Titus Groan
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, 2005/7/19
"もう一度試してください。" | インポート | ¥2,084 | ¥980 |
CD, 2050/12/31
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥2,640 | — |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2016/12/20
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター | ¥3,016 | ¥6,880 |
CD, 1999/12/16
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| ¥2,555 | ¥980 |
CD, CD, 2007/5/23
"もう一度試してください。" | CD |
—
| — | ¥1,540 |
CD, CD, インポート, 2010/11/5
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| — | — |
曲目リスト
1 | IT WASN T FOR YOU |
2 | HALL OF BRIGHT CARVINGS |
3 | I CAN T CHANGE |
4 | IT S ALL UP WITH US |
5 | FUSCHIA |
6 | OPEN THE DOOR HOMER |
7 | WOMAN OF THE WORLD |
8 | LIVERPOOL |
商品の説明
Digitally remastered and expanded edition of this classic 1970 album by the British Progressive Rock band. The band signed to PYE's Dawn imprint in 1970, recording a sole album and three track Maxi Single for the label. The band's only album was a Jazz influenced early Prog classic and included the epic track 'Hall of Bright Carvings'. This expanded edition has been remastered from the original master tapes, restores the album artwork and features three bonus tracks. Esoteric. 2010.
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.4 x 14.3 x 1.19 cm; 96.1 g
- メーカー : Esote
- EAN : 5013929732643
- 製造元リファレンス : 20696
- レーベル : Esote
- ASIN : B0040U8Y04
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
4 星
度々の再発盤カタログで蘇り続ける、愉快爽快なエモーション♪
◆『Titus Groan』Titus Groan:タイタス・グローン01. It Wasn't For You:君のためじゃない(5' 31'')02. Hall Of Bright Carvings:ホール・オブ・ブライト・カーヴィングス(11' 36'')>a. Theme:主題>b. In The Dusty High-Vaulted Hall:古びた教会で>c. The Burning:バーニング>d. Theme:主題03. I Can't Change:僕は今のまま(5' 43'')04. It's All Up With Us:イッツ・オール・アップ・ウィズ・アス(6' 06'')05. Fuschia:ファスチア▼ボーナス・トラック06. Open The Door Homer(3' 30'')07. Woman Of The World(4' 45'')08. Liverpool(6' 57'')>Dawn Records:1970年(オリジナル発売)■スチュワート・カウェル(ギター、キーボード)■トニー・プリーストランド(サックス、フルート、オーボエ)■ジョン・リー(ベース)■ジム・トゥーミー(ドラムス、パーカッション)再発盤として、1989年、1995年に海外でCD化されていましたが、日本盤CDは、1999年にビクター・レコードより、オリジナルのアナログLPを忠実に再現した、見開きの紙ジャケット仕様で発売。それから後、同じく紙ジャケットCDで、2007年にストレンジ・デイズ・レコード、昨年2016年にもベル・アンティーク・レコードから、※+3曲のボーナス・トラックと共にリマスター処理が施されたパッケージで蘇っています。惜しくも、リアルタイム当時は目立った売り上げを示せず、わずか1枚の本作を遺して解散した大昔のバンドですが、そのユニークな※音楽性は、マニアックなロックファンの間では語り種になっていた様子で、そこが、メーカー各社のカタログに、事毎に再発盤で復活する所以でしょう。※^ジャズ・ロックとして認知されているようですが、いわゆる即興の連続でリスナーを置き去りにしたり、過剰なテクニック(曲芸)の誇示等は感じさせません。メンバー各々が、深い音楽的バックボーンを持ち、卓越した演奏能力を備えていることは、容易に判断がつきますが、決して音を支配しようとするのではなく、確たるテーマを念頭に、自由奔放な表現力で、むしろ音を解放し、彼等自身がリスナーとなり、心底愉しみながら演奏している風情が伝わってきます。なので、長尺の組曲「02.」でさえ、心地よいスリリングさで終始に魅了します。各楽曲のヴァリエーションも豊かですね。バッキングに華を添える如く、巧みに駆使されるサックスやフルート、ひいてはオーボエの調べに、緻密なアンサンブル(チームワーク)に心を砕く端整な配慮も感じます。要所に背後から自然に立ち現れる、決して出過ぎないコーラス・ワークの絶妙な間合いも秀逸。愉快爽快なロック・ミュージックといった趣です。※^アルバムと同時にリリースされた、7" EP(シングル)に収録の3曲が、ボーナス・トラックとして追加されています。「06.」は、ボブ・ディランのカヴァー。「08.」なども、本来のアルバムに収録されていても違和感のない、彼等らしい軽快な楽曲です。※^1999年に、ビクター・エンタテインメントより発売された紙ジャケットCDには、ボーナス・トラックは付きません。“20bit Digital K2(Super Coding)”という手法でリマスター効果がアピールされていますが、オリジナルのアナログ盤と比較して、確かに、複雑に絡みがちな各楽器の音の粒が明瞭になった印象を受けます。長年、そのビクター盤を愛聴し続けてきたのですが、今回、ボーナス・トラック付きの、ストレンジ・デイズ盤(2007年リマスター)を買い直す形になりました。現在、市場に流通している、ベル・アンティーク盤(2016年最新リマスター)は、SHM-CDです。参考に、ストレンジ・デイズ盤とビクター盤の写真を添付しておきました。(ビクター盤:赤帯、ストレンジ・デイズ盤:青帯)
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2013年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対応早く文句ありません。今後も何かありましたら宜しくお願いします。
2017年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
◆『Titus Groan』Titus Groan:タイタス・グローン
01. It Wasn't For You:君のためじゃない(5' 31'')
02. Hall Of Bright Carvings:ホール・オブ・ブライト・カーヴィングス(11' 36'')
>a. Theme:主題
>b. In The Dusty High-Vaulted Hall:古びた教会で
>c. The Burning:バーニング
>d. Theme:主題
03. I Can't Change:僕は今のまま(5' 43'')
04. It's All Up With Us:イッツ・オール・アップ・ウィズ・アス(6' 06'')
05. Fuschia:ファスチア
▼ボーナス・トラック
06. Open The Door Homer(3' 30'')
07. Woman Of The World(4' 45'')
08. Liverpool(6' 57'')
>Dawn Records:1970年(オリジナル発売)
■スチュワート・カウェル(ギター、キーボード)
■トニー・プリーストランド(サックス、フルート、オーボエ)
■ジョン・リー(ベース)
■ジム・トゥーミー(ドラムス、パーカッション)
再発盤として、1989年、1995年に海外でCD化されていましたが、日本盤CDは、1999年にビクター・レコードより、オリジナルのアナログLPを忠実に再現した、見開きの紙ジャケット仕様で発売。
それから後、同じく紙ジャケットCDで、2007年にストレンジ・デイズ・レコード、昨年2016年にもベル・アンティーク・レコードから、※+3曲のボーナス・トラックと共にリマスター処理が施されたパッケージで蘇っています。
惜しくも、リアルタイム当時は目立った売り上げを示せず、わずか1枚の本作を遺して解散した大昔のバンドですが、そのユニークな※音楽性は、マニアックなロックファンの間では語り種になっていた様子で、そこが、メーカー各社のカタログに、事毎に再発盤で復活する所以でしょう。
※^
ジャズ・ロックとして認知されているようですが、いわゆる即興の連続でリスナーを置き去りにしたり、過剰なテクニック(曲芸)の誇示等は感じさせません。
メンバー各々が、深い音楽的バックボーンを持ち、卓越した演奏能力を備えていることは、容易に判断がつきますが、決して音を支配しようとするのではなく、確たるテーマを念頭に、自由奔放な表現力で、むしろ音を解放し、彼等自身がリスナーとなり、心底愉しみながら演奏している風情が伝わってきます。
なので、長尺の組曲「02.」でさえ、心地よいスリリングさで終始に魅了します。各楽曲のヴァリエーションも豊かですね。
バッキングに華を添える如く、巧みに駆使されるサックスやフルート、ひいてはオーボエの調べに、緻密なアンサンブル(チームワーク)に心を砕く端整な配慮も感じます。
要所に背後から自然に立ち現れる、決して出過ぎないコーラス・ワークの絶妙な間合いも秀逸。
愉快爽快なロック・ミュージックといった趣です。
※^
アルバムと同時にリリースされた、7" EP(シングル)に収録の3曲が、ボーナス・トラックとして追加されています。
「06.」は、ボブ・ディランのカヴァー。「08.」なども、本来のアルバムに収録されていても違和感のない、彼等らしい軽快な楽曲です。
※^
1999年に、ビクター・エンタテインメントより発売された紙ジャケットCDには、ボーナス・トラックは付きません。
“20bit Digital K2(Super Coding)”という手法でリマスター効果がアピールされていますが、オリジナルのアナログ盤と比較して、確かに、複雑に絡みがちな各楽器の音の粒が明瞭になった印象を受けます。
長年、そのビクター盤を愛聴し続けてきたのですが、今回、ボーナス・トラック付きの、ストレンジ・デイズ盤(2007年リマスター)を買い直す形になりました。
現在、市場に流通している、ベル・アンティーク盤(2016年最新リマスター)は、SHM-CDです。
参考に、ストレンジ・デイズ盤とビクター盤の写真を添付しておきました。(ビクター盤:赤帯、ストレンジ・デイズ盤:青帯)
01. It Wasn't For You:君のためじゃない(5' 31'')
02. Hall Of Bright Carvings:ホール・オブ・ブライト・カーヴィングス(11' 36'')
>a. Theme:主題
>b. In The Dusty High-Vaulted Hall:古びた教会で
>c. The Burning:バーニング
>d. Theme:主題
03. I Can't Change:僕は今のまま(5' 43'')
04. It's All Up With Us:イッツ・オール・アップ・ウィズ・アス(6' 06'')
05. Fuschia:ファスチア
▼ボーナス・トラック
06. Open The Door Homer(3' 30'')
07. Woman Of The World(4' 45'')
08. Liverpool(6' 57'')
>Dawn Records:1970年(オリジナル発売)
■スチュワート・カウェル(ギター、キーボード)
■トニー・プリーストランド(サックス、フルート、オーボエ)
■ジョン・リー(ベース)
■ジム・トゥーミー(ドラムス、パーカッション)
再発盤として、1989年、1995年に海外でCD化されていましたが、日本盤CDは、1999年にビクター・レコードより、オリジナルのアナログLPを忠実に再現した、見開きの紙ジャケット仕様で発売。
それから後、同じく紙ジャケットCDで、2007年にストレンジ・デイズ・レコード、昨年2016年にもベル・アンティーク・レコードから、※+3曲のボーナス・トラックと共にリマスター処理が施されたパッケージで蘇っています。
惜しくも、リアルタイム当時は目立った売り上げを示せず、わずか1枚の本作を遺して解散した大昔のバンドですが、そのユニークな※音楽性は、マニアックなロックファンの間では語り種になっていた様子で、そこが、メーカー各社のカタログに、事毎に再発盤で復活する所以でしょう。
※^
ジャズ・ロックとして認知されているようですが、いわゆる即興の連続でリスナーを置き去りにしたり、過剰なテクニック(曲芸)の誇示等は感じさせません。
メンバー各々が、深い音楽的バックボーンを持ち、卓越した演奏能力を備えていることは、容易に判断がつきますが、決して音を支配しようとするのではなく、確たるテーマを念頭に、自由奔放な表現力で、むしろ音を解放し、彼等自身がリスナーとなり、心底愉しみながら演奏している風情が伝わってきます。
なので、長尺の組曲「02.」でさえ、心地よいスリリングさで終始に魅了します。各楽曲のヴァリエーションも豊かですね。
バッキングに華を添える如く、巧みに駆使されるサックスやフルート、ひいてはオーボエの調べに、緻密なアンサンブル(チームワーク)に心を砕く端整な配慮も感じます。
要所に背後から自然に立ち現れる、決して出過ぎないコーラス・ワークの絶妙な間合いも秀逸。
愉快爽快なロック・ミュージックといった趣です。
※^
アルバムと同時にリリースされた、7" EP(シングル)に収録の3曲が、ボーナス・トラックとして追加されています。
「06.」は、ボブ・ディランのカヴァー。「08.」なども、本来のアルバムに収録されていても違和感のない、彼等らしい軽快な楽曲です。
※^
1999年に、ビクター・エンタテインメントより発売された紙ジャケットCDには、ボーナス・トラックは付きません。
“20bit Digital K2(Super Coding)”という手法でリマスター効果がアピールされていますが、オリジナルのアナログ盤と比較して、確かに、複雑に絡みがちな各楽器の音の粒が明瞭になった印象を受けます。
長年、そのビクター盤を愛聴し続けてきたのですが、今回、ボーナス・トラック付きの、ストレンジ・デイズ盤(2007年リマスター)を買い直す形になりました。
現在、市場に流通している、ベル・アンティーク盤(2016年最新リマスター)は、SHM-CDです。
参考に、ストレンジ・デイズ盤とビクター盤の写真を添付しておきました。(ビクター盤:赤帯、ストレンジ・デイズ盤:青帯)
◆『Titus Groan』Titus Groan:タイタス・グローン
01. It Wasn't For You:君のためじゃない(5' 31'')
02. Hall Of Bright Carvings:ホール・オブ・ブライト・カーヴィングス(11' 36'')
>a. Theme:主題
>b. In The Dusty High-Vaulted Hall:古びた教会で
>c. The Burning:バーニング
>d. Theme:主題
03. I Can't Change:僕は今のまま(5' 43'')
04. It's All Up With Us:イッツ・オール・アップ・ウィズ・アス(6' 06'')
05. Fuschia:ファスチア
▼ボーナス・トラック
06. Open The Door Homer(3' 30'')
07. Woman Of The World(4' 45'')
08. Liverpool(6' 57'')
>Dawn Records:1970年(オリジナル発売)
■スチュワート・カウェル(ギター、キーボード)
■トニー・プリーストランド(サックス、フルート、オーボエ)
■ジョン・リー(ベース)
■ジム・トゥーミー(ドラムス、パーカッション)
再発盤として、1989年、1995年に海外でCD化されていましたが、日本盤CDは、1999年にビクター・レコードより、オリジナルのアナログLPを忠実に再現した、見開きの紙ジャケット仕様で発売。
それから後、同じく紙ジャケットCDで、2007年にストレンジ・デイズ・レコード、昨年2016年にもベル・アンティーク・レコードから、※+3曲のボーナス・トラックと共にリマスター処理が施されたパッケージで蘇っています。
惜しくも、リアルタイム当時は目立った売り上げを示せず、わずか1枚の本作を遺して解散した大昔のバンドですが、そのユニークな※音楽性は、マニアックなロックファンの間では語り種になっていた様子で、そこが、メーカー各社のカタログに、事毎に再発盤で復活する所以でしょう。
※^
ジャズ・ロックとして認知されているようですが、いわゆる即興の連続でリスナーを置き去りにしたり、過剰なテクニック(曲芸)の誇示等は感じさせません。
メンバー各々が、深い音楽的バックボーンを持ち、卓越した演奏能力を備えていることは、容易に判断がつきますが、決して音を支配しようとするのではなく、確たるテーマを念頭に、自由奔放な表現力で、むしろ音を解放し、彼等自身がリスナーとなり、心底愉しみながら演奏している風情が伝わってきます。
なので、長尺の組曲「02.」でさえ、心地よいスリリングさで終始に魅了します。各楽曲のヴァリエーションも豊かですね。
バッキングに華を添える如く、巧みに駆使されるサックスやフルート、ひいてはオーボエの調べに、緻密なアンサンブル(チームワーク)に心を砕く端整な配慮も感じます。
要所に背後から自然に立ち現れる、決して出過ぎないコーラス・ワークの絶妙な間合いも秀逸。
愉快爽快なロック・ミュージックといった趣です。
※^
アルバムと同時にリリースされた、7" EP(シングル)に収録の3曲が、ボーナス・トラックとして追加されています。
「06.」は、ボブ・ディランのカヴァー。「08.」なども、本来のアルバムに収録されていても違和感のない、彼等らしい軽快な楽曲です。
※^
1999年に、ビクター・エンタテインメントより発売された紙ジャケットCDには、ボーナス・トラックは付きません。
“20bit Digital K2(Super Coding)”という手法でリマスター効果がアピールされていますが、オリジナルのアナログ盤と比較して、確かに、複雑に絡みがちな各楽器の音の粒が明瞭になった印象を受けます。
長年、そのビクター盤を愛聴し続けてきたのですが、今回、ボーナス・トラック付きの、ストレンジ・デイズ盤(2007年リマスター)を買い直す形になりました。
現在、市場に流通している、ベル・アンティーク盤(2016年最新リマスター)は、SHM-CDです。
参考に、ストレンジ・デイズ盤とビクター盤の写真を添付しておきました。(ビクター盤:赤帯、ストレンジ・デイズ盤:青帯)
01. It Wasn't For You:君のためじゃない(5' 31'')
02. Hall Of Bright Carvings:ホール・オブ・ブライト・カーヴィングス(11' 36'')
>a. Theme:主題
>b. In The Dusty High-Vaulted Hall:古びた教会で
>c. The Burning:バーニング
>d. Theme:主題
03. I Can't Change:僕は今のまま(5' 43'')
04. It's All Up With Us:イッツ・オール・アップ・ウィズ・アス(6' 06'')
05. Fuschia:ファスチア
▼ボーナス・トラック
06. Open The Door Homer(3' 30'')
07. Woman Of The World(4' 45'')
08. Liverpool(6' 57'')
>Dawn Records:1970年(オリジナル発売)
■スチュワート・カウェル(ギター、キーボード)
■トニー・プリーストランド(サックス、フルート、オーボエ)
■ジョン・リー(ベース)
■ジム・トゥーミー(ドラムス、パーカッション)
再発盤として、1989年、1995年に海外でCD化されていましたが、日本盤CDは、1999年にビクター・レコードより、オリジナルのアナログLPを忠実に再現した、見開きの紙ジャケット仕様で発売。
それから後、同じく紙ジャケットCDで、2007年にストレンジ・デイズ・レコード、昨年2016年にもベル・アンティーク・レコードから、※+3曲のボーナス・トラックと共にリマスター処理が施されたパッケージで蘇っています。
惜しくも、リアルタイム当時は目立った売り上げを示せず、わずか1枚の本作を遺して解散した大昔のバンドですが、そのユニークな※音楽性は、マニアックなロックファンの間では語り種になっていた様子で、そこが、メーカー各社のカタログに、事毎に再発盤で復活する所以でしょう。
※^
ジャズ・ロックとして認知されているようですが、いわゆる即興の連続でリスナーを置き去りにしたり、過剰なテクニック(曲芸)の誇示等は感じさせません。
メンバー各々が、深い音楽的バックボーンを持ち、卓越した演奏能力を備えていることは、容易に判断がつきますが、決して音を支配しようとするのではなく、確たるテーマを念頭に、自由奔放な表現力で、むしろ音を解放し、彼等自身がリスナーとなり、心底愉しみながら演奏している風情が伝わってきます。
なので、長尺の組曲「02.」でさえ、心地よいスリリングさで終始に魅了します。各楽曲のヴァリエーションも豊かですね。
バッキングに華を添える如く、巧みに駆使されるサックスやフルート、ひいてはオーボエの調べに、緻密なアンサンブル(チームワーク)に心を砕く端整な配慮も感じます。
要所に背後から自然に立ち現れる、決して出過ぎないコーラス・ワークの絶妙な間合いも秀逸。
愉快爽快なロック・ミュージックといった趣です。
※^
アルバムと同時にリリースされた、7" EP(シングル)に収録の3曲が、ボーナス・トラックとして追加されています。
「06.」は、ボブ・ディランのカヴァー。「08.」なども、本来のアルバムに収録されていても違和感のない、彼等らしい軽快な楽曲です。
※^
1999年に、ビクター・エンタテインメントより発売された紙ジャケットCDには、ボーナス・トラックは付きません。
“20bit Digital K2(Super Coding)”という手法でリマスター効果がアピールされていますが、オリジナルのアナログ盤と比較して、確かに、複雑に絡みがちな各楽器の音の粒が明瞭になった印象を受けます。
長年、そのビクター盤を愛聴し続けてきたのですが、今回、ボーナス・トラック付きの、ストレンジ・デイズ盤(2007年リマスター)を買い直す形になりました。
現在、市場に流通している、ベル・アンティーク盤(2016年最新リマスター)は、SHM-CDです。
参考に、ストレンジ・デイズ盤とビクター盤の写真を添付しておきました。(ビクター盤:赤帯、ストレンジ・デイズ盤:青帯)
このレビューの画像
2014年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
その昔、イエスやクリムゾン一辺倒だった頃、このアルバムのジャズっぽい音が、今一つ好きになれなかったが、今聞いて見ると、とても聞きやすい音だったのだと、反省させられた。フュージョンの草分けだったのだと、今更不明を恥じる。この先、時に聴きたい一枚と思う。紙ジャケットの出来も素晴らしく、飾り棚に於こうと思っている。
2003年9月16日に日本でレビュー済み
70年発表のデヴュー作で、このバンド唯一の作品。
いわゆるジャズ・ロックなのだが、テクニックを誇示するようなところは無いが確かな技術で、おおらかな演奏をしている。
曲もポップでユーモラスなメロディで、大仰さは無いが大胆な展開を見せ、複雑さは感じさせない。
特長的なのは、ジャズ・ロックにしても珍しい、フルート、サックス、オーボエをフィーチャーしている点。全体にカラフルな彩りを加え、独特な雰囲気を演出するのに効果的に機能している。
個性的だが、とっつきやすさのある面白い作風になっている。
いわゆるジャズ・ロックなのだが、テクニックを誇示するようなところは無いが確かな技術で、おおらかな演奏をしている。
曲もポップでユーモラスなメロディで、大仰さは無いが大胆な展開を見せ、複雑さは感じさせない。
特長的なのは、ジャズ・ロックにしても珍しい、フルート、サックス、オーボエをフィーチャーしている点。全体にカラフルな彩りを加え、独特な雰囲気を演出するのに効果的に機能している。
個性的だが、とっつきやすさのある面白い作風になっている。
他の国からのトップレビュー
Richard karpinski
5つ星のうち5.0
Love it
2021年9月13日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Great music enjoyed
C. Metcalfe
5つ星のうち4.0
Pretty good in retrospect -they could obviously all play and ...
2015年10月30日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Pretty good in retrospect -they could obviously all play and the CD has a very tactile analogue sound! My memory of TG was on the Penny Concerts tour organised by Dawn records, featuring TG, Heron, Comus and Demon Fuzz. I know nothing of the last two, though Heron apparently stole the show in Bristol where I saw em. To be honest, that whole period (end of 1970) is shrouded in the dark fuggy mist of post-hippie smoke.... Relatively few bands (Tull, Yes, ELP) emerged from the darkness. TG are a bit like Blodwyn Pig without the wit and Mick A's personality. File under gothic early prog and play occasionally.
MR B HALVEY
5つ星のうち1.0
Not as advertised
2019年8月25日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I have just purchased this album and it doesn't have tracks 6,7,8 on it as advertised, those tracks were the reason i bought it, this contravenes the trades description act. Disappointed
mike77346782
5つ星のうち5.0
This is seriously one of my favorite albums of all time
2015年2月4日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This is seriously one of my favorite albums of all time.
I want to hear some live Titus Groan, but this may be all there is to hear.
So damn good !
I want to hear some live Titus Groan, but this may be all there is to hear.
So damn good !
arnaldo
5つ星のうち5.0
Five Stars
2015年1月18日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Great hard band,,,