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・商品に関して
この商品を手に取ると、まずμ'sの9人の可愛いイラストと出会います。
1曲目の"Snow halation"は、言わずと知れたμ'sの名曲中の名曲で、雪のように舞い降りた気持ちに胸が苦しくなる一方、それを打ち消す程の純情という心の温かさがある少女の姿が、繊細かつ綺麗で、ドラマチックで、格好の良い音楽から想像出来ると思います。
2曲目の"baby maybe 恋のボタン"は、恋に目覚めたばかりの少女の目線で彩られた曲で、音楽も、時に心踊り、時にドキドキし、時にちょっと切なくなり、しかし全体的には幸せな気持ちで包まれる様な音色とメロディーで構成されていると思います。
更に、PVとドラマパートも収録されているこの商品は大変お買い得です。
配送面も満足です。
・内容に関して
1曲目を聴くと、夜の街の光に照らされて淡く、輪郭が白くぼやけて見える雪は、静かに、儚げに降るようで、実はその美しい結晶自体も優しく、眩しく光る、そんな情景が目に浮かんできます。
それは、密かに想いを寄せる大切な存在の魅力に自分の恋心を照らされて、気持ちが雪の輪郭のようにうっすらと柔らかくなり、中々本心を伝えられない切なさが溢れてくる一方 、それにより心のときめきが見出されて、いつの間にか自分自身が輝いている、と置き換える事も出来ると思います。
躊躇わず、隠さずに、自分が信じた存在に飛び込む勇気を得る少女、それは、本人に強さがある事は勿論、どこか素直な気持ちになる、この雪の降る季節が与えてくれる奇跡による姿とも考えられると思います。
また、μ'sの彼女達がスクールアイドルに抱く胸の内が、この曲で象徴されていると考える事も出来るはずです。
この曲のPVは、正に様々な映像作品の中でも格別の感動を生む作品の一つでしょう。
雪の穏やかに降り頻る、寒く震えそうな冬に、健気にも歌い、踊り、最高のパフォーマンスを披露しようとする懸命な彼女達の姿を見て、そう確信出来ました。
衣装や数々の振り付けも、印象に残る素敵なものです。
街の描写も綺麗であり、整然と建ち並ぶ高層ビルと街路樹に、私はμ'sの地元に近い丸の内や大手町近辺を想像しました(個人的なイメージです)。
2曲目は、後一歩、踏み出す勇気が欲しい、そんな時にボタンを押して装置が動き出すように、恋の歯車を回すきっかけがあったら嬉しいのに、と願う少女の心情が歌詞に込められていると思います。
きっと初恋の距離感は微妙なもので、相手に近づいても知らないふりをして笑って見せるのは罪、と例えている部分が年頃の少女の難しい気持ちを表していると思います。
しかし、本当はもっと距離を縮めたい、傍にいたいと願いつつ、煌めくような明日を予感する甘美な囁きが、ときめきを忘れないと歌う場面から感じられます。
また、出会ったばかりの頃は、話した時間も感じる時間も少ない為、相手の事がよく分からないと思いますが、そんな時に生じる傷つきたくない不安を察知し、また心の内に感じ、それでも相手の事を信じて願望だけでも好きと誓うその真っ直ぐな想いが魅力的です。
ドラマパートでは、μ'sのメンバーがクリスマスの過ごし方について様々な意見を交わします。
本当に、その日をどう迎えるかについての考えがそれぞれ個性的で、自分にとって大切な日にしようと思い巡らせている点が共通していると思います。
彼女達が少し揉めたように、自分とは違うクリスマスの過ごし方に違和感を覚える事もあるかもしれません。
しかし、(私個人の考えですが)多様な価値観の良さを理解し、認め合う事で、本当の愛が生まれ、それにより素敵な日が来ると感じられる希望が生じ、続けてその日を大切に過ごそうという力が湧き、結果的に光溢れる記念すべき日になる、と信じられるはずです。
それが、この日の喜びを多くの人々が分かち合い、明日の世界へと繋げる為に大切な事なのではないでしょうか。
彼女達の、ありのままの多様な個性と心を知り、そう感じました。
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