お届け先を選択

シルビアのいる街で BD [Blu-ray]

3.2 5つ星のうち3.2 16個の評価

仕様
価格
新品 中古品
Blu-ray 通常版
¥14,245
フォーマット Blu-ray, 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ナターシャ・ブレイア, ターニア・ツィシー, ホセ・ルイス・ゲリン, ピラール・ロペス・デ・アジャラ, グザヴィエ・ラフィット, ルイス・ミニャーロ
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 25 分

CD・DVD・テレビゲーム・PCソフト お買い得ストア
タイムセール、キャンペーン、クーポン、在庫処分ワゴンセール、バーゲン品、廉価版など、お買い得商品がもりだくさん。 ⇒いますぐチェック

商品の説明

見つめていたい

6年前に出会った
美しい女の面影を求めて、
青年はその街をさまよった。
演劇学校の前にあるカフェ。店の奥に座り客を観察し、ノートにデッサンをしている彼。ノートの余白に“シルビアのいる街で”とフランス語で書く。カフェの喧騒、市電の通り過ぎる音、ジプシー音楽風の物悲しいメロディーをバイオリンで弾く女たち。彼はガラス越しに美しい女の姿を見つけハッとする。カフェを出て行く女。彼は慌てて彼女のあとを追った。中世風の美しい街並みで繰り広げられる追跡劇…。
名匠ビクトル・エリセ監督が“今のスペインでもっとも優れた映画作家”と断言し、2008年東京国際映画祭で旋風を巻き起こした本作が遂にBlu-rayで登場。6年前に愛しあった女性シルビアの面影を求めて想い出の地をさまよう画家志望の青年のオブセッションに満ちた恋物語。フランスの古都ストラスブールを舞台に、緻密な音響設計と光溢れる美しい画面の連鎖が、見るものをどことも知れぬ異空間へと誘ってくれる。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215056274
  • 監督 ‏ : ‎ ホセ・ルイス・ゲリン
  • メディア形式 ‏ : ‎ Blu-ray, 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 25 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/4/28
  • 出演 ‏ : ‎ グザヴィエ・ラフィット, ピラール・ロペス・デ・アジャラ, ターニア・ツィシー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • ASIN ‏ : ‎ B004IPQE8K
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 16個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.2つ
5つのうち3.2つ
16グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2015年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
随分前に購入したのを忘れていて、ソフト棚を整理していたら見開封パッケージ発見。到着して4年放置をやっと開封。個人的にはお気に入りですがこれは評価がわかれそうです。
内容はシンプルで、名前不明の男が過去に出会った女性の面影を求めて街を徘徊・タイトルになっている女性と思い込んで別人を追いかけるだけで台詞も殆どなし、かといってその女性に一途かどうかは不明(普通に別の女性をナンパもしていたりする。映像美で誤魔化されますが、これよく考えると凄い状況です。ここで某古書店の店主のように想像してみてくださいな感じで、イメージ・・・うん、私では成立しませんでした。これが許されるのは(だがイケメンに限る)というものですね。
冒頭のカフェでの彼の周囲の客を観察・スケッチしている視点(ナンパの相手探しかスケッチが習慣なのかも判らない)が長回しではいるのですが、ここで彼を自分の分身と感じ取れるのかで随分印象が変わる映画です。これができるだけ大画面で見れる環境ならこの映画の世界に入り込むのは容易でしょうが、50インチクラスでは少し見る人の集中力次第かと思われます。一度入り込めばその映像美・街の音は素晴しく、イケメンと同じ街にいるような錯覚に陥るのです。これはできるだけBlu-rayで見てほしいですね、理想は劇場か100インチ以上のシアターシステムになるのでしょうが、BD・・・・すこしお値段が高くなっているようです。同監督の他作品はいまはお安いのになぜかこの作品だけ高いですね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(注 ‘風景論’といっても70年代に語られた風景論とは関連しません)
本作のロケ地フランス・ストラスブールはドイツ国境近くにある古都だそうで、古い街並と近代的なトラム(路面電車)の調和が印象的。季節は夏らしく陽光と緑が溢れ開放的な雰囲気が楽しげだ。・・・映像は相当に美しいといえる。16ミリフィルムで撮影しブローアップしたというが驚くほどのクオリティ。映像だけでなく綿密に計算された音響もさりげなく素晴らしい。
・・・と、ここまでは初見時から思っていた・・・のだが、購入当時レビューを書く気になれなかった。なぜなら‘ツマラナカッタ’ からだ。しかし、このレビューでの★は5つ。最近見直して評価がひっくり返ったから。でも・・・順序としては ツマラナイ と感じた点から書き出そうと思う。

まず、ストーリーが殆どない。どれだけないか・・・ここで、思いっきり ネタバレ してみる。(本作の場合あまり問題はないと思えるが、知りたくない方はここで読むのを止めてください)。

⇒【粗筋】ストラスブールに滞在している青年。毎日カフェでスケッチしながらノンビリ過ごす。ある日、6年前に別れた(?)シルビアに似た女性を見かける。追ってみたが人違い。ガッカリ。で、次の日もまたノンビリ過ごす。【終わり】。

・・・85分の映画でストーリーがコレだけ。一応シルビアに似た女性を追うシークエンスがメイン・エピソードだと思うが正直なにもおきない に近い。しかも、そのシークエンスが始まるまで27分もかかっている。もちろんその間もなにもおきない。表面的には ‘殆どストーリーがない’ といって差し支えないと思う。

次に、人物に感情移入する手がかりが殆どない。会話は女性と二言三言だけ。モノローグもナレーションも説明字幕もない。青年が何を目的に滞在しているのか・・・いつから滞在しているのか・・・一切情報がない。青年の名前すらわからない。街の名前も言及されない (DVDジャケットにストラスブールと記載されているのでわかるが)。ドラマがほとんどないので性格的な面もわからない。5W1Hの殆どがわからない。普通、観客は映画が終わる頃ある程度の情報 (手がかり) を得ているものなのだが・・・手がかりも殆どない。

・・・ここまでくると、ある意味 ‘過激’ である。ところが、この ツマラナサ は、視点というか評価基準というか・・・そういったものを移動するだけで見事にひっくり返るのだ。
思うに ‘ツマラナイ点’ は ‘魅力的な点’ とコインの裏表のように近接しているのだ。いや・・・ひょっとすると同じかもしれない。
大事なのは ‘本作は普通の意味で登場人物に感情移入しつつストーリーを追う映画ではない’ ということを踏まえたうえでの ‘評価基準の移動’ だ。移動のキッカケは、私の場合‘風景味わうこと’ からはじめた。

知らない街にでの新鮮な風景・・・いや空気感。通常の観光地巡りとは次元の違うもう一つの訪問。ソコに住む人々や、生活や、空気や、光線や、風や、匂いに浸る愉しみ。そこに在る風景の中に身を置いて何もかもを含めた ‘その場所’ を体感する試み。
もちろん、その感覚を支える重要な構成要素としての音響設計も凄さも重ねて指摘しておきたい(ヘッドフォンのほうがより純度が増すと思う)。
特に、人間観察の奇妙な楽しさ。・・・それは、この作品における ‘ストーリーや手がかりのなさ’ を ‘可能性の広がり’ と読み替えるキッカケ。その先には、本作を ‘視線の冒険’ ・・・いや、聴覚なども含めた ‘五感の冒険’ と定義づけ、愉しむ感覚があった。このとき、(やっと)評価がひっくり返った。

本作が‘ツマラナカッタ’方に評価基準の移動を提案したい。この映画は ‘‘観る’ というより ‘浸る’ という感じで接するとまるで違う。未知の空気に五感を浸すことができれば・・・本作の心地良さとスリリングさ (←まさに!) を味わえるのではないだろうか。このとき ‘ツマラナイ’ と感じた点は長所に転じる。

といった訳で、この作品における ‘風景’ の扱い方・・・それは作品の本質の大きく関わる、これもまた作品のあり方のひとつなのだと感じないではいられない。
と、書きつつ・・・このレビューでは、まだ十分に分析できているわけではない。残念ながらまだまだ混乱している・・・。まあ、それでも一つだけハッキリ言えることがある。それはつまり・・・身も蓋もないが・・・なんというか
・・・ストラスブールに行きたい!
ということである!。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後にソフトについて簡単に記します。
画質・音質ともに上記のように非常に良好です。
映像特典は来日時の監督舞台挨拶(約9分)・インタビュー(約10分)・新潟・良寛をたずねて、というフィルム(約4分)と予告編、フォトギャラリーとなります。 封入特典のリーフレットも紀伊国屋らしく詳細で映像特典のインタビュー等とあわせて参考になります。
・・・ところで、ジャケットデザインは(恋愛映画のようにみえる)ブルーレイ版よりDVD版のほうが好きです。 この作品の本質に近い気もしますし・・・。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月30日に日本でレビュー済み
映画自体はすばらしいのですが、価格に納得行かない方がほとんどのはず。
 価格設定で評価をしていいものか迷うのですが、
販売元の紀伊国屋は☆0だと思います。
 東映にしてもここにしても何故こんなに値段が高いのでしょうか。
高い挙句に内容もたと比較して非常に貧弱です。
 特に東映には手を抜いているとさえ思える時があります。
(吹き替え未収録、画質等)
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月19日に日本でレビュー済み
すごく映像にこだわってる。綺麗な映像。陽射しが美しい。どこかの番組の街歩きみたいでストラスブールに憧れる。でもそれだけ。ストーリーは特に無い。物足りなさを感じざるを得ない。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月18日に日本でレビュー済み
フランスの古都ストラスブールを舞台に、1人の青年がかつて出会った女性の面影を求めて想い出の街をさまよう姿を、静謐かつ詩的な音響と映像で描いた斬新且つ野心的な異色作。

冒頭、昔年が宿でぼーとしてるシーンが長くて、画面がフリーズしてるかと思った。
そんなシーンが多い。 終盤までセリフも説明もないので、謎めいた展開が続く。

カフェで色んな女性の顔がずっと観てたり、スケッチしたりするシーンが続く。
まあ、フランス人女性たちの美しい事。 そしてキャミソール率が高い。

音が印象的な作品で、カフェのシーンでは2人でバイオリンを弾いてる女性たち
(ストリート・ミュージシャン?)の演奏がづっと続いていたり、街をあるくときは
そのざわめきが強調されていている。

ヨーロッバの街並みを紹介しるNHKの番組みたいに思えなくもない、かなり独特
な作品す。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【disc1枚】本編+特典映像:ゲリン監督来日時(2010.6.30〜)のインタビュー。予告編。フォトギャラリー。【封入】28ページの小冊子(作品解説など)。
 ときおり画面にチカチカする点が現れる。なんという現象か分からないが、全体が戸外の明るい映像が多いせいだろうか。ケチらないでBlu-rayを買えば良かったかなと思う。本作のように一風変わった映画はいつまで経っても多分安くならないだろうと思うから。

【感想】:追跡するシーンが好きで、自分も追いかけている気分になる。多分そういう願望が日頃あるのかな。
 ゆれるスカートの裾、ハイヒールの音。女性の仕草に憧れる。会って話しをしたら幻滅ってことになるだろうけど、登場する男の場合は声掛ける勇気があるだけでも少しまし。
 街並みは入念に計算され構築されている。低予算でもそうとう時間はかかっている。
 浮かび上がる男の現実味のない日々。可笑しくも自分もじつはそうなんですって、何回も繰り返して観たくなるような、いつも夢見心地な自分には有り難い映画です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート