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狼たちの処刑台 [DVD]

マイケル・ケイン (出演), エミリー・モーティマー (出演), ダニエル・バーバー (監督) 形式: DVD

4.3 20個の評価

DVD
￥3,380 より

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DVD

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通常版

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￥3,380

フォーマット	色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ	エミリー・モーティマー, ダニエル・バーバー, イアン・グレン, ゲイリー・ヤング, リーアム・カニンガム, デヴィッド・ブラッドリー, チャーリー・クリード=マイルズ, ベン・ドリュー, ジャック・オコンネル, マイケル・ケイン表示を増やす
言語	英語, 日本語
稼働時間	1 時間 43 分

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ルイス・クー
53
DVD
30個の商品：￥1,790から

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
梱包サイズ ‏ : ‎ 19 x 13.6 x 1.6 cm; 117.93 g
EAN ‏ : ‎ 4580189026122
監督 ‏ : ‎ ダニエル・バーバー
メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
時間 ‏ : ‎ 1 時間 43 分
発売日 ‏ : ‎ 2011/4/8
出演 ‏ : ‎ マイケル・ケイン, エミリー・モーティマー, チャーリー・クリード=マイルズ, ベン・ドリュー, リーアム・カニンガム
字幕: ‏ : ‎ 日本語
言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
販売元 ‏ : ‎ アメイジングD.C.
ASIN ‏ : ‎ B004JPHZ0A
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 129,998位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 10,176位外国のアクション映画

カスタマーレビュー:
4.3 20個の評価

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翔龍

とても綺麗な状態でした。

2020年6月25日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とても綺麗な状態でした。

2016年8月15日に日本でレビュー済み

登場人物やチンピラの喧騒シーンなどに誇張された演出が無く、現実的な退廃感がいい。
事件の担当刑事が真面目な女警部補なんだけど、ハリウッド的なキャラではなく保険の外交員みたいで警察としては実に頼りない。
容疑者の人権という美名の前に手も足も出ない警察権力を演じている。
主人公は団地の荒廃に目を背け、危うきに近づかないように静かに暮らす老人で、病院から奥さんの危篤の知らせに飛び起きて、土砂降りの中病院へと向かうが、近道である地下道がチンピラのたまり場であることから避けて遠回りを選んだために奥さんの臨終には間に合わない。
唯一の親友の助けを求める声にも動かず、警察に相談しろと突き放してしまったために親友は殺されてしまう。
老いて病を抱え弱気だった自分への怒り、頼りにならない警察への不満がピークに達したときに主人公が静かに変わる。
ハリウッド的なバイオレンスアクションヒーローではない。
銃はシグ、グロック9mmとS&W M36。なんでパッケージ写真ではデザートイーグルなんか持ってるんだ？w
こういうイメージで期待を膨らませるとがっかりするかもしれない。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

s.mizushima

悪魔どもめ　地獄へ落ちろ！

2020年12月12日に日本でレビュー済み

2009年　イギリス　クライム／アクション
原題「 HARRY BROWN 」

ＤＶＤしかないようですが
画質は良いです。
音声は英語ドルビーデジタル２ch
盤面も黒地にゴールドの文字がおしゃれ。

ハリー・ブラウン
娘も妻も亡くし独り身です。
元海兵隊で勲章を持っています。
「人を殺したことが？」と聞かれ
「今の私とは別人だ」過去を封印しています。

親友レンが地下道で近所の不良どもに暴行され死んでしまいます。

ハリーは再び銃を手にします…

巡査部長ヒコックも
「生きてる価値もないヤツ」
「殺されたほうが好都合だ」
と言う団地の不良たち。

ハリーは刃物で刺すのも銃で撃つのもためらいなどありません。拷問もします。非情の復讐。

妻キャスと娘レイチェル。母娘が並んだ墓。
ハリーも…？

マイケル・ケインは本作の時76歳。
2008年「グラン・トリノ」のイーストウッドは78歳の時でした。

親友レン役は「ハリポタ」ホグワーツの意地悪な管理人フィルチの俳優さんですね。
大麻工場の男は「ミッション…」シリーズでイーサンの敵となる俳優です。なかなか良い。

以下　ネタバレ　感想あります

パブのシドに「撃ってくれ」「頼む」
と言ったハリー。死にたかったのか？
妻も娘も親友もいなくなりました。
孤独です。
フランプトン警部補が娘のようになる？

役に立った

匿名

ご老体にムチ打ったM・ケインの演技は最高だがなぜか未公開の作品

2017年3月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

決してヒーローでもなく、ただの孤独な老人が
かつての海兵隊の血を甦らせ、復讐に転じるさまを
演じきったM・ケインの最高の演技の一つといえる。
とにかく、ご老体にムチ打ったM・ケインの演技は
最高でなぜ日本未公開かは大いに疑問に残った。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Kei308&Ken531

マイケル・ケインが渋い！・・・

2011年4月9日に日本でレビュー済み

ベテラン、マイケル・ケインが主役を張った２００９年のイギリス映画です。

最近では「ダークナイト」等の執事役で存在感のある脇役を披露していましたが、７０年代
からの古い映画ファンとしては「ミニミニ大作戦」や「アルフィー」（共にリメイクされました
ね）の頃の彼が記憶に残っています（あと「殺しのドレス」とかも）。

あの時はいつ観ても眠そうな目をしている俳優だなあ（失礼）という印象がありましたが、
彼も年齢を経て随分渋くなりました（勿論私はファンです）。

オープニングから彼の静かな演技で老齢の男の悲愁を漂わせ引き込まれます。

ハリー・ブラウン（ケイン）の住んでいる地域（団地？）がかなり治安の悪い所で、彼は
そのせいで病気の妻の死に目にも会えずチェス仲間の友人を殺されてしまいます。

そこで彼は捜査の成り行きを見守るのですが、結局友人を殺したゴロツキ（死語）共は正当
防衛で釈放されてしまい怒りを爆発させた彼（元海兵隊）は復讐を始めるのですが・・・。

タイトルに「狼〜」とあるように７０年代のチャールズ・ブロンソンの映画等でよくあった法で
裁けない悪に対する復讐劇なのですが、彼が老齢の為か病気を患っていて復讐の途中で
倒れ込んでしまったり意外な人物が敵と云々等（以下自粛）多少お話もヒネり（少しですが）
が加えられていて私は最後まで飽きずに鑑賞出来ました（原題はハリー・ブラウン）。

また敵役も取調べ等の描写で憎らしさを強調し、彼も元海兵隊とは言え超人的な強さを
発揮する事もなく復讐に励む？姿に好感が持てました（この手の映画では主人公が
復讐を始めるといきなり強くなったりして興醒めする事もしばしばありますので）。

脇役も彼に絡む女警部補のエミリー・モーティマー（「ラースとその彼女」）等よく見る面々
がおりますが、私は何気に中盤に出てくる彼に銃を売る麻薬密売人の強烈な？演技が
印象に残りました（ホントにちょっとヤバそうな雰囲気がGood！）。

特に目新しい所があるわけではありませんが、マイケル・ケインの渋い演技が光る（と言う
がそれが全てか）佳作ではありますのでこの手の作品が好きな方は手にとってもらっても
間違いは無いかと思います（バイオレンス描写も地味ながらしっかり作ってありました）。

しかし日本はこの手の作品の邦題に「狼たちの〜」とかつけるの好きだなあ（苦笑）。

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ヂル

爽快な復讐劇を期待するならカートから外せ、他を当たれ。

2019年9月3日に日本でレビュー済み

年老い、人生の終末は目前。
妻は病床にあり、唯一の楽しみは親友とのチェスの時間だけ。
公共団地で静かな余生をおくる退役軍人、それが主人公「ハリー・ブラウン」だ。

彼が暮らす団地はギャングのテリトリーであり、暴力と理不尽に支配されている。
住民達はなすすべもなく、ハリーも妻の見舞いへ行くのに彼らを避け遠回りで病院へ足を運んでいた。
しかし、もしギャングのたまり場になっている地下道が使えたなら、彼は妻の今わの際に間に合ったかもしれない。
そんな折、親友のレナードからギャングたちに嫌がらせを受けている旨を相談される。
警察は取り合ってくれず、おびえる親友は辱めを受け惨たらしく殺害されてしまう。
悲しみに暮れるハリーにさえギャングは暴力を差し向けてきたが、彼は理不尽へ立ち向かう決意をする…。

大まかな導入はこんな感じである。
過去軍事経験を積んだ老人の復讐劇、というと昨今はやりの最強おっさん（爺さん）クライムアクションを思い浮かべるだろう。
義憤をもって悪人を始末する完全無欠の必殺仕事人……などというものを期待するならこの映画はハズレである。
そんなものはこの映画にない。

身近に迫る暴力にもたらされた深い悲しみ、そこから沸き起こる怒りが彼の原動力だ。
ハリーは高齢のうえに持病があり、悪人をちぎっては投げ…などということはできない。
老体にムチ打ちながら、必死にギャングを仕留めていく。
動きは緩慢だし、仇敵を走って追いかけることすらままならず、爽快などという言葉とは対極にある主人公だ。
とっさに銃の照準を合わせられなかったり、銃やナイフにおびえる姿は非常に現実的で、彼が一般社会に暮らす「退役軍人で持病のある年金暮らしの老人」であることを描いている。
ハリー・ブラウンはスーパーヒーローではないのだ。

イギリス映画らしく、全体を通しての雰囲気はどこかシニカル。
自分達が捌く売り物の銃や、被弾の反動で放たれた仲間の銃弾で死ぬギャングの姿が、ある意味この映画の痛快なポイントだろう。
また、警察はギャングを法的に裁けないうえに、殺された老人の捜査よりも売人の一斉摘発に執心的、だがその無関心さが終盤のハリーの助けになったり…と、まったくアイロニカルである。

個人的に好きなポイントは、銃撃の重さである。
この映画で発砲する回数はそう多くないし、むやみにハチの巣にされたり、銃撃を食らって平気な顔をしていたりする登場人物はいない。
それが、「たとえ1発の銃弾でも、人を1人殺すだけのエネルギーがある」ことを語らせている。
日常世界における銃の脅威が不足なく描かれているため、銃が構えられた瞬間の緊張感はなんとも言えない。

正直言って娯楽として愉快痛快に楽しむ作品ではない。
この映画には派手な殺陣もにぎやかな銃撃もない。
下手をすれば、明確なカタルシスのない緩慢な展開にイライラする者もいるだろう。
だが、無能な警察に対する怒り・思い通りに動かない老いた体・汚く嫌悪するようなギャングの描写などは、ハリー自身が目の当たりにしているものだ。
全編を通して漂う寂寥感こそ、この映画最大の魅力だと私は思う。
結末に至っても、ある意味救われる部分もあるが、そこに至るまでに犠牲になった人や主人公が失ったものを考えると、素直にハッピーエンドと言えないものに仕上がっている。

ところで、ラストシーンで彼が通る道はどこへの近道だっただろうか？
平和を象徴しつつ、また彼の結末を暗示する場面とともにこの映画はフェードアウトしていく。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

響子

「罪が娯楽の時代」に立ち上がった老兵

2012年1月3日に日本でレビュー済み

元海兵隊の猛者で、一人暮らしの老人ハリー・ブラウン（Ｍ･ケイン「サイダーハウス・ルール」「ハンナとその姉妹」「アルフィー」）が主役。
子供と妻を亡くした孤独なハリーが住む団地は、不良青少年の溜まり場。
毎日のように見聞きする暴力や不法に、関わることを恐れ避けていたハリー。
ある日、友人が被害者になったことがきっかけで、社会的弱者のハリーが立ち上がる。
「罪が娯楽」という時代、警察組織なんてあてにならないのはどこの国でも同じらしい。
劇中、目を覆いたくなるような暴力シーンが多くて、胸がつぶされそうになった。
海兵隊で百戦錬磨の経験を積んだハリーが、悪行を繰り返す青少年達に、一人で向かう姿が渋い。
警察組織内でも正論を述べる女性警部補と上司との対立、女性に対する偏見や蔑視、確執を現実的に描いていた。
ハリーの復讐が始まるが、体に無理がたたるシーンは、リアリティがある。
クライマックスにかけて、警察機動隊の無力ぶりがなんとも情けなくて痛い。
名優・Ｍ･ケインの男っぷりを堪能できる映画だと思う。
原題は主役の名前「Harry　Brown」。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ターコイズ

ケン・ローチ監督とはまたひと味違う社会派映画

2020年9月5日に日本でレビュー済み

マイケル・ケインの抑えた演技もとても良いが、この映画のテーマは荒廃しつつあるイギリスの治安への憂いだと思う。
住み慣れた団地の地下道。普通なら、目的地への近道として誰もがごく日常的に利用できるべきものだ。
しかし、実際は素行の悪い若者の溜まり場になっており、家族が危篤の時にも通るのをためらう程の危なさ。
警察はも見廻りにも来ず、「どうせ、どうしようもないロウアークラス連中の地域」とほったらかし。
親達も悪い子どもを叱ろうともしない。（叱れるレベルではないが…。）
こうして、貧困や無知はズルズルと次世代に受け継がれて行く。
主人公の通い慣れたパブの店主さえ、悪に染まっている。
麻薬・銃・暴力。
「なんとかしないと、このままではだめだ！」
この声が人の形をとったのが、老紳士の姿をした主人公なのだ。
この映画の原題が『ハリー・ブラウン』であることがそれを表している。
邦題とは全く重みが違う。
この映画は単なる痛快娯楽映画ではない。
イギリス社会の暗い部分を悲しむ、重たい映画である。

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