カケラ [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 安藤モモ子, 中村 映里子, 満島 ひかり |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 47 分 |
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商品の説明
【特典映像】
本編のほかに、予告編、メイキング、初日舞台挨拶、おまけインタビュー(予定)
【スタッフ】
監督・脚本 安藤モモ子
原作 桜沢エリカ(「ラブ・ヴァイブス」集英社/祥伝社コミック文庫」)
音楽 ジェームス・イハ(ex-スマッシング・パンプキンズ)
プロデューサー 桃山さくら 渡邉啓子
アソシエイトプロデューサー 橋口一成
撮影 石井浩一
照明 櫻井雅章
録音 横野一氏工
美術・装飾 嵩村裕司
編集 増永純一
監督補 川原圭敬
スタイリスト 野原英則(Baby Mix)
【キャスト】
満島 ひかり
中村 映里子
永岡 佑
光石 研
根岸 季衣
志茂田 景樹
津川 雅彦
かたせ 梨乃
【ストーリー】
夢や目標があるわけでもなく、なんとなく毎日を過ごす大学生のハル。ボーイフレンドの了太とは心が通うことはなく、いつも何かが欠けているような気がしていた。そんなとき、ハルはカフェで見知らぬ女の子に声をかけられる。「すてきだなと思う人とすれ違うことってない?」。彼女の名前はリコ。「気が向いたら電話してね」と電話番号を渡されたハルは、しばし呆然とするも、彼女のことが気になるのだった。
リコの職業はメディカルアーティスト。病気や事故で身体の一部をなくした人たちの精巧なパーツを作っている。ハルから電話がかかってきて大喜びのリコは、仕事を切り上げてハルをデートに連れ出す。ハルは恐る恐る聞いてみた。「ホントに女の子が好きなの?」「私はハルちゃんだから好きなんだよ。男も女もヒトでしょ。男だ、女だって思うから苦しくなるの」。不意に吸い込まれるようにキスされてドキドキのハル。「友愛を誓うキスだよ」とリコ。リコとの時間に安らぎを感じる一方、了太との関係にますます疑問を感じるようになるハル。もうひとりの彼女と別れるというくせに、ふたりが仲良くマンションに入っていくのを見てしまったのだ。動揺したハルは、気づいたらリコのもとへ向かっていた。
リコがメディカルアートという職を選んだのは、欠けているところを補いたいからだという。リコはしっかりと自分の足で立っている。それにひきかえハルは、自分のしたいことがわからない。ただはっきりしているのは、誰かに愛されたいということだけ……。ふたりの2度目のキスは、友愛のキスじゃなかった。
ハルは自分との関係をはっきりさせようと了太の部屋に行くものの、つい惰性で了太と寝てしまう。どうしたらいいのか、どうしたいのかもわからなくなっていくハル。
そんなふうに了太とズルズル関係を続けるハルに苛立ったリコは「甘えてる だけだよ。弱すぎるよ!」と言い放つ。カッとなったハルも「男と恋愛したことないくせに!」と言い返し、大げんかになってしまう。
ハルにキツイことを言ってしまったリコは、落ち込み気味でレズビアンのサロンにいた。そこでリコがパーツを作っている患者の女性、陶子に出会う。彼女もどうしようもない孤独
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4527427647619
- 監督 : 安藤モモ子
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 47 分
- 発売日 : 2010/12/22
- 出演 : 満島 ひかり, 中村 映里子
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : アミューズソフトエンタテインメント
- ASIN : B004478JQ2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 77,210位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 674位日本のラブロマンス映画
- - 3,836位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
早稲田もよくこんな内容の映画に大学名がわかるような演出許したな。
満島ひかりの無駄遣い。演技すらさせないような演出だった。
高評価してるのはたぶん単なる満島ひかりのファンか、満島ひかりの
裸とか下着姿見て興奮してるだけの人が多いように思う。
見終わった後何の感動もないし、共感もない。
桜沢エリカ先生のLove Vibesのあらすじを読んだけど、「それだよ」って思った。
満島ひかりが、嫉妬に狂って豹変してたらこの映画はもっと評価されてたのでは?
しかし、この映画の真にユニークな点は、様々なメタファーを含む局所的な演出ではありません。男性的な視点に対する強烈な批判が、全編を通して演出の根底に置かれている点です。
ハルの彼氏は明らかにハルの自立の障壁として描かれていますが、男性批判の姿勢はより作品全体を包括する形で表れています。すなわち、作品全編において、男性視聴者の欲情に働きかけることがないように設計されている点です。ハルのトイレのシーン、生理のシーン、わき毛、リコのアイスの食べ方、全くエロティックでないシャワーシーン、トウコさんの裸、などは、そのような注意を以って作られています。
また、ハルとリコが居酒屋で喧嘩するシーンでは、二人の周囲にスーツ姿の男性を間隙なく配置しています。男性視聴者ならば目を背けたくなるであろうこのシーンは、男性として女性の等身大の姿から目を背けてよいのか、という問いかけとして設計されているのです。この映画そのものを象徴するようなシーンだと思います。
上記のように、この映画は、女優を決してコケティッシュに映さない、女性を女性としての尊厳を以って描く、という演出家=安藤モモ子監督の思想が徹底されています。昨今のほとんどの映画が、男性監督によって撮られた、男性による男性のための映画である中で、女性による女性のためのこの映画の持つ意義は非常に大きいはずです。
Amazonレビューを投稿する多くの男性視聴者が、安藤モモ子という女性監督の演出意図に一切気づかないという状況はまさに、この映画が投げかける問題そのものです。その状況も含めて、ぞんざいには扱えない興味の引かれる作品であると思います。
リコという女性と知り合います。リコは女性を愛することに情熱を傾ける人間で、その対象と
なったのがハルでした。
しかし、ハルには現在付き合っている彼、了太がいることから妙な三角関係へと発展していきます。
この手の作品によくありがちな、エンディングがモヤモヤした感じで終るというパターンですが、
この作品もその例に洩れません。
思うに、主人公が小用をたしたり、生理になってしまうシーンなどはストーリーに何ら影響を与える
ものではないので、いらない気がしましたね。それと、居酒屋で二人が口論になって、ハルが
店を出て行った後も、リコが他の客に聞こえよがしに二人の関係を大っぴらにわめき散らす場面は、
いくら感情的になっていたとはいえ、違和感があった。
中村映里子の演技は同性愛を演じるものとしての気概に満ちていて、とても良かったし、それに
応えるべく満島の体を張った演技も見応えがあった。
友人たちがセックス三昧だったり、不倫したり色々やりたいころだったんでしょうね。話を聞くのうんざりでした(笑)
憂鬱になりすぎて途中飛ばしてしまいました(笑)もう少しさわやか要素があれば後味よかったかも。
見終わってから知りましたが、女性の監督のデビュー作なんですね。たしかにそんな感じです。
彼氏のモデルガン趣味とか多分実話なんでしょうね。女から見た男の子供っぽさ馬鹿っぽさの描写がリアルでした。
リコと関係を持った後も彼女持ちの男といつまでもダラダラとセフレを続ける主人公ハル…
居酒屋やライブハウスで大声で性癖を叫んだり、ハルの大学の飲み会に乗り込んでくる恋愛依存症のリコ…
主人公のセフレの屑っぷり…
魅力的なキャラクターがひとりもいない…
2. 部分的にいろいろ破綻してる
リコに渡されたコースターの裏に書かれた電話番号に初めて電話してきたにも関わらず、
Cafeで待ち合わせのはずがいきなりリコの会社にやってくる主人公…
しかもノーチェックで現場に登場するって…どういうことか…
3. ストーリーに劇的要素がひとつもない
ストーリーを要約すると
屑な男のセフレやってた主人公が社会人の女にナンパされて同棲してみたけど
相手が恋愛依存症気味で重くてやめたわ…ていうだけで盛り上がりも何もない
これを主人公の成長を描いただの男性社会がどうだの監督の演出意図がどうだのと
ゴタクを並べて高評価してるヒトもいることに驚いたわ
演出意図がどうだろうとつまらないモノはつまらないのだから仕方ない
それは演出失敗ってことだろうに
全裸も和室トイレに洋式座りするところも、そしてアイドル出身なのに処理していない
腋の下を全開にするところなど、園組の「愛のむきだし」で鍛えられたかな、という感じだ。
女性同士の恋愛や、ガールズバーの雰囲気など当然男には分からないのだが、それでも
何だか理解できた気になる(笑)。
こういう作品に全面協力した早稲田大学もまた凄いなあ・・・。
満島の相手役というのは、ある意味相当タフでないと霞んでしまうのだが、中村映里子も
頑張っていたと思う。メイキングを観るとかなり精神的に攻め込まれていたようだが、
これからの新作が楽しみな女優である。
ガーリームーヴィーといえばS・コッポラだが、安藤監督も決して負けていないレベルの
ものを作り上げた。
見るからに低予算だが(笑)、日本にはこういうインディペンデントに手を貸す映画会社
が少ないのが難点。
特典映像はちょっとダラダラしている(編集なしのメイキングと座談会)が、これも作風に
合わせてのことか(笑)。安藤監督の父親である奥田瑛二が最初メイキングビデオを
回していたが、あまりにしつこいため追い出されていたのは笑った。
日本ではあまり類似作品もない本作、舞台挨拶で満島が「球体のような作品」と言って
いたが、言い得て妙だと思った。星は4つです。