にも付けられたほどで、ヘイワースは、そういった名前の使われ方に対して激しい怒りを持っていたと伝えられている。
ジャンル分けというものほど安易で危なっかしいものはないし、それが、フィルム・ノワールのような定義の難しいジャンル(と便宜上呼ぶ)であればなおさらのこと。本作は、フィルム・ノワール作品を語る際、必ず出てくる作品であり、実際、運命の糸に絡め取られる主人公たち、虚無的な人物造形、ファレールのボイス・オーヴァー(一人称ナレーション)、陰を巧みに使った撮影(名手ルドルフ・マテ!)、ファム・ファタール(運命の女)…というお膳立ては、確かにフィルム・ノワールそのもの。しかし、本作の救いのある(安易で感傷的なハッピー・エンドでもあるが)幕切れからすると、フィルム・ノワール的意匠に彩られた、憎しみと嫉妬に取りつかれた人間たちの陰鬱なメロドラマと言ったほうが正確だろう。
「憎しみという感情は人間を興奮させる」とマンソンやギルダが言うように、本作の登場人物たちの「憎しみ」(もちろん、それは激しい愛情の裏返しでもある)が、本作の原動力となって話を動かし、緊張感を高めている。ヴィダー監督の演出は、ヘイワース、フォード、マクレディ演じる人物たちの複雑な力関係における憎しみのぶつかり合いを粘着的に描き、実にスリリングだ。そして、まるで登場人物の心の襞まで切り取るようなルドルフ・マテの絶妙で力強いキャメラ・ワーク(流麗な動きと繊細な照明による盤石な構図)の素晴らしさ。とりわけ、ヘイワースが、実に妖しく蠢惑的に撮られており、印象深いショットが満載だ。あまりに有名な黒い長手袋を脱ぐシーンは言うまでもないが、初登場シーンでの、髪を跳ね上げ、ファレールを正視するショット、マンソンにファレールとの関係を問われるシーンでの、ベッドで寝転びながらアンニュイな表情で答えるショット…など、まさに夢の女のイメージそのもの。大げさに言えば、それらの忘れ難いショットをフィルムに定着させたということだけでも、本作は価値がある。
本DVDは、UCLA Film & Television Archive、ソニー、米国議会図書館、英The National Film & Television Archiveが共同で修復した35mm素材を使って起したマスター・ポジからHDテレシネされたマスターを使用したもの。 2000年というDVD黎明期ということもあり、現在の目からすると、デジタル・レストアの余地も感じさせるが(パラ=細かいキズ消しなど)、全体的に諧調もディテール表現もいい画質。音声も明瞭。おまけに、新録の日本語吹替えまで収録されている。
特典には、ミニ・ドキュメンタリー「リタ・ヘイワース:愛の女神」(約8分)、ヴィンテージ・アド、タレント・ファイル(テキスト)、『ギルダ』と『 わが命つきるとも 』の予告編が収録。
2016年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この女性はこんなにダンスがうまいとは知らなかった。少し買い揃えてみようかと思っています。
2023年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ギルダ役のリタ・ヘイワースの容姿や演技を好きかどうかで評価が分かれるのでは。この映画を高く評価する批評家も多いようであるが、ストーリーはありきたり。というか、今みると古くさい。主役のグレン・フォードとジョージ・マクレディは好演しているが、どうもストーリーがいまいち。映画の雰囲気は良いのだけれど・・
2014年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画史に残る リタはこれ一本と言って良いかと思います。この中でPutt the Blame Mameという
曲を踊りますが、その素晴らしさは筆舌に尽くしがたいと思います。
曲を踊りますが、その素晴らしさは筆舌に尽くしがたいと思います。
2013年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画はアメリカ公開が1946年、日本公開が1949年です。この映画の中ではリタ・ヘイワースの魅力をたっぷりと見る事が出来ます。又、グレン・フォードも負けず劣らず魅力いっぱいです。この映画の中のリタ・ヘイワースは28歳、グレンフォードは30歳。当時のリタ・ヘイワースは1940年代のセックス・シンボルとして一世を風靡した女優さんでした。現代の若い世代の方々は、セックス・シンボルという言葉をご存知でしょうか?もはや死語か?とも思いますが如何でしょうか?IMDb(Internet Movie Database)で見ますと、リタ・ヘイワースの身長は168cmとのことですが、手足が見事に長くてもっと背が高いように見えます。リタ・ヘイワースは元々がダンサーですので、鍛えられているからなのでしょうか、女の私が見ましても本当に美しいと思います。この映画の中では歌いながら踊るシーンが見られます。残念ながら歌は吹き替えですが、ダンスはにわか仕込みの下手な物ではありませんので、リタ・ヘイワースのメリハリの利いたダンスステップがたっぷりと楽しめます。特に”手袋のストリップ・ショウ”と呼ばれるシーンは圧巻です。ベアトップの黒いドレスで歌いながら踊るのですが、一度見たら忘れられないくらいに印象が強く残りました。この映画の中のリタ・ヘイワースの衣装は大変豪華です。毛皮もチンチラとセーブル(もしかしたら間違っているかもしれません)の2着が見られます。グレンフォードの衣装も素敵です。カジノの中で着ているスーツは全てダブルの打ち合わせのスーツで、最初と最後と途中のホテルのシーンではシングルの打ち合わせのスーツです。スーツは当然のことながら、センターベントもサイドベンツもありません。いわゆるブラックタイ・デイナージャケットも白も黒も出てきますが、ダブルの打ち合わせでした。それからホワイトタイ・燕尾服も出てきます。燕尾服を着たグレンフォードは本当に素敵でした。それからカジノの中で目に付いたのはガラスの装飾でした。グラスリッツエンを施したガラスが見られます。又、シャンペイングラスが素敵でした。第2次世界大戦が終わったのが1945年、この映画が作られたのが1946年、日本はこの頃疲弊しきっていたのに、こんな映画がアメリカで作られていたなんて信じられないくらいです。尚、”風と共に去りぬ”はアメリカで1939年に公開された映画ですが、日本軍関係者が占領先のシンガポールなどでこの映画を見てこんなすごい映画を作る国と戦争をしてもとても勝てないと思ったと言う話は有名ですね。それでも1941年に真珠湾攻撃で日米が開戦してしまったのですから、仕方が無かったとはいえ残念な事でした。この映画のあらすじはあえて書きません。ともかくも素敵な映画です。他の映画に比べてあまり知られてないのが残念です。どうぞこの映画を楽しんで下さい。
他の国からのトップレビュー
Excelente producto
5つ星のうち5.0
Gran pelicula
2024年2月18日にメキシコでレビュー済みAmazonで購入
Imagen exelente
Audio en español latino e inglés
Se reprodujo sin problema en cualquier dvd
Joya de pelicula
Audio en español latino e inglés
Se reprodujo sin problema en cualquier dvd
Joya de pelicula
Anahil
5つ星のうち5.0
Antiguedad
2024年3月17日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Buena película,antigua,se ve perfecto
Ray
5つ星のうち5.0
Hass und Liebe in Buenos Aires....
2012年1月26日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Eines Nachts in der Hafengegend von Buenos Aires: Johnny Farrell (Glenn Ford) ist nicht nur ein begeisterter Spieler, er spielt darüberhinaus auch noch erfolgreich falsch.
Dies wird ihm bei diesem Würfelspiel mit dubiosen Gestalten beinahe zum Verhängnis, denn als er auf sich auf den Heimweg macht, wird er überfallen und soll das Geld wieder herausrücken.
Zu Hilfe kommt ihm ein wildfremder, elegant gekleideter Mann, der ihm das Leben mit einem Dolch im Spazierstock rettet und sich als Ballin Mundson (George Macready) vorstellt.
Wenig später kreuzen sich die Wege der beiden Männer erneut. Im Casino will Johnny wieder einmal ein bisschen absahnen, doch sein Betrug beim Black Jack bleibt nicht unbemerkt. Als Besitzer des Casinos entpuppt sich der neue Freund Ballin, der Johnny fortan als Sekretär und zweite Hand engagiert.
Bald ist Johnny DER Vertrauensmann, die beiden Männer philosophieren ähnlich über das Leben und auch die Frauen, die von beiden eher als Störfaktor wahrgenommen werden.
Als Ballin nach einer Geschäftsreise zurückkommt, hat er überraschend "den dritten Mann" in der Gestalt der schönen Tänzerin Gilda (Rita Hayworth) dabei, die er zu allem Übel auch noch geheiratet hat.
Ballin bemerkt, dass gleich von Anfang an die Chemie zwischen seiner Ehefrau und dem besten Freund überhaupt nicht stimmt - und zwar so stark, dass es schnell offensichtlich wird, dass Gilda und Johnny mal ein Paar waren.
Warum dies auseinanderging ? Keine Ahnung, jedenfalls steigert sich der Hass der beiden bis ins Unendliche. Johnny agiert sadomasochistisch, Gilda verpasst kaum eine Gelegenheit, um zu zeigen, dass sie jeden Mann rumkriegen kann.
Natürlich kommt es durch diese fiesen Scharmützel, auch zu Spannungen zwischen Ehefrau und Gatten, zwischen Freund und Freund.
Ballin indessen gerät unter Druck, weil er neben seinem Casino auch ein Kartell für Wolframschmuggel leitet und aus diesem Grund nicht nur geschäftliche Beziehungen zu Nazis pflegt, sondern auch die Weltherrschaft anstrebt. Die Polizei unter der Leitung von Maurice Obregon (Joseph Calleia) observiert den Verdächtigen auch schon...
"Gilda" ist ein recht eigenwilliger Film Noir aus dem Jahr 1946, der vor allem durch Rita Hayworths legendären Handschuh-Striptease zum Weltruhm gelangte.
Ihr "Put the Blame on Mame" ist sowieso einer der schönsten Filmsongs aller Zeiten. Ein Hauch von Michael CurtizŽ"Casablanca" ist in Charles Vidors bestem Film sichtbar.
Dabei sind besonders die erotischen Subtexte des Films, vermischt mit den klassischen Zutaten der scharzen Serie, interessant.
Um den Film an den prüden und strengen Richtlinien des Production Codes vorbeizuschleusen, mussten Sachen wie sexuelle Begierde, Homosexualität, Impotenz, Voyeurismus und Sadomasochismus mit doppeldeutigen Dialogen und verschlüsselten Symbolen verschleiert werden.
Darüberhinaus ist "Gilda" nicht nur Liebesfilm, sondern auch ein grandioser HighTrash erster Sahne. Das Tüpfelchen auf dem "I" ist der Schlagabtausch, der beiden sich hassenden Liebenden. "Mein Haß ist so stark, dass ich mich selbst zerstören würde, nur um dich kaputt zu machen" sagt Gilda zu Johnny. Dieser erkannte ein paar Szenen vorher "Ich hasste Gilda so sehr, dass sie mir keine Minute aus dem Kopf ging".
Von der Kritik seinerzeit verrissen, erlangte der Hollywood Klassiker alter Schule im Lauf der Jahre immer mehr größten Kultstatus. Heute zählt er zu den besten und eigenwilligsten Werken des Film Noir.
Dies wird ihm bei diesem Würfelspiel mit dubiosen Gestalten beinahe zum Verhängnis, denn als er auf sich auf den Heimweg macht, wird er überfallen und soll das Geld wieder herausrücken.
Zu Hilfe kommt ihm ein wildfremder, elegant gekleideter Mann, der ihm das Leben mit einem Dolch im Spazierstock rettet und sich als Ballin Mundson (George Macready) vorstellt.
Wenig später kreuzen sich die Wege der beiden Männer erneut. Im Casino will Johnny wieder einmal ein bisschen absahnen, doch sein Betrug beim Black Jack bleibt nicht unbemerkt. Als Besitzer des Casinos entpuppt sich der neue Freund Ballin, der Johnny fortan als Sekretär und zweite Hand engagiert.
Bald ist Johnny DER Vertrauensmann, die beiden Männer philosophieren ähnlich über das Leben und auch die Frauen, die von beiden eher als Störfaktor wahrgenommen werden.
Als Ballin nach einer Geschäftsreise zurückkommt, hat er überraschend "den dritten Mann" in der Gestalt der schönen Tänzerin Gilda (Rita Hayworth) dabei, die er zu allem Übel auch noch geheiratet hat.
Ballin bemerkt, dass gleich von Anfang an die Chemie zwischen seiner Ehefrau und dem besten Freund überhaupt nicht stimmt - und zwar so stark, dass es schnell offensichtlich wird, dass Gilda und Johnny mal ein Paar waren.
Warum dies auseinanderging ? Keine Ahnung, jedenfalls steigert sich der Hass der beiden bis ins Unendliche. Johnny agiert sadomasochistisch, Gilda verpasst kaum eine Gelegenheit, um zu zeigen, dass sie jeden Mann rumkriegen kann.
Natürlich kommt es durch diese fiesen Scharmützel, auch zu Spannungen zwischen Ehefrau und Gatten, zwischen Freund und Freund.
Ballin indessen gerät unter Druck, weil er neben seinem Casino auch ein Kartell für Wolframschmuggel leitet und aus diesem Grund nicht nur geschäftliche Beziehungen zu Nazis pflegt, sondern auch die Weltherrschaft anstrebt. Die Polizei unter der Leitung von Maurice Obregon (Joseph Calleia) observiert den Verdächtigen auch schon...
"Gilda" ist ein recht eigenwilliger Film Noir aus dem Jahr 1946, der vor allem durch Rita Hayworths legendären Handschuh-Striptease zum Weltruhm gelangte.
Ihr "Put the Blame on Mame" ist sowieso einer der schönsten Filmsongs aller Zeiten. Ein Hauch von Michael CurtizŽ"Casablanca" ist in Charles Vidors bestem Film sichtbar.
Dabei sind besonders die erotischen Subtexte des Films, vermischt mit den klassischen Zutaten der scharzen Serie, interessant.
Um den Film an den prüden und strengen Richtlinien des Production Codes vorbeizuschleusen, mussten Sachen wie sexuelle Begierde, Homosexualität, Impotenz, Voyeurismus und Sadomasochismus mit doppeldeutigen Dialogen und verschlüsselten Symbolen verschleiert werden.
Darüberhinaus ist "Gilda" nicht nur Liebesfilm, sondern auch ein grandioser HighTrash erster Sahne. Das Tüpfelchen auf dem "I" ist der Schlagabtausch, der beiden sich hassenden Liebenden. "Mein Haß ist so stark, dass ich mich selbst zerstören würde, nur um dich kaputt zu machen" sagt Gilda zu Johnny. Dieser erkannte ein paar Szenen vorher "Ich hasste Gilda so sehr, dass sie mir keine Minute aus dem Kopf ging".
Von der Kritik seinerzeit verrissen, erlangte der Hollywood Klassiker alter Schule im Lauf der Jahre immer mehr größten Kultstatus. Heute zählt er zu den besten und eigenwilligsten Werken des Film Noir.
Alessandra
5つ星のうち5.0
Classico senza tempo
2023年6月7日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Un classico senza tempo del cinema americano che non può mancare nella videoteca di un cinefilo. Trama un po' ingarbugliata ma ciò che conta sono gli attori miti degli anni 50 soprattutto Rita Hayworth bomba sexi dell epoca (in realtà era piccolina e non statutaria come sempre fatta passare..).. Magnifico il doppiaggio di grandi voci italiane Vittoria Febbi Pino Colizzi ed Emilio Cigoli... Loro sono il film per me. STREPITOSI. DVD in ordine. Audio bene, immagine ok.
ChicGeek
5つ星のうち5.0
MOVIE: 4.5 • VIDEO: 4.1 • AUDIO: 2.5
2017年11月1日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
FORMAT: DVD
UPC: 0-43396-28999-4
RELEASED: 2000-11-07
TITLE: Gilda (1946) • NR • 1:50:11
Rita Hayworth, Glenn Ford, George Macready, Joseph Calleia
Charles Vidor (Director)
The movie in which Rita Hayworth set the vast majority of male hearts aflutter in 1946 — and that also cemented the public's perception of her as an international sex symbol. And, this movie is also the most likely reason that her personal relationships with men and her marriages were all troubled and, ultimately, all failed — guys couldn't separate Rita Hayworth, the real-life woman, from "Gilda", the character she played in the movie.
Now, setting aside all of the off-screen Rita Hayworth baggage: this is still a VERY good movie. It is a well-written, well-directed, well-acted (by everyone involved) example of a pitch-perfect psychological drama at its best — that also has a goodly number of film noir attributes. Most of the important noir staples are here: the loner "tough guy", with a dark past (Johnny Farrell [Glenn Ford]); the beautiful damsel-in-distress/femme-fatal, with an even darker dark past (Gilda [Rita Hayworth]); the menacing criminal figure, who threatens them both (Ballin Mundson [George Macready]); the collection of shady (but, colorful) characters (Maurice Obregon [Joseph Calleia], Uncle Pio [Steven Geray], Casey [Joe Sawyer], etc.); and, (probably the MOST important film noir staple of them ALL) the fact that NOTHING and NO ONE is as they seem. Take all of this and couple it with the neurotic love/hate relationship — and the palpable sexual tension — of the two main characters (Gilda and Johnny Farrell), and you have yourself a very good film, ladies and gentlemen! Highly recommended.
See the other reviews for more detail and/or other opinions regarding the plot of the movie.
VIDEO: 1.33:1 • B&W • 480p • MPEG-2 (5.3 Mbps)
Within the confines of the DVD format, this film exhibits good, to — on some occasions — very good, picture quality. Also, sharpness and detail (for a DVD) are usually good (with the textures and patterns of most hair-styles, clothing and furnishings being readily discernible) — but, the movie did (in a limited number of scenes) present an image that was slightly soft. In addition, artifacts such as black specks and white dots (while no where near excessive) are visible in a few scenes. Lastly, contrast, gray scale and shadow-detail (while pretty good overall [for a DVD]) were downright "murky" in some scenes. Overall, this movie's presentation on DVD has mostly good, to sometimes very good, picture quality — and, should satisfy all but the pickiest of viewers
AUDIO: Dolby Digital 2.0 (Dual-Mono, 48 KHz, 192 Kbps)
The sound quality for this film's transfer fairs better than its picture quality, because there are no loud bumps nor objectionably high levels of hiss. Also, dialog is very clear and all voices are easily understood. However, dynamic range is very limited, and there is not much bottom-end nor any top-end to speak of (which makes the musical score, the nightclub numbers and the Foley work all sound a little 'thin', and somewhat less than realistic). Otherwise, considering the age of the source elements and the fact that this is a monophonic, dialog-driven movie from the mid 1940s, its audio presentation has more than acceptable sound quality.
EXTRAS: Documentary: "Rita Hayworth: The Columbia Lady"
Vintage Advertising
Talent Files
Trailers
None of the extras were reviewed.
UPC: 0-43396-28999-4
RELEASED: 2000-11-07
TITLE: Gilda (1946) • NR • 1:50:11
Rita Hayworth, Glenn Ford, George Macready, Joseph Calleia
Charles Vidor (Director)
The movie in which Rita Hayworth set the vast majority of male hearts aflutter in 1946 — and that also cemented the public's perception of her as an international sex symbol. And, this movie is also the most likely reason that her personal relationships with men and her marriages were all troubled and, ultimately, all failed — guys couldn't separate Rita Hayworth, the real-life woman, from "Gilda", the character she played in the movie.
Now, setting aside all of the off-screen Rita Hayworth baggage: this is still a VERY good movie. It is a well-written, well-directed, well-acted (by everyone involved) example of a pitch-perfect psychological drama at its best — that also has a goodly number of film noir attributes. Most of the important noir staples are here: the loner "tough guy", with a dark past (Johnny Farrell [Glenn Ford]); the beautiful damsel-in-distress/femme-fatal, with an even darker dark past (Gilda [Rita Hayworth]); the menacing criminal figure, who threatens them both (Ballin Mundson [George Macready]); the collection of shady (but, colorful) characters (Maurice Obregon [Joseph Calleia], Uncle Pio [Steven Geray], Casey [Joe Sawyer], etc.); and, (probably the MOST important film noir staple of them ALL) the fact that NOTHING and NO ONE is as they seem. Take all of this and couple it with the neurotic love/hate relationship — and the palpable sexual tension — of the two main characters (Gilda and Johnny Farrell), and you have yourself a very good film, ladies and gentlemen! Highly recommended.
See the other reviews for more detail and/or other opinions regarding the plot of the movie.
VIDEO: 1.33:1 • B&W • 480p • MPEG-2 (5.3 Mbps)
Within the confines of the DVD format, this film exhibits good, to — on some occasions — very good, picture quality. Also, sharpness and detail (for a DVD) are usually good (with the textures and patterns of most hair-styles, clothing and furnishings being readily discernible) — but, the movie did (in a limited number of scenes) present an image that was slightly soft. In addition, artifacts such as black specks and white dots (while no where near excessive) are visible in a few scenes. Lastly, contrast, gray scale and shadow-detail (while pretty good overall [for a DVD]) were downright "murky" in some scenes. Overall, this movie's presentation on DVD has mostly good, to sometimes very good, picture quality — and, should satisfy all but the pickiest of viewers
AUDIO: Dolby Digital 2.0 (Dual-Mono, 48 KHz, 192 Kbps)
The sound quality for this film's transfer fairs better than its picture quality, because there are no loud bumps nor objectionably high levels of hiss. Also, dialog is very clear and all voices are easily understood. However, dynamic range is very limited, and there is not much bottom-end nor any top-end to speak of (which makes the musical score, the nightclub numbers and the Foley work all sound a little 'thin', and somewhat less than realistic). Otherwise, considering the age of the source elements and the fact that this is a monophonic, dialog-driven movie from the mid 1940s, its audio presentation has more than acceptable sound quality.
EXTRAS: Documentary: "Rita Hayworth: The Columbia Lady"
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