ヴィニシウス、本当にすばらしいです。
大詩人でありながら、大衆音楽の作詞も数多く手懸け、そのすべてがすばらしい。外交官としても有能だったらしいです。
文学的には伝統を尊敬しながら大衆の心情に合う詩を作ったらしい。音楽的には年下のアーティストらと組み、白人音楽と黒人音楽を融合させ、洗練され斬新なリズムのボサ・ノーヴァやアフロ・サンバを作った。
偉大な人物にもかかわらず、気取ったところが少しもない。気さくな人物です。
映画では彼が愛と友情に生きた様が紹介されています。大酒飲みで女好きのヴィニシウスですが、人生は一回きり、地位や財産よりも「愛」に生きるべきと自覚していたんでしょうね。人生の意味を表面でなく、魂の深い部分から追求した人ということがよくわかります。
僕もヴィニシウスのように生きたい。