GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 [Blu-ray]
フォーマット | 色, 字幕付き, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 田中敦子, 山寺宏一, 押井守, 大塚明夫 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 28 分 |
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メーカーによる説明
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価格 | — | — | — | ¥4,191¥4,191 | — | ¥4,980¥4,980 |
仕様 | DVD | DVD | DVD | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray |
発売日 | 2009/10/27 | 2004/2/25 | 2004/2/25 | 2017/4/7 | 2011/4/22 | 2007/8/24 |
商品の説明
ビルボード第1位獲得!
世界的大ヒットを記録したジャパニメーションの金字塔が、購入しやすい単品BDで登場!
公安9課 vs 人形使い 超高度ネットワーク社会の来るべき姿を先取りした問題作!
■仕様■
・毎回封入特典:特製ブックレット
・毎回映像特典:特報・予告編
・他、仕様:音声は日本語音声:リニアPCM(ドルビーサラウンド)と英語音声ドルビーデジタル(ドルビーサラウンド)を収録。
■内容■
超高度ネットワーク社会の中で、より高度・凶悪化していく犯罪に対抗するために政府は、隊長・草薙素子少佐を始めとする
精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊を結成。公安9課「攻殻機動隊」の誕生である。
ある日某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。EC圏を中心に出没し、株価操作・情報操作・政治工作・テロなど
国際手配中の”通称:人形使い”が日本に現れるという。素子は犯罪の中に見え隠れする”人形使い”の影を追う。
■スタッフ■
原作:士郎正宗(講談社刊「ヤングマガジンKCDX」所載)/監督:押井 守/脚本:伊藤和典/演出:西久保利彦
キャラクターデザイン・作画監督:沖浦啓之/作画:黄瀬和哉/メカニックデザイン:河森正治、竹内敦志/銃器デザイン:磯 光雄
美術設定:渡部 隆/美術:小倉宏昌/撮影:白井久男(スタジオ・コスモス)/編集:掛須秀一(ジェイ・フィルム)
音楽:川井憲次/音響:若林和弘(オムニバスプロモーション)/色彩設定:遊佐久美子/CG制作:オムニバスジャパン
アニメーション制作:プロダクションI.G/製作:講談社、バンダイビジュアル、MANGA ENTERTAINMENT 他
■キャスト■
草薙素子:田中敦子/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一/イシカワ:仲野 裕/荒巻:大木民夫/中村部長:玄田哲章
人形使い:家弓家正 他
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 99.79 g
- EAN : 4934569352934
- 監督 : 押井守
- メディア形式 : 色, 字幕付き, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 28 分
- 発売日 : 2011/4/22
- 出演 : 田中敦子, 大塚明夫, 山寺宏一
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B004G097OK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 98,105位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
この作品はアニメの中でも頭一つ抜けた作品です。
原作も勿論、読みましたが原作はコミカルな面もあり意外とノリも軽めですが、こちらは徹底的にシリアスとなっていてストーリーは原作1巻をモデルとしています。
作画も当時としては凄い(しかもセル画)と思いますし、何よりこの時代はPCの普及率も低い中、よくここまでの設定とストーリーを作り出せるなと驚きました。
今観ても全く見劣りしないと思いますし、話は難解ですが、考察しがいもあり最高の作品です。
特に素子vs多脚戦車(アラクニダ)は今でも通用しそう。
とにかく一度観てみて損はないと思います。
冒頭の外交官射殺でいきなり少佐がヌードになったのには、おいおいと思ったが、その後のハッカー追跡シーンで、
ジャンプした少佐がビル屋上に着地すると、鉄板が衝撃に捲れ上がるところ
ビルとビルの間の路地で水底にでもいるかのようなBGMの下、ハッカーが走り続けるシーン
…などでいっきに魅せられてしまった。
面白さのあまり何度も何度も観て、ふと考えると実は内容をあまり理解できていないことに気づいた。
さまざまな省略や謎めかし、仄かしに満ちた作品だし、原作で周知らしい知識がないと分からないところもあり、謎は枚挙に暇がない。
中でも最大の謎は、アイデンティティの希薄化に悩まされている少佐が電脳知性体と一体化して、アイデンティティそのものを譲り渡してしまった箇所だ。
新たな生命体の中で、少佐のアイデンティティはどうなったか、少なくとも本作の中では示されていない。
電脳生命体と一体化したから、新たなアイデンティティを獲得して悩みから解放された、ではあまりにイージーではないか。
それに、これではボート遊びのシーンの幻聴や、最後の少佐のセリフの意味に齟齬が生じてしまう。
つまり、本作では新約聖書コリント前書第13章の引用があるが、これを前後関係を整理して並べると、次のようになる。
「われ童子の時は語ることも童子のごとく、思うことも童子の如く、論ずる事も童子の如きなりしが、人と成りては童子のことを棄てたり」
「今われらは鏡をもて見るごとく見るところ朧なり」
これだけでは、成人したので子供の悩みはなくなった。しかし、まだ朧気にしか見えないとなり、問題が解決したように見えないのである。
恐らく押井は、本作のテーマに付いて来たいなら、あとは自分で調べなさいと言っている。
…そう、答えはそこに見つかるのだ。
コリント前書の引用された言葉の後には、次の文言が用意されていた。
「然れど、かの時には顔を対せて相見ん。今わが知るところ全からず、然れど、かの時には我が知られたる如く全く知るべし」
ここにたどり着いた時、押井は全面的なアイデンティティの相互了解、つまり少佐の悩みが完全に解消されたことを暗示して本作を終えたと知った。少佐には間違いなく「かの時」が訪れたはずである。
自分的には大満足です。
他の国からのトップレビュー
2022年9月15日にブラジルでレビュー済み
2024年1月28日にイタリアでレビュー済み