20世紀最大級のスパイ行為<フェアウェル事件>
ソ連崩壊の影に何があったのか―!?歴史の裏で信念を貫いた男の真実を描くサスペンス・ドラマ
■国際社会のパワー・バランスを塗り替えたソ連崩壊。
その引き金を引いたのは、世界を変えようとした一人の父親だった―
実在の超大物スパイ<フェアウェル>の壮絶な運命を描くサスペンス・ドラマ!
■映画監督として2度のカンヌ国際映画祭パルム・ドール、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝くエミール・クストリッツァ、初主演にして魂を揺さぶる渾身の名演!
セザール賞受賞監督でもある実力派俳優ギョーム・カネ、2度のアカデミー賞助演男優賞ノミネートのウィレム・デフォー等、国際的なキャスト・スタッフが集結!
■アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞ノミネート監督クリスチャン・カリオン最新作
重厚なストーリー、繊細な人物描写で、歴史の影に隠れた驚愕のドラマを圧倒的なリアリズムで描き出す!
前作『戦場のアリア』がアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞の外国語映画賞、及びセザール賞に6部門でノミネートされた監督クリスチャン・カリオンと、プロデューサー・クリストフ・ロシニョンが放つ最新作!壮大なストーリーに、入念なリサーチに基づく演出を施し、圧倒的なリアリズムのある映像に仕上げた。
《ストーリー》
1981年、ブレジネフ政権下のソビエト連邦。KGB(ソ連国家保安委員会)の幹部、グリゴリエフ大佐は、国家の中枢に身を置くエリートとして何不自由ない生活を送りながらも、国の発展が西側諸国に大きく水を空けられていることに危機感を抱いていた。そして現体制の打破を期して、ソ連の重要機密を西側へ提供することを決断する。やがてフランスの家電メーカーの技師、ピエールを介して、西側が決して知り得なかった機密情報を次々と手渡していくグリゴリエフ。一方、フランスの国家機関からグリゴリエフ(コードネーム:フェアウェル)との仲介役を任されたピエールは、この危険な行為に戸惑いつつも、一切見返りを求めないグリゴリエフの清冽さに次第に心動かされていくのだが…。
《キャスト》
グリゴリエフ大佐: エミール・クストリッツァ 『アンダーグラウンド』
ピエール・フロマン: ギヨーム・カネ 『戦場のアリア』
ジェシカ・フロマン: アレクサンドラ・マリア・ララ 『愛を読むひと』
ナターシャ: インゲボルガ・ダプコウナイテ 『ミッション:インポッシブル』
シューホフ: アレクセイ・ゴルブノフ 『12人の怒れる男』
ミッテラン大統領: フィリップ・マニャン 『ルパン』
ヴァリエ: エニル・アレストリュプ 『潜水服は蝶の夢を見る』
レーガン大統領: フレッド・ウォード 『チェーン・リアクション』
ハットン: デヴィッド・ソウル 『ダーティハリー2』
フィニーCIA長官: ウィレム・デフォー 『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』
☆特典:劇場予告編