ブラック・キーズのプロデューサーとしても知られるデンジャー・マウスのプロジェクト。なんでも(よくは知らないけど)イタリア音楽の巨匠、ダニエル・ルッピと組んでの、架空のイタリア映画のサントラというコンセプトらしい。で、そこにボーカルとしてジャック・ホワイトとノラ・ジョーンズが3曲づつ参加ということで、ちょっと面白そうかな?という程度の感覚で購入しました。で、結論から言えば今一つですかね?
その道では、錚々たるメンツがレコーディングに参加しているとのことで、確かにイタリア映画の雰囲気はよく出ていると思います。ただ僕自身が肝心のイタリア映画に造詣が深いわけでも興味があるわけでもないので、何と言いますか「アル・パチーノが出てきそうだな」くらいの感想しか浮かばないんですわ(笑)。わざわざこれをやりたかったのかなぁ、なんて思ったり。。。まぁそれでもノラはさすがだとは思いましたが、お目当てのジャックもまぁ大人しいし、完全に肩すかしでしたね。
まぁ、デンジャー・マウスの意図した通りの作品にはきっと仕上がっているんだろうし、悪いアルバムではありません(むしろ流して聴いている分には完成度高いと思います)。ただ、見てもいない映画のサントラだけを聴いても、数曲いいなぁと思う曲があったにしろ、やっぱ面白くはないですよね、そんな感じです。。