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放浪息子 1 [DVD]
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商品の説明
大人気コミックス、待望のアニメ化!それぞれの悩みを抱える中学生の成長を美麗映像で描く青春物語。
【収録内容】
第1話 「おんなのこって なんでできてる?~Roses are red, violets are blue~」
女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしの。
小学校で出会い、お互いの秘密を知った二人は、共通の悩みを相談し合えるかけがえの無い存在になっていた。
そして、季節は春。中学校の入学式を迎え、着慣れない制服の感触に戸惑いながらも、新たな生活に期待と不安を募らせる二人だったが、
ツメエリを着て登校してきた女の子・更科千鶴の姿に目を奪われて――。
※2話収録
第1話 「おんなのこって、なんでできてる?~Roses are red, violets are blue~」
第2話 「きらい きらい 大きらい~Cry baby cry~」
【初回仕様限定版特典】
●原作者:志村貴子描き下ろしデジパック仕様
●三方背クリアケース
【初回仕様限定版・通常版 共通】
●2枚組み
⇒本編ディスク+オリジナルサウンドトラックCD Vol.1
●オーディオコメンタリー
※特典は告知なく変更になる場合がございます。
※初回限定版をご希望の場合、単品でのご注文をお願い致します。
他の商品とあわせてご注文されますと、それらの商品の発送可能時期によりましては、初回特典付をお取り置き
できない場合がございませので、ご了承ください。
≪Copy Right≫
(C)2011 Takako Shimura/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC./「放浪息子」製作委員会
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
姉は「傷つくかも知れないから、見ない方がいいよ」と言った。
僕は、FTMだから。(女→男)
もう手術も終わり、戸籍も名前も変えた。けど、柔らかに描かれるこの作品は
当人にはつらいかもしれない。達観して、エンターテイメントとして割り切ってみれば、
よく出来ているアニメだし、内容も大体そんな感じなのだ。
僕は男子に憧れているだけかも知れないと思って女子高に入ったけれど、無理で。
特注で校長先生の許可も取ってズボンとさらしを巻いて(男装)登校した。
けど結局好奇の目で見られるしで中退した。これはまだ良い方。
MTF(男→女)の人は声変わりはするし、髭は生えるしで作品にはないが大変。
そもそも顔立ちや体型で主人公ほど恵まれた生まれの人は少ないし、
それでもいじめられる。
当人から言わせてもらうと、「主人公みたいに背の高い女じゃないから手術しても女に見られる」とか、
「主人公みたいに女顔じゃないからどうしたって男に見られる」という「いいな〜漫画の中って」という
葛藤に暫しかられる。
割り切れる人は楽しいかもしれないけど、割り切れないなら見ない方がいいと思う。
アニメや原作の評価を見て、「自分ってエンターテイメントの存在なんだ・・・」と思ってしまったらアウト。
傷つく事になりかねないので☆3つに押さえておきます。
正直このお話を完全に理解しているとはいえないと自分でも思いますが、こういった立場からの1巻レビューになります。
まず冒頭。ピアノの旋律とともに黒い画面に浮かび上がる「制作 放浪息子製作委員会」の白文字。
映画を観ているかのような感覚を覚えました。
そこから紡ぎだされていく物語はけっして派手なものではありませんが、作り手さんたちの制作に対する真摯な気持ちが伝わってくる気がしました。
EDがまたよく合っていて、余韻がすばらしいです。
初見時は丁寧な世界観に心地よく酔ってしまいましたが、何度か見ていると「ああ、あのおねえさんは…」とか「1話の終わりはそういうことか」とか、「他人行儀なあいさつからスタートさせるのはうまいなあ」とかいろいろ気付くところがあり、繰り返し見て堪能しています。ある意味原作を知らない特権ですね(鈍感なだけともいえる)。
私にとってこの物語の現時点での印象は、性別というものに対してあいまいながらも意識しだす時期の、足元が落ち着かないような感覚や空気感を丁寧に切り取ったお話という感じです。話が進むとまた印象も変わるでしょうが。
独特の色味は単に綺麗というだけでなく、まさにそういった感じがよく出ている気がします。それを丁寧な演出と美しい音楽でさらに凝縮して形にしているというか。
あと主演の声優さんなんですが、実にこの物語に合っているように思いました。前述のふわふわ感を一番体現しているのは彼では。というか、前述した私の印象の半分くらいは彼からもらっているものなのかもしれません。
違ったやり方で表現することもできるのでしょうけど、この作品に関して言えば、このあり方は私にはいいなあと思えました。
派手なお話を好む方には物足りないかもしれません。
私としては実際繰り返し見ていますし、買ってよかったと満足してます。
余談ですが、コメンタリーに司会進行の方がいらっしゃったのにはちょっとびっくりしました。こんなところまで端正なんだな〜と思いました。
しかしながら、あおき監督とスタッフはそんなガラス細工のような題材を見事映像化してのけました
まずは全体に原作風の水彩画調になるよう全篇にエフェクトをかけています
カメラが切り替わる毎にエフェクト(彩色も?)をかけ直すこともあるそうなので、これは大変な手間です
次に特筆すべきはキャラクターに"静かな演技"をさせるカメラワークです
本編中キャラクターの台詞も大仰なアクションも本当に少ない!
しかし、画面を見ていると何故かキャラの機微とその場の空気が伝わって来るのです
第一話なら冒頭のモノローグ、屋上での会話、町の散策、自室での醜態、そして夜の邂逅etc
それら練りに練られたカメラワークは水彩画調の美麗な作画と相まって画面に異常な説得力を持たせます
第一話の放送時は余りの衝撃に一人TVの前で呆けてしまいました
「ああ、まだこんなものを作れる人がアニメ業界にいるのか」と思うと嬉しくて嬉しくて
できれば多くの人の目に触れて欲しい作品です
作画は丁寧で細部にはリアリティがある描写はあるのですが
設定や世界観自体にリアリティが全くありません。
同性愛者や女装癖にたいして世間や周囲の人間が感じる「きもちわるい」というネガティブな視点が一切排除されていて
登場人物の大多数が女装少年に惚れ惚れする描写は非常に二次元的。
それと「特殊性癖もちの美形の男女」が同じクラスに集まるのも不自然に感じました。
話自体は丁寧に作っているため余計に違和感を強めています。
同性愛をテーマにするのが好奇心を引くためだけの手段にしている感がありその点は明らかに不誠実であると思います。
ただ青春恋愛ものとしてはそれなりに丁寧に作られています。
と聞くと説教臭くなりがちですが、全くそんなことは無く、ワクワクするような伏線も無ければ萌えも無い。
しかし、大好き。このアニメ。 ゆっくりと流れるストーリー。
水彩画のようなやさしいタッチで描かれる背景・人物。
こういう静かなアニメって最近無いですよね?
静かさに感動したのは初めてです。
本当に良い作品。
魔法少女も良いですが、この作品はもっと話題になっても良いのでは?と思います。
内容は、女の子になりたい男の子&男の子になりたい女の子の物語です。見た目も可愛く女装好きの修一、彼とは逆に同性好きだけど容姿にコンプレックスを持つ誠、よりストレートに性自認の問題と対峙するよしの、修一に倒錯的な恋慕を抱くさおり、そして彼らを取り巻く家族や友人達……それぞれの心情の機微が丁寧に描き分けられていてどの登場人物も魅力的なので、自然と感情移入してしまいます。彼らを単なるファンタジーの見世物にしない、悲劇のヒロインに仕立て上げない、そんな作り手のキャラクターに対する思い入れを強く感じます。
特典のオーディオコメンタリーもなかなか良いです。他愛のない雑談やぐだぐだトークのヨイショ合戦なら別に聞きたくないやと思っている方も多いと思いますが、この作品のそれは進行役の方のつっこみポイントも的確だし、監督はじめスタッフの受け答えも丁寧で、技術的な試行錯誤の話など非常に興味深く拝聴しました。主役の畠山航輔さんが素で修一の雰囲気そのまんまだったり、瀬戸麻沙美さん(高槻よしの役)の名演について熱く語る第2話のコメンタリーもとても楽しめました。
声優陣の奮闘ぶりも特筆もので、特に主役の畠山さんの演技はこの作品の生命線と言っても過言ではないと思います。少年少女のキャラにリアル年齢の役者を起用するという方法論は高畑勲監督の「火垂るの墓」など前例はありますが、この作品においてはこのキャスト以外ありえないという感じです。他のベテラン勢もキャスティングの妙というか、特に原作よりヘタレ感アップした担任役の中井和哉氏が個人的にはとても好きです。さおりさんに氷のような目で蔑まれるところとか、萌えます。
それはともかく、かつて思春期という時期を経験した人、今現在経験中の人すべてにお薦めできる作品だと思います。
映像がキレイなのはもちろんですが、作品の持つ雰囲気が良くて、派手なシーンなどなくても引き込まれました。OP・EDも共に素晴らしいです。
主人公の二鳥君は女の子になりたくて、やはりそこが話のメインなのかなと、当然ながら思っていましたが最後まで観て違うと感じました。
この作品が本当に描きたかったのは、友達とか家族とか、誰の日常の中にもある、まわりの人たちとのつながりだと思います。
女装をすることを認めてくれて、優しくしてくれる人がいるということの有り難さ。
辛いこともあるけれど楽しいこともいっぱいあるということ、そういう日々の大切さを感じました。
最終話の二鳥君のすがすがしい表情が印象的です。
個人的にはこうした優しい作品がもっと多く生まれることを願っています。