日本人サッカー選手の海外進出を特集。奥寺、尾崎、風間、カズを先駆者とし、以後中田英寿のヨーロッパでの活躍から日本人選手での欧州での活躍は著しい。
この特集ではまず今現在にスポットを当てる。ドルトムント入団後、三カ月で「太陽」となった香川。チーム関係者そしてサポーターからの愛され度合いが物凄い。日本に来る外国選手でもなかなかこの域には達せない。本田圭祐の移籍、長友祐都の活躍を特集。
そこからは一気に対象を広げ、ヨーロッパでの2部チームや果てルーマニア、ラトビア、ギリシャに在籍する選手を追う。約120人もの選手が海外リーグでプレイ。ナンバーならではの情報量だと思う。「日本人選手の海外移籍の系譜」を読むと今はまさに成熟期。韓国のチームに所属する高原にはまだまだ頑張って欲しい。
巻末のコラム、SCORE CARDラグビーは田邊淳を取り上げていた。高校時代から本場ニュージーランドへ渡り、32歳でようやく日本代表入り。異色の経歴を持つ、小柄なFBに今後も期待したい。
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Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 11/11号 [雑誌] 雑誌 – 2010/10/28
世界から見た日本人の価値
越境最前線
越境最前線
商品の説明
この雑誌について
ただ今絶好調、総合スポーツ誌の雄
登録情報
- ASIN : B004665RYS
- 出版社 : 文藝春秋; 隔週刊版 (2010/10/28)
- 発売日 : 2010/10/28
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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2010年11月23日に日本でレビュー済み
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日本人選手が活躍する記事は、どれだけ読んでも良いものですね。
また、有名選手だけでなく、イングランド2部、ルーマニア、ラトビア、ギリシャで活躍している
4選手達をフィーチャーしたりしていて、かなり楽しめました。
ルーマニアのクラブでキャプテンマークをつけた日本人がいるって、想像しただけでもワクワクします。
今現在、海外でプレーしている選手が120人もいるとは知りませんでした。
今度いつこのような特集があるか分かりませんが、次はどの国のどの選手達にスポットをあてるのか楽しみです。
また、有名選手だけでなく、イングランド2部、ルーマニア、ラトビア、ギリシャで活躍している
4選手達をフィーチャーしたりしていて、かなり楽しめました。
ルーマニアのクラブでキャプテンマークをつけた日本人がいるって、想像しただけでもワクワクします。
今現在、海外でプレーしている選手が120人もいるとは知りませんでした。
今度いつこのような特集があるか分かりませんが、次はどの国のどの選手達にスポットをあてるのか楽しみです。
2010年11月18日に日本でレビュー済み
W杯以来、文藝春秋社にはずいぶん貢がせていただいている。
本書も、時宜を得た特集で、Youtubeで、日本人のゴール映像を楽しみにしているファンの知識の空白を埋めるものであろう。
おもしろいというか、わくわくさせてくれるのは、香川に関する記事であろう。
やはり、活きのいいチームでのびのび活躍している姿をイメージさせながら、プレー以外の視点からも深掘りしている記事はやはりおもしろい。
記事ではヌリ・サヒンの第一印象(「一目見てシンジがいい選手だってことが分かったんだ」)や手放しの賛辞(「彼のプレーにはイマジネーションがある。彼のようなパスは、他の選手が簡単にまねできるものではないんだ」)に胸が熱くなる。
本田の記事は移籍ネタに終始している。推定移籍金が1500万ユーロということで、獲得できるクラブはトップクラブに限定されるという話だ。
移籍金というのが、本人の意思と関係なくビジネスの観点から設定されるのは、本人にとっては非情である面もあるかもしれないが、まさに、市場とはそういうものであるのだろう。
また、シャルケのマガト監督のインタビュー記事は、日本人プレーヤーに対する一つの見方を示していておもしろい。彼曰く、「日本人選手は、テクニック、走力、規律の3つが優れている」という。
これに加えて、彼は、日本サッカーに対して「注目に値しない」という先入観を持っていないという特徴もあるという。
香川、本田、長友以外の海外で活躍している日本人も取り上げている。ラトビアの赤星、ルーマニアの瀬戸と正直知らないが、これをみると、日本人もたくましいなぁと思う。
そういえば、情熱大陸でも、世界各地で活躍している日本人サッカープレーヤーを時々取り上げていたが、みんなどうなったのだろうか?ちょっと思いを馳せてみた。
本書も、時宜を得た特集で、Youtubeで、日本人のゴール映像を楽しみにしているファンの知識の空白を埋めるものであろう。
おもしろいというか、わくわくさせてくれるのは、香川に関する記事であろう。
やはり、活きのいいチームでのびのび活躍している姿をイメージさせながら、プレー以外の視点からも深掘りしている記事はやはりおもしろい。
記事ではヌリ・サヒンの第一印象(「一目見てシンジがいい選手だってことが分かったんだ」)や手放しの賛辞(「彼のプレーにはイマジネーションがある。彼のようなパスは、他の選手が簡単にまねできるものではないんだ」)に胸が熱くなる。
本田の記事は移籍ネタに終始している。推定移籍金が1500万ユーロということで、獲得できるクラブはトップクラブに限定されるという話だ。
移籍金というのが、本人の意思と関係なくビジネスの観点から設定されるのは、本人にとっては非情である面もあるかもしれないが、まさに、市場とはそういうものであるのだろう。
また、シャルケのマガト監督のインタビュー記事は、日本人プレーヤーに対する一つの見方を示していておもしろい。彼曰く、「日本人選手は、テクニック、走力、規律の3つが優れている」という。
これに加えて、彼は、日本サッカーに対して「注目に値しない」という先入観を持っていないという特徴もあるという。
香川、本田、長友以外の海外で活躍している日本人も取り上げている。ラトビアの赤星、ルーマニアの瀬戸と正直知らないが、これをみると、日本人もたくましいなぁと思う。
そういえば、情熱大陸でも、世界各地で活躍している日本人サッカープレーヤーを時々取り上げていたが、みんなどうなったのだろうか?ちょっと思いを馳せてみた。