キャラバンの全作品の中でも最も「スルメ」的な味わいをもちます。
ジャズ的なアプローチとよく言われますが、ジャズと彼らの違うところは「ロック魂」です。演奏の一回性、即興性に逃げ込むことはなく、あくまでバンドのアンサンブルでグルーブを生みだしていくのがキャラヴァンの音楽性。彼らの中で最も自由奔放な一枚でありながら、ポップさにあふれた作品です。タイトル曲は、リチャード・シンクレアが歌い、パイ・ヘイスティングスがコーラスをつける、とても穏やかな愛すべき曲であります。
一方で長い曲でのインタープレイも飽きません。ホーン・セクションやストリングスの導入も効果的。ですが、そこはキャラヴァン。ど派手なところはみじんもありません。リチャード・シンクレアのベースが奔放である分だけ、リチャード・コフランのドラムズはストイックです。上手いなあ、と思わず声が出てしまいます。
「9フィートのアンダーグラウンド」や「カニング・スタンツ」は、キャラヴァンを代表する名作。けれど、やっぱり「ウォータールー・リリー」に戻ってきてしまいます。何回聞いても新鮮だから。そんな一枚です。
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ウォータールー・リリー+3
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, 2009/10/21
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| ¥19,800 | ¥3,000 |
CD, インポート, 1998/6/30
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥816 |
CD, CD, インポート, 2001/4/17
"もう一度試してください。" | CD, オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| — | ¥1,190 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2002/9/21
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| — | ¥1,500 |
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2 | ナッシング・アット・オール |
3 | ソングス・アンド・サインズ |
4 | 貴族 |
5 | 瞳の中の愛|キャッチ・ミー・ア・ブラザー|サブサルタス|デバウチメント|ティルバリー・ケックス |
6 | ワールド・イズ・ユアーズ |
7 | パイズ・ジューン・シング (ボーナス・トラック) |
8 | フェルディナンド (ボーナス・トラック) |
9 | ルッキング・レフト、ルッキング・ライト|パイズ・ループ (ボーナス・トラック) |
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 94.4 g
- メーカー : USMジャパン
- EAN : 4988005639349
- 時間 : 53 分
- レーベル : USMジャパン
- ASIN : B0045FTQVU
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 111,048位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 19,955位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リチャード・シンクレアはジャズに傾倒し、パイ・ヘイスティングスはポップに傾倒して二人の優秀なコンポーザーが訣別してしまい、結果リチャードはこのアルバムを最後にバンドを離れます。
リチャード主導の曲とパイ主導の曲のごった煮アルバムですが、不思議とバラバラじゃなく普通に聴けてしまうのが実に面白いアルバムです。
リチャード主導の曲とパイ主導の曲のごった煮アルバムですが、不思議とバラバラじゃなく普通に聴けてしまうのが実に面白いアルバムです。
2017年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
間奏部やインスト曲では、ジャズ的な展開。2曲目なんかは、マイルス・デイヴィスの「ジャック・ジョンソン」みたいな感覚で聞いてしまいました。
2008年12月30日に日本でレビュー済み
一つの完成形となった前作『グレイとピンクの地』で圧倒的な演出力を誇ったデイヴ・シンク
レアが抜けた1972年リリース作。
あの何とも形容のできない柔和且つうねるシンクレアのオルガンがなくなったことで本作では
ある種の極上感は消えてしまったが、すべてがマイナスに働いたかというと...?答えはNO。
何故ならそれによって各自の音の輪郭がより鮮明になったのと必要以上にオルガンソロに固執
しなくなったからだ(後者の方は好みは分かれますけどね、、実際僕もデイヴ信者な者で)。
その事実を如実に反映してるのが10分に及ぶインストナンバーの「Nothing at All」です。
この曲実にブルージーな感覚を持った独自のジャズ・ロックに仕上がっていて派手なパフォー
マンスはない代わりに各々の演奏者の良さがしっかり引き立っていてその相互作用により
聴き手にもしっかりとした充足感を与えてくれます。特にラスト三分間の盛り上げ方がいいん
ですよ!
ありていに言えば前作の唯一無二感もなく次作のような大掛かりな仕掛けもない総じて地味な
印象を拭えない作品である事は確かだが、ただそれでもCaravan!!一枚を通して〈安心感〉が
あります。
レアが抜けた1972年リリース作。
あの何とも形容のできない柔和且つうねるシンクレアのオルガンがなくなったことで本作では
ある種の極上感は消えてしまったが、すべてがマイナスに働いたかというと...?答えはNO。
何故ならそれによって各自の音の輪郭がより鮮明になったのと必要以上にオルガンソロに固執
しなくなったからだ(後者の方は好みは分かれますけどね、、実際僕もデイヴ信者な者で)。
その事実を如実に反映してるのが10分に及ぶインストナンバーの「Nothing at All」です。
この曲実にブルージーな感覚を持った独自のジャズ・ロックに仕上がっていて派手なパフォー
マンスはない代わりに各々の演奏者の良さがしっかり引き立っていてその相互作用により
聴き手にもしっかりとした充足感を与えてくれます。特にラスト三分間の盛り上げ方がいいん
ですよ!
ありていに言えば前作の唯一無二感もなく次作のような大掛かりな仕掛けもない総じて地味な
印象を拭えない作品である事は確かだが、ただそれでもCaravan!!一枚を通して〈安心感〉が
あります。
2003年8月20日に日本でレビュー済み
ヴォーカルはリチャード・シンクレアがおりますが、ヘイスティングスのヴォーカルの曲が大半を占めております。初期と中期の間のようなサウンドですが、キャラバンらしいアルバムです。
ですが、メンバー的にはキーボードのデイブ・シンクレアの脱退があったり、そういった意味では微妙な作品だったのかな・・・?
短めの曲はとても軽快で、10分以上の大作ではじっくりと聴かせてくれる、キャラバンならではの作品です。
ですが、メンバー的にはキーボードのデイブ・シンクレアの脱退があったり、そういった意味では微妙な作品だったのかな・・・?
短めの曲はとても軽快で、10分以上の大作ではじっくりと聴かせてくれる、キャラバンならではの作品です。
2011年10月27日に日本でレビュー済み
カンタベリー系を代表するバンド、キャラヴァンの4th。1972作
前作を最後にデイブ・シンクレアが脱退、代わりにスティーヴ・ミラーが参加し、ややジャズ色が強まった作品。
とはいっても軽やかなアンサンブルと、ある種のキャッチーな聴きやすさは健在で、
パイ・ヘイスティングズのギターにリチャード・シンクレアのベースの存在感、
そしてスティーヴの弾くピアノ、オルガンを含めたインスト部分はとても魅力的だ。
10分を超える長曲2曲なども、適度に力みの抜けた音に余裕を感じさせる。
前作を最後にデイブ・シンクレアが脱退、代わりにスティーヴ・ミラーが参加し、ややジャズ色が強まった作品。
とはいっても軽やかなアンサンブルと、ある種のキャッチーな聴きやすさは健在で、
パイ・ヘイスティングズのギターにリチャード・シンクレアのベースの存在感、
そしてスティーヴの弾くピアノ、オルガンを含めたインスト部分はとても魅力的だ。
10分を超える長曲2曲なども、適度に力みの抜けた音に余裕を感じさせる。
他の国からのトップレビュー
Leo C.
5つ星のうち5.0
Sound quality
2020年4月17日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
There is a noticeable difference in sound quality of the remastered over the original release cd.
Ildefonso
5つ星のうち4.0
El poderlo escuchar después de 40 años y conseguirlo a un muy buen precio!
2021年1月3日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Me he llevado una buena sorpresa!!
Era un disco que quería tener ya que lo había escuchado hace más de 40 años y sigue estando vigente!!
Era un disco que quería tener ya que lo había escuchado hace más de 40 años y sigue estando vigente!!
The Dreamer
5つ星のうち5.0
Jazzy Caravan
2016年1月6日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
David Sinclair lasciò i Caravan prima della registrazione di "Waterloo Lily", per unirsi ai Matching Mole di Robert Wyatt. Con l'arrivo del tastierista Steve Miller (ex Delivery) assistiamo ad una energica influenza jazz che, fortunatamente, non comprime più di tanto il filone rock-folk progressivo della band. In effetti, l'apporto di Miller scandisce le abilità nell'improvvisazione, già precedentemente affinate dai Caravan. Quando si ascolta la title track, si apprezza un sound assai vicino ai lavori jazzati dei Traffic. "Nothing At All" di Steve Miller va oltre nell'incorporare la jazz fusion, e nella lunga introduzione strumentale affiorano reminiscenze degli Steely Dan di "Katy Laid". (Quando il ritmo accentuato del piano di Miller si sovrappone alla liquida tonalità della chitarra di Hastings, sembra ricordare l'interazione tra Walter Becker e Donald Fagen).
Il resto dell'Album è improntato su brani che rimandano allo spirito delle prime escursioni della band. Questo classico sound emerge nell'epica suite di Pye Hastings "The Love In Your Eye", e riporta all'intensità laid-back ed alla fenomenale sinergia nell'improvvisazione, proprie di brani storici come "For Richard" e "Where, But For Caravan Would I".
Il CD rimasterizzato della Decca offre quattro composizioni aggiuntive, tratte dalle sessioni di "Waterloo Lily". "Pye's June Thing" e "Ferdinand" sono due demo acustici di Hastings, mentre "Looking Left, Looking Right" , già assai completa, rappresenta un notevole recupero dagli archivi.
Molto ben compilato il booklet, con la cover art originale e le interessanti note di copertina di Mark Powell. Un classico del gruppo di Canterbury.
Il resto dell'Album è improntato su brani che rimandano allo spirito delle prime escursioni della band. Questo classico sound emerge nell'epica suite di Pye Hastings "The Love In Your Eye", e riporta all'intensità laid-back ed alla fenomenale sinergia nell'improvvisazione, proprie di brani storici come "For Richard" e "Where, But For Caravan Would I".
Il CD rimasterizzato della Decca offre quattro composizioni aggiuntive, tratte dalle sessioni di "Waterloo Lily". "Pye's June Thing" e "Ferdinand" sono due demo acustici di Hastings, mentre "Looking Left, Looking Right" , già assai completa, rappresenta un notevole recupero dagli archivi.
Molto ben compilato il booklet, con la cover art originale e le interessanti note di copertina di Mark Powell. Un classico del gruppo di Canterbury.
Jipy
5つ星のうち5.0
La caravane à l'oasis
2013年2月13日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Toujours aussi inspirés, les gars du Kent.
Une halte prolifique où de nombreuses influences et styles s'entremêlent pour notre plus grand bonheur.
Les vocaux ont toujours cette délicatesse et finesse irrésistibles.
Le reste est musicalement très jouissif et en 2013 n'a pas pris une ride...
Une halte prolifique où de nombreuses influences et styles s'entremêlent pour notre plus grand bonheur.
Les vocaux ont toujours cette délicatesse et finesse irrésistibles.
Le reste est musicalement très jouissif et en 2013 n'a pas pris une ride...