![文藝春秋 2011年 02月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51cCckr0yWL._SY445_SX342_.jpg)
端正な風貌がなにやら恐ろしげなジョセフ・ナイ。
こっちはあからさまにオッそろしい、アーミテッジ。
この二人が対談というので、年2回、芥川賞発表のときにしか買わない文芸春秋を
思わず買っちゃいました。
対談ののっけから、日米は対等じゃないからね、で始まった。
はい、そんなこと重々承知しております。
小沢はペテン師。
よっぽど腹立たしいのね、小沢さんの存在が。しっかり心に留めておこうっと。
管総理は、自分の言っていることの意味も分かってないと、ノータリン扱い。
これにはあまり腹が立たないのは、日本人として情けないです。
自主独立したいんなら、核兵器持てば？ でも、それは嫌なんでしょ、って。
核兵器持たないと独立国家になれないの？
ああ、オバマ大統領のかのプラハ演説は、この二人の耳には馬に念仏だったんでしょうか。
読んで圧倒されるのは、二人の発言の論理的な力強さ。直截さ。ある意味、とても正直であります。
（もちろん、戦略的な大嘘はつくのでしょう）
それに引き換え、司会の春原氏（日経新聞の人）の質問の稚拙なこと。日本国内のいろいろな世論を代弁しているのでしょうが、大人と二十歳の学生のやり取りみたいだなぁ。ま、終戦当時の12歳からだいぶ成長したと考えましょう。
それにしても、この二人に挟まれて脅されたり諌められたりしたら、おっかねぇだろうなぁ。
日本の政治家の方々、ご苦労お察し申し上げます。
中国とうんと仲良くして、ますます二人をイライラさせてあげましょうね。
きっと余裕がないのよ、この二人も。
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