メーカーは下画面用フィルムの貼り易さを最大のウリにしていますが、それよりも上画面用フィルムの出来の良さがポイントです。
外枠とのクリアランスは0.5mm(左右)〜1mm(下側)程とほぼジャストサイズですので、上画面をほぼ余すことなく保護してくれます。
ジャストサイズな余り、余裕が無い訳でもなく、かといって小さすぎない、ベストなサイズです。
位置取りも、画面上部中央のカメラ部分のくり抜きが、カメラの横幅とほぼ一致していますので、ここを目印に貼り付けを行えば、ほぼ左右のズレは生じません。
貼り付け後の色味の変化はほとんどありませんし、シートの吸着も良いです。
HORIの「ピタ貼り」と比較してしまえば、張り易さでは劣りますが、シートに7:3で切れ込みがあり、余白も十分にある為、なかなか張り易いです。
下画面用フィルムは一般的なサイズで、各辺に余白が1mm程出来ます。
十字キーで位置取りが簡単に行える事がウリですが、肝心の十字キーがグラグラと動くので、それほど作業性の向上(位置取りのしやすさ)に貢献しているとは思えませんでした。
それよりも、シートの余白が大きい事。こちらの方が作業性の向上に貢献していると思います。
商品の謳い文句である「張り易さ」ではHORIの方が断然良いですが、フィルムの質にやや癖がある為、こうした保護フィルムの貼り付けに慣れている方にはこちらがオススメです。