夢魔と人間との関係、主人公・夢路の存在意義、第一巻でサッパリ分からなかった夢喰いメリーの物語がこの巻で大体ながら把握できます。個人的には物語の重要な要素が第二話第三話とバラバラに存在していた印象があるのでもっと凝縮できたんじゃないかなぁとか思ってしまいました。でも第一話で乱暴な印象的を持っていたメリーが和解的な動きを見せるところで再評価させられました。
ただ、メリー独特の勧善懲悪ではなく儚い感じのするストーリーや心の不安を象徴するようなBGMは人を選ぶのと思うので映像媒体のみの評価は★★★です。