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東京人 2011年 03月号 [雑誌] 雑誌
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
5グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月8日に日本でレビュー済み
『
セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説
』を追う形での出版は、偶然か意図したものか。
いずれにしても、古き良き一時代を築いたムーブメントが、当時の世代には感慨深く蘇るし、現代の世代には非常に新鮮に映ることだろう。
『 セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説 』は、完全に放送局の宣伝や自画自賛の視点で編成されていたが、本書は、定期刊行誌の特集記事との立ち位置もあってか、より客観的で冷静な視線で、それでも当時の熱く燃えるものを懐かしく思い起こさせてくれる構成としている。
巻頭、漫画『こち亀』の作者・秋本治氏とニッポン放送名物パーソナリティー・亀渕昭信氏の“カメカメ対談”が興味深い。秋本氏が深夜放送のヘビーリスナーということは存じ上げなかったのだけれど、受け手と送り手の息がピッタリ合った思い出語りはじつに素晴らしい。
さらに、当時から熱心なリスナーだったひとたちが数多く寄稿し、自分の青春時代を懐かしみつつ、深夜番組へ数々のオマージュを捧げている。
AMの民放局だけでなく、FMや、NHKの番組も守備範囲としており、若さに任せた熱い迸りだけでなく、大人の静謐な雰囲気も漂っている。
評者は、『 セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説 』で語られたアツさもよく理解できるが、年齢や音楽の好みのジャンルなどの関係で、FMの『ジェットストリーム』や、最近ではNHKの『ラジオ深夜便』などに好感してしまう(汗)。だから、というわけではないが、これらの番組も取り上げられている点に良心的なものを感じる。
この種の企画ものは、雑誌の特集の形ではどうしても迫力に欠け、保存性の面でも些か頼りない。どこかの放送局が、利害やプライドを抜きに、きっちりした姿勢で纏め上げてくれたら、資料・史料的価値も増し、文化や世相を後世に語り継ぐよすがとなっただろう。
と、いうことで、決してこの雑誌の貢献度を無碍にする意図ではなく、残念な思いを表現するため、敢えて★1個マイナスの評価とさせていただく。
いずれにしても、古き良き一時代を築いたムーブメントが、当時の世代には感慨深く蘇るし、現代の世代には非常に新鮮に映ることだろう。
『 セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説 』は、完全に放送局の宣伝や自画自賛の視点で編成されていたが、本書は、定期刊行誌の特集記事との立ち位置もあってか、より客観的で冷静な視線で、それでも当時の熱く燃えるものを懐かしく思い起こさせてくれる構成としている。
巻頭、漫画『こち亀』の作者・秋本治氏とニッポン放送名物パーソナリティー・亀渕昭信氏の“カメカメ対談”が興味深い。秋本氏が深夜放送のヘビーリスナーということは存じ上げなかったのだけれど、受け手と送り手の息がピッタリ合った思い出語りはじつに素晴らしい。
さらに、当時から熱心なリスナーだったひとたちが数多く寄稿し、自分の青春時代を懐かしみつつ、深夜番組へ数々のオマージュを捧げている。
AMの民放局だけでなく、FMや、NHKの番組も守備範囲としており、若さに任せた熱い迸りだけでなく、大人の静謐な雰囲気も漂っている。
評者は、『 セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説 』で語られたアツさもよく理解できるが、年齢や音楽の好みのジャンルなどの関係で、FMの『ジェットストリーム』や、最近ではNHKの『ラジオ深夜便』などに好感してしまう(汗)。だから、というわけではないが、これらの番組も取り上げられている点に良心的なものを感じる。
この種の企画ものは、雑誌の特集の形ではどうしても迫力に欠け、保存性の面でも些か頼りない。どこかの放送局が、利害やプライドを抜きに、きっちりした姿勢で纏め上げてくれたら、資料・史料的価値も増し、文化や世相を後世に語り継ぐよすがとなっただろう。
と、いうことで、決してこの雑誌の貢献度を無碍にする意図ではなく、残念な思いを表現するため、敢えて★1個マイナスの評価とさせていただく。