The Fallen
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2011/2/24
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
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| ¥2,592 | ¥2,552 |
CD, リミックス含む, インポート, 2011/4/5
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む |
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CD, CD, インポート, 2011/3/15
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
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曲目リスト
1 | Fra Verdenstreet |
2 | Jeg Faller |
3 | Valen |
4 | Vanvidd |
5 | Enhver Til Sitt |
6 | Budstikken |
7 | Til Hel Og Tilbake Igjen |
商品の説明
2011 release, the ninth album from the Norwegian Black Metal legend. Fallen follows the critically acclaimed 2010 release Belus which put Burzum straight back at the at the top of the chain as of one of the most innovative and creative Metal artists of our time. Fallen follows Belus in sound and structure, and can also be compared to the music on the groundbreaking Det Som Engang Var. Fallen is more dynamic and hard hitting then Belus and has an even bigger sound, but still carries the same trademark melodic lines throughout that makes Burzum sound so iconic and unique.
登録情報
- 製品サイズ : 14.4 x 13.89 x 0.71 cm; 70.02 g
- メーカー : Byelobog Productions
- EAN : 0803341338241
- 製造元リファレンス : unknown
- オリジナル盤発売日 : 2011
- レーベル : Byelobog Productions
- ASIN : B004IOKN4W
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
因みに2曲目のJeg fallerの『Jeg』はノルウェー語で『俺』『私』って意味さ。勉強になっただろ?
Amazonのレビューでノーマルパートが増えたり音質が変わったということを見ていたので、少し構えて聴いた。たしかに反復パートが減ったり展開のバリエーションが増えたりノーマルボイスが増えているが、許容できる範囲であった。音楽の本質は前作に勝るとも劣っていない。
このバンドは、インスピレーションの源泉が他のバンドとは違うところにある。
陳腐な喩えで申し訳ないが、他のバンドが「光」を目指しているとすると、このバンドは「闇」を目指しているのだ。
本来、創作活動というのは「光」を目指す方向が大多数であり一般的である。というのは、創作という行為の自然な動機は、「広がり」「開放」「進行」といったものにあるからだ。「闇」とは「不安」「疑念」「偏執」「無意味」といったものを意味し、それらが創作の目的となることは普通ない。「闇の創作」があり得るとすれば、通常の創作からみれば不自然で忌まわしいものに他ならない。
Burzumの音楽はまさに「闇」である。
われわれの一般的世界では「光」はよいものとされ、「闇」は排除したり眼をつぶる傾向があるが、しかし、現在の人類の肌に染み込んだ特性として「闇」への感受性があることを見逃してはならない。Burzumの「闇」と共鳴することは、自らに生じた「闇」を処理する方法の一つなのだ。これは仮想だが、Burzumを聴く者が居なくなった世界では、われわれはもはや今のような人類ではないだろう。
われわれは未熟であるから、すぐに「光と闇の争い」といった二項対立を思い浮かべ、どちらが優れたものであるか決着をつけようとしたがる。しかし、光と闇を競争可能な空間に置くことは、われわれの頭脳が観念的機能を用いて犯した重大な誤りだ。
光は闇をも光にする。
闇の中では光はない。
それぞれは独立した言明にしかならない。
だが、光と闇の先に共通してあるもの、それは「美」である。
基本的には、前作と同路線上。独特の不協和音を多用したノイズギターに、間断なく紡がれるトレモロ・リフ。カウントのヴォーカルも初期のようなヒステリックなわめき声ではなく、中音域の凄味のきいた叫び声。そして、クリーン・ヴォーカル分が大幅増量。時につぶやくように、時にハミングしながら、穏やかな声でメロディをなぞっている。
ブラックメタルのはずなのに、まるで春の昼下がりのような温かさすら感じてしまう。その分、邪悪さや攻撃性、冷ややかさといった要素は前作に譲るし、個人的にも前作の方が良かったと思うのだけれど…。
絶望や狂気といった強烈な感情ではなく、行く春を惜しむような寂しさや切なさを感じるアルバム。
やはり確実に何かが違う。
前作から、いや初期の作品含めすべてにおいて感じられるこの孤高感は
他のアーティストの作品からは決して味わえないと私は思う。
彼の感じる世界は我々常人が知覚しうる世界とは別の世界なのだろう。
事の是非とは別に彼が経験したある意味究極の感覚は一体どんなものなのだろうか。
同じように究極体験をしたチャールズマンソンですらこれほどの世界観を
描き出すことは不可能だった。
他からは絶対に得られないこの世界観を求めて私はこれからも死ぬまで
BURZUMを聴き続けるだろう。 The Fallen
もうヴァーグ自身、「人殺しのブラックメタラー創始者」
というだけで賞賛され、CDを買ってもらえる存在では
なくなったと思う。
シャバに出てきてから2作目になる本作は、前作からの自然な流れでできあがったような感じがする作品である。
音を聴いたら一発でわかるBURZUMサウンドではあるが、やはりムショ入り前の断末魔の叫びのようなボーカルは聴かれないし、狂気の旋律も少々陰を潜めている。
ただ過去の特徴は後退しているが、普通声も使うようになり、仮出所後のアルバムはメタルとしての音楽的なクオリティは相当上がっていると思う。
アートワークから見て取れるように、音の方もある種の芸術性すらも感じられる。
それでも初期からのファンとしての率直な感想は、長いムショ生活で少し丸くなったのかな〜って感じです。
初期BURZUMの亡霊がまだ憑依しているからそう感じるのかもしれません。
またそんな人間にとっては、時間と共に評価も変わっていく作品となるのかもしれません。
まず気になったのが今作、クリーン・ヴォイスのパート。
何度聴いても 『酔っ払いのおじさんが、ビール飲みながら鼻歌を歌っている』 ようにしか聴こえません。
これは、私的にはパスしたい部分。
Belusと対を成している?というタイトルを付けましたが、基本的な部分ではほとんど変わっていません。
但し曲想、録音などに於いては、かなり変化しています。
前作が高音部をイコライジングし、霧に包まれたような幻想的な響き・暗く沈鬱な雰囲気を前面に押し出していたのに対し、今作は、ギターの音が、やたらシャリシャリとして鋭角的であり、曲想も一部邪悪さを残しつつも、何故か暖かさを感じさせられてしまうような内容。
どちらのアルバムも楽曲のクォリティは高いですが、この差は決定的なような・・・・。
もしかしたらこの対比は、狭い部屋の中で見出した、自分の邪悪な部分と、人間的優しさの二面性を表しているんでしょうか?。
だとしたら私は、邪悪なBurzum の方が好き、と言う事に成りそうです。
これは、リアルタイムでのこのバンドの全盛期を知らない、比較的新しいブラックファンである私にとっては、大御所、という威光効果も関係なく、従って何の思い入れもない、純粋な音楽だけの評価になります。ビッグネームに敬意を表しての購入は、これが最後です。